メニュー
相談件数
年間1,500件以上
工事
全国対応
取扱商品
10,000点以上
クレジット
ローン
銀行振込

リノステとは?

ご利用ガイド

お客様の口コミ

お役立ちコンテンツ

蓄電池について

0円リフォーム

無料電子ブック

その他

カテゴリーで選ぶ

蓄電池

太陽光発電

パワーコンディショナ

エコキュート

IHクッキングヒーター

外壁塗装

ポータブル電源

太陽光発電ってやめたほうがいい?設置のメリット・デメリットを徹底解説!
太陽光発電 メリット金額シミュレーション
ebook_banner_1200340_221018
solar_ebook_bnr_top
1200-340 (1)
ebook_banner_1200340_221018
previous arrow
next arrow

太陽光発電の発電量、目安と計算方法、増やす方法を解説

太陽光発電 2025年05月30日更新

「自宅の屋根に太陽光パネルを設置したら、どのくらいの電気を作れるのだろう?」太陽光発電の導入を検討する上で、発電量は最も気になるポイントの一つです。発電量によって電気代削減効果や売電収入が変わるため、事前に目安を知っておくことが重要です。この記事では、太陽光発電の発電量の目安、計算方法、発電量に影響を与える要因、そして発電量を最大限に引き出すためのポイントを解説します。

太陽光発電の発電量、どのくらいが目安?

太陽光発電システムを導入する上で、まず把握したいのが発電量の目安です。これを知ることで、導入による経済的なメリットを具体的に試算できます。ここでは、一般的な家庭用システムの発電量の目安と、その計算方法の基礎について説明します。

システム容量(kW)あたりの年間発電量の目安

発電量の目安を知る簡単な方法は、「システム容量1kWあたりの年間発電量」を見ることです。日本の平均的な条件下では、システム容量1kWあたり年間約1,000kWhの発電量が見込めると言われています。例えば、4kWのシステムなら年間約4,000kWhの発電が期待できます。これは一般的な家庭の年間電力消費量に近い値ですが、あくまで全国平均の目安です。実際には、お住まいの地域の日射量や設置条件(方角・角度など)で変動するため、より正確な数値は個別のシミュレーションで確認する必要があります。

発電量の計算方法(簡易版)

ご自身の状況に近い年間発電量を予測するための簡易計算式は以下の通りです。

年間予想発電量(kWh/年) = システム容量(kW) × 地域別の日射量係数 × 損失係数

  • システム容量(kW): 設置するパネルの合計出力。
  • 地域別の日射量係数: NEDOなどが公開している、お住まいの地域の日射量データ(例:東京は約1,200kWh/kW)。
  • 損失係数: パネルの汚れ、温度上昇、機器での電力ロスなどを考慮した係数。一般的に0.8~0.85程度で見積もります(15~20%のロス)。

この式を使えば、例えば東京で4.5kWのシステムを設置する場合、「4.5kW × 1,200kWh/kW × 0.85 = 4,590kWh/年」のように大まかな発電量を試算できます。ただし、これも概算である点は留意が必要です。

太陽光発電の発電量を左右する主な要因

太陽光発電の発電量は常に一定ではなく、様々な要因によって変動します。「1kWあたり年間1,000kWh」という目安も、設置場所の条件によって変わってきます。発電量に影響を与える主な要因を理解し、自宅の発電量を予測する際の参考にしましょう。

システム容量(kW)

最も基本的な要因は、設置するシステムの容量(kW)です。容量が大きいほど、一度に発電できる電気の量が多くなります。システム容量は、設置するパネルの枚数と1枚あたりの出力性能で決まります。屋根の面積が広いほど、より多くのパネルを載せられ、容量を大きくできます。ただし、家庭の電力使用量や予算に見合った最適な容量を選ぶことが重要です。過剰な容量は初期費用を増やすだけで、必ずしも経済的とは限りません。

日射量(天候・季節・地域)

太陽光発電は太陽光エネルギーを利用するため、日射量が発電量を直接的に左右します。晴れの日は発電量が多く、曇りや雨の日は少なくなります。季節によっても変動し、日照時間が長い夏は発電量が多く、短い冬は少なくなる傾向があります。また、地域によっても年間の日射量は異なり、一般的に太平洋側で多く、日本海側や北日本では少ない傾向があります。これらの変動を理解しておくことが大切です。

