三菱電機のエコキュート!使える入浴剤や使用時の注意点は?

三菱電機のエコキュートは、業界シェア率の不動のトップを誇っています。だからこそ、三菱電機のエコキュートの購入を前向きに検討している家庭は多いでしょう。
そこで今回の記事では、三菱電機のエコキュートで入浴剤は使えるのか、使える入浴剤の一覧と入浴剤の使用が制限される理由、推奨されている入浴剤を使う際の注意点をそれぞれ紹介します。
目次
三菱電機のエコキュートで入浴剤は使える?性能の種類も紹介!
まずは、三菱電機のエコキュートの種類と、入浴剤が使えるエコキュートの種類をそれぞれ紹介します。
三菱電機のエコキュートの性能の種類
三菱電機のエコキュートは、性能別に以下の3種類が販売されています。
性能の種類 | できること |
給湯専用 | 給湯のみ |
セミオート | 給湯 お湯張り |
フルオート | 給湯 お湯張り 追い炊き |
使い勝手が良いのはフルオートタイプですが、他のタイプに比べて初期費用は割高になります。
お湯張りを自動で行ってくれるだけで問題ない家庭は「セミオートタイプ」を、給湯のみできれば満足という家庭は「給湯専用タイプ」を購入できると良いでしょう。
三菱電機のエコキュートで入浴剤が使える種類は?
三菱電機のエコキュートで入浴剤が制限なく使える種類は、給湯専用タイプとセミオートタイプの2種類です。両者は蛇口をひねってお湯を出すシンプルな仕組みのため、入浴剤の使用に制限はありません。
一方、フルオートタイプのエコキュートは、追い炊き時に浴槽のお湯を循環させる機能があるため、入浴剤の使用が制限されています。
ただ、入浴剤が完全に使えないというわけではありません。あくまでも「制限」になるので、メーカーが推奨している入浴剤であれば問題なく使用できます。
三菱電機のエコキュートで入浴剤を使いたい!使える種類は?
快適なバスタイムを実現するため、日常的に入浴剤を使っている家庭も多いでしょう。
そこでここからは、フルオートタイプでも使える入浴剤を徹底紹介すると共に、絶対に使ってはならない入浴剤も紹介します。
【2025最新】フルオートタイプでも使える入浴剤一覧
三菱電機のフルオートタイプのエコキュートでも使える入浴剤は、2025年現在、以下の通りです。
メーカー名 | 使える入浴剤の商品名 |
花王(株) | バブ |
(株)バスクリン | バスクリン きき湯 |
アース製薬(株) | 温包 |
(株)バンダイ | 薬用あわ入浴剤ボトルタイプアンパンマン |
ハウス オブ ローゼ | アロマルセットボディウォッシュ&バブルバスの