給湯器の修理・交換費用の相場は?確認方法やおすすめ修理業者も紹介

毎日使うであろうお湯が急に出なくなったら慌てますよね。お湯を作り出す給湯器は、それだけ私たちの暮らしに欠かせないものなのです。
とはいえ、給湯器にも寿命があります。だからこそ、調子が悪くなって修理や交換を検討することもあるでしょう。
そこで今回の記事では、給湯器の修理や交換の相場を紹介するのはもちろん、給湯器の修理や交換に関する基礎的な部分を徹底解説します。
おすすめの修理業者も紹介するので、いざという時のためにご一読ください。
給湯器からエコキュートへの買い替えも検討されている方は、ぜひ『リノベステーション』にお問い合わせください!販売価格情報や口コミ、おすすめランキングなど、独自の視点から商品をチェックできます。
目次
給湯器の修理の相場はいくら?交換になった場合の相場も紹介!
給湯器の寿命は10〜15年だと言われています。だからこそ、7〜8年目あたりから給湯器の不具合が出てくる可能性も少なくはありません。
では、給湯器の修理と交換費用の相場はいくらくらいなのでしょうか。詳しく解説します。
給湯器の修理の相場
給湯器の修理価格は、以下の通り修理する箇所によって相場が異なります。
修理箇所 | 修理価格の相場 |
電装系(配線など) | 5,000~50,000円 |
燃焼系(バーナーなど) | 10,000~35,000円 |
水量制御系(水量センサーなど) | 8,000~35,000円 |
安全装置系(過熱防止装置など) | 5,000~60,000円 |
具体的な修理金額については、修理業者を呼んで初めてわかる部分になるでしょう。
給湯器が交換になった場合の相場
給湯器が交換になった場合は10〜30万円がかかります。
修理する場合に比べて割高ですが、給湯器が寿命に近づいているのであれば、思い切って交換を視野に入れましょう。
何度も細々と修理を繰り返すより、思い切って交換に転じたほうが総合的に安上りになる可能性が高いからです。
給湯器の不具合!交換ではなく修理で直せる可能性が高いのは?
給湯器に不具合が見つかったら「修理で直せるのか、交換しなければならないのか」と、ドキドキしますよね。
そこでここからは、修理で直せる可能性が高い不具合について見ていきましょう。
①給湯器を使い始めてから10年未満
給湯器を使い始めて10年未満で発生する不具合の場合、修理で直せる可能性が高いです。
給湯器を使い始めて比較的日が浅いので、給湯器本体が故障している可能性が低いからです。
部品の一部が不具合を起こしている可能性が高いので、どの部分が不具合を起こしているのか専門業者などに調べてもらう必要があります。
②異変を感じてすぐに業者を手配した場合
異変を感じてすぐに業者を手配した場合も修理で直せる可能性が高いです。
仮に何らかの不具合があったとしても、本格的な故障の前に修理ができるからです。
異変を感じたらまず給湯器の使用を中止し、早急に業者に連絡しましょう。
給湯器が修理では直らない!交換になるのはどんな場合?
一方、修理では直らない深刻な不具合の場合は給湯器の交換が必要になります。
ここからは、修理ではなく交換になる場合の例を紹介します。
①給湯器を使い始めて10年以上が経過している
給湯器を使い始めて10年以上が経過しているのであれば、給湯器を修理ではなく交換するのがおすすめです。
仮に修理で済む場合でも、またすぐに別の個所に不具合が生じる可能性が高いからです。
いわゆる「だましだまし使っていく」ことにメリットはありません。
不具合が生じて初めて慌てるのではなく、10年以上経過しているのなら「いつ故障してもおかしくない状況」という現実を頭に入れましょう。
また、10年以上も前の給湯器の部品が製造されていない可能性もあります。部品の製造が終了している場合は、仮に不具合が最小限であっても部品の修理交換はできません。
選択肢は、給湯器本体の交換の一択です。
②お湯に関するトラブルが発生している場合
お湯に関するトラブルがある場合も給湯器の交換が必要です。
- 今までと比べてお湯になるのに時間がかかる
- お湯の温度が安定しない
などを体感できる場合は、給湯器の寿命が近づいている証拠かもしれません。
蛇口をひねって最初に水が出るのは正常ですが、お湯になるスピードが遅い場合は給湯器の交換を検討する時期が来たと思うようにしましょう。
③給湯器から異音が出る
給湯器から異音が出る場合も交換での対策が必要です。
とはいえ、給湯器の稼働中は稼働音が出ます。「ウーン」「ジュージュー」という音であれば正常な稼働音なので、心配はありません。
しかし、普段とは違う稼働音が見られたら寿命が近づいているサイン。すぐに業者を手配し、給湯器の状態を見てもらいましょう。
給湯器に不具合が!修理業者を呼ぶべきか否かをチェックする方法は?