設置条件(方角・角度・周辺環境)

パネルを設置する屋根の方角や傾斜角度も発電量に影響します。日本では、真南向きに設置するのが最も効率が良いとされています。東向きや西向きでも発電は可能ですが、南向きに比べると発電量はやや低下します。北向きは推奨されません。パネルの傾斜角度も重要で、日本では30度前後が最適とされます。さらに、周辺の建物や樹木などによってパネルに影がかかると、その時間帯の発電量は大幅に低下します。設置前に影の影響を十分に確認することが重要です。

パネルの温度

太陽光パネルは、温度が高くなりすぎると発電効率が低下する特性があります。特に真夏の炎天下ではパネルが高温になり、思ったよりも発電量が伸びないことがあります。一般的に、パネル温度が基準(25℃)から1℃上昇するごとに効率が約0.4~0.5%低下すると言われます。パネル裏面の通気性を確保するなど、温度上昇を抑える設置方法も発電量維持には有効です。

経年劣化とメンテナンス状況

太陽光パネルは長期間の使用により、徐々に性能が低下します(経年劣化)。メーカーの出力保証期間内であっても、わずかずつ効率は低下します。また、パネル表面の汚れ(砂埃、鳥のフンなど)や、ケーブル、パワーコンディショナなどの不具合も発電量低下の原因となります。定期的な点検や清掃などのメンテナンスを行うことで、これらの影響を最小限に抑え、長期的に安定した発電量を維持することができます。

太陽光発電の発電量をシミュレーションする方法

自宅に太陽光発電を導入した場合、どのくらいの発電量が期待できるか、事前に把握することは重要です。発電量を予測するための主なシミュレーション方法を紹介します。

メーカーや販売店のシミュレーションツール

多くの太陽光パネルメーカーや販売店は、無料の発電量シミュレーションを提供しています。設置場所の住所、屋根の形状、検討中のシステム容量などを入力することで、比較的詳細な年間・月別の発電量予測値を知ることができます。地域の日射量データや損失係数を考慮して計算されるため、精度の高い予測が期待できます。複数の業者のシミュレーション結果を比較し、算出根拠を確認することが大切です。

J-PEC(太陽光発電普及拡大センター)の目安データ

過去に国の補助金事業を実施していたJ-PECなどのウェブサイトで、都道府県別の平均年間発電量の目安データが公開されている場合があります(※最新情報は資源エネルギー庁等で確認)。これらの公的なデータは、特定のメーカーに偏らない客観的な目安として参考にできます。メーカー等のシミュレーション結果が妥当な範囲かを確認する際にも役立ちます。ただし、あくまで平均値であり、個別の設置条件は反映されません。

自分で簡易計算する際の注意点

前述の簡易計算式でも目安は計算できますが、用いる日射量係数や損失係数の精度によって結果が変わります。信頼できる情報源のデータを使い、損失係数も標準値(0.8~0.85)を参考にしつつ、自宅の環境(影が多いなど)に応じて調整が必要な場合もあります。あくまで概算であり、誤差が生じる可能性を理解しておきましょう。より正確な予測には専門家によるシミュレーションが推奨されます。

太陽光発電の発電量を増やす・維持するためのポイント

せっかく導入する太陽光発電システム、その能力を最大限に引き出し、長期的に高いパフォーマンスを維持したいものです。設置時の工夫から設置後の管理まで、発電量を最大化するためのポイントをご紹介します。

最適なシステム設計と設置

発電量を最大化する基本は、自宅の条件に合わせた最適なシステム設計と質の高い設置工事です。屋根の方角・角度・面積・日照条件を正確に把握し、最も効率の良い場所に適切な容量・性能のパネルを設置することが重要です。南向きが理想ですが、他の向きでも工夫次第で効率を高められます。パワーコンディショナも変換効率の高いものを選びましょう。そして、これらの設計を確実に実現するには、経験豊富な施工業者選びが不可欠です。丁寧な工事は発電効率だけでなく、安全性にも繋がります。

定期的なメンテナンスと清掃

設置後も発電量を維持するには定期的なメンテナンスが欠かせません。パネル表面の汚れは発電効率を低下させる大きな要因です。基本的には雨で流れますが、汚れがひどい場合や発電量低下が見られる場合は、専門業者による清掃を検討しましょう。ご自身での清掃は危険が伴い、パネルを傷つける恐れもあるため推奨されません。また、4年に1回以上の定期点検で、ケーブルや架台、パワーコンディショナの状態を確認し、不具合を早期に発見・対処することが重要です。