給湯器に不具合が見られても、修理業者を呼ぶべき不具合なのか否かによって対応が変わります。
そこでここからは、修理業者を呼ぶべきか否かのチェックポイントを5つ紹介します。ぜひ参考にしてみてください。
お湯が出ない場所を確認する
給湯器に不具合が見つかったら、まずはお湯が出ない場所を確認しましょう。
お湯が出ない場所 | 不具合を来たしている場所 |
お風呂場のみ | 給湯器本体 お湯張り用のリモコン |
お風呂場・キッチン・洗面台などすべて | ガスが来ていない可能性 |
お湯を使うすべての場所でお湯が出ない場合、ガスコンロでガスが使えるか確かめましょう。
ガスコンロにも点火しない場合、ガスが何らかの原因で来ていない可能性が考えられます。
給湯器の説明書を読み、具体的な解決策を探しましょう。解決策がわからない場合はガス会社に連絡してください。
お湯の温度が一定にならない原因を探る
お湯の温度が一定にならない原因を探るのも必要です。
初歩的なものとして、以下の事項を確かめましょう。
- ガスの元栓が開いているかを確認する(大地震の後には安全のために自動的にガスの元栓が閉まることがある)
- お湯の設定温度が低くなっていないかを確認する
- 電源プラグが奥まで差さっているかを確認する
- ブレーカーが落ちていないかを確認する
これら簡単に確認できるものをチェックしてください。それでもなお症状が続く場合は、修理業者に連絡しましょう。
水が出るか確認する
水が出るか確認するのも大切です。
水が出るのにお湯が出ない場合は給湯器の故障が考えられますが、水もお湯も出ない場合は他の要因が考えられるからです。
たとえば
- 断水している
- 止水栓が閉まっている
- 強烈な寒波で配管が凍結している
などという症状が確認できれば、その原因を解決することで水やお湯が使えるようになるでしょう。
給湯器にエラーコードが表示されているか確認する
給湯器のエラーコード表示も確認したい部分です。
エラーコードに関しては、各メーカーそれぞれ公式ホームページや取り扱い説明書で詳しく説明しています。
いざという時に慌てないためにも、大まかな内容を把握しておけると安心でしょう。
水道料金の異常すぎる値上がりがないか確認する
水道料金の異常すぎる値上がりがないかを確認するのも大切です。
水道料金が大幅に値上がりしている場合、給湯器から水漏れが発生している可能性があります。
水漏れの有無を目視で確認できるのであれば、早急に修理業者に連絡しましょう。
普段から水道料金の支払額を把握しておくことで、給湯器の異常に瞬時に気づけるかもしれません。
給湯器の修理業者はどこがおすすめ?メリットとデメリットを紹介!
給湯器の修理が必要になった場合、どの業者に頼むのがベストなのでしょうか。
記事の最後に、給湯器の代表的な修理業者それぞれのメリットとデメリットを詳しく解説します。
どの業者にも一長一短あるので、家庭に合う業者との契約をおすすめします。
給湯器の修理の専門業者
給湯器の不具合が見られたら、修理の専門業者に任せるのがおすすめです。
理由は、給湯器に関する高いスキルを持っているから。歴史ある修理業者ならイレギュラーな対応スキルもあるので、給湯器のどのような不具合にも対応してくれる期待が持てるでしょう。
主にネットで営業をかけている業者であれば、24時間365日の相談受け付けを行っている場合もあります。
アフターサービスの充実度も高いので、満足のいく修理を行ってもらえる可能性が高いです。
ただ、給湯器の修理の専門業者は実店舗・ネット専門含めて数あまた。納得のいく業者を探し出すのが非常に難しいというデメリットがあります。
リフォーム会社
リフォーム会社にも給湯器の修理をお願いできます。
給湯器の修理・交換と同時にリフォームを行いたい場合、配管工事などの手間を最小限にできるのでコストカットが実現可能です。
ただ、あくまでリフォーム会社なので、給湯器の不具合に対する知識が乏しい可能性もあります。さらに、修理ではなく交換を推し進められる可能性もゼロではありません。
ガス会社
ガス給湯器の不具合なので、ガス会社に修理を依頼する人も多いでしょう。
ガスに関するスペシャリストが集まっているので、給湯器の修理をお願いするのも安心です。
ただ、他の業者に比べて修理や交換費用が割高というデメリットがあります。ネットの修理業者と比べると10万円ほどの差が生まれる可能性もあるため注意しましょう。
給湯器メーカー
給湯器メーカーに修理の依頼をするのもおすすめです。
お使いの給湯器を1から10まで完璧に知り尽くしているのは給湯器メーカーなので、修理を依頼しても安心できるでしょう。
ただ、複数の窓口を経由しなければならないので、対応が遅いデメリットがあります。
また、修理では解決せず交換になった場合、次に購入する給湯器が同一メーカーに絞られるデメリットもあるでしょう。
給湯器の修理は専門業者にお願いするのが◎不具合が見られたら相談しよう!
今回の記事では、給湯器に不具合が生じた場合の修理・交換事情を見てきました。
色々と見てきましたが、給湯器に不具合が生じた場合は専門業者に修理の依頼をするのが良いでしょう。
もしこれを機に、給湯器からエコキュートへの買い替えを検討されている方は、ぜひ『リノベステーション』にお問い合わせください!販売価格情報や口コミ、おすすめランキングなど、独自の視点から商品をチェックできます。
この記事の監修者

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