発電量のモニタリングと異常の早期発見

日々の発電量をモニターで確認する習慣は、システムの健全性を保ち、発電量を維持する上で非常に有効です。天候と発電量の関係を把握し、「晴れているのに発電量が少ない」といった異常に早く気づくことができます。発電量のデータを記録・比較することで、不具合や性能低下の兆候を捉えやすくなります。異常を発見した場合は、速やかに施工業者やメーカーに連絡し、原因調査と対策を依頼しましょう。早期解決が発電ロスを最小限に抑えます。

まとめ

この記事では、太陽光発電の発電量について、目安、計算方法、影響要因、シミュレーション、そして発電量を維持・向上させるポイントを解説しました。

  • 発電量の目安はシステム容量1kWあたり年間約1,000kWh
  • 発電量はシステム容量、日射量、設置条件、パネル温度、メンテナンス状況に左右される。
  • メーカー等のシミュレーションでより正確な予測が可能。
  • 発電量維持には最適な設計・設置、定期メンテナンス、発電量モニタリングが鍵。

太陽光発電は、環境性と経済性を両立できるシステムです。発電量について正しく理解し、適切な運用を心がけることで、そのメリットを最大限に引き出しましょう。

太陽光発電の発電量に関するQ&A

太陽光発電の発電量に関して、よくある質問とその回答をまとめました。

Q1. 曇りや雨の日でも発電しますか?

回答:はい、わずかですが発電します。太陽光パネルは散乱光でも発電できるためです。ただし、発電量は快晴時に比べ大幅に少なく、曇りで10~30%、雨で5~20%程度が目安です。年間の総発電量で評価することが重要で、曇りや雨の日を含めても、日本の気候なら十分な発電量が見込めます。

Q2. 冬は発電量が減るのですか?

回答:はい、一般的に冬は発電量が少なくなる傾向があります。日照時間が短く、太陽高度が低くなるためです。ただし、気温が低い方がパネルの発電効率は高くなるため、冬の晴れた日には意外と発電することもあります。年間では、春から夏に発電量が多く、秋から冬に少なくなるのが一般的です。

Q3. 我が家の屋根は真南向きではないのですが、発電量はかなり減りますか?

回答:真南向きが最適ですが、他の向きでも設置可能です。真東・真西向きでも南向きの約80~85%程度の発電量は期待できます。南東・南西向きなら更に多くなります。北向き以外なら検討価値は十分にあります。正確な発電量は設置条件によるため、専門業者にシミュレーションを依頼しましょう。

Q4. 発電量が思ったより少ない気がします。何を確認すれば良いですか?

回答:まずモニターでエラー等がないか確認し、天候を確認します。晴天時に少ない場合は、パネルの汚れ、影の影響、パワーコンディショナの状況、専用ブレーカーが落ちていないかなどをチェックします(安全な範囲で)。原因が分からない場合や、ご自身での確認が難しい場合は、施工業者やメーカーに点検を依頼してください。

Q5. 蓄電池を導入すると、使える電気の量は増えますか?

回答:蓄電池自体は発電しないため、太陽光発電の総発電量が増えるわけではありません。しかし、蓄電池は太陽光で作った電気を有効活用するのに役立ちます。 日中に余った電気を貯めておき、夜間や発電量の少ない時に使うことで、電力会社から買う電気を減らせます(自家消費率向上)。結果的に電気代削減効果が高まり、停電時にも電気が使えるなど、太陽光発電のメリットがさらに向上します。

 

この記事の監修者

中田 萌

『お客様に寄り添うこと』をモットーに日々の業務に取り組んでおります。
太陽光発電の活用方法や蓄電池の導入などのご相談は年間2000件以上頂いており、真摯に問題解決に取り組んできました。
光熱費削減に関するお悩み等ございましたら、お気軽にご相談下さい。

光熱費削減コンサルタント

中田 萌
蓄電池やリフォームに関する
ご相談やお見積もりは
完全無料です!
電話ですぐにご相談!
無料
通話
受付時間:9:00-18:00(祝日除く)
WEBからお気軽にご相談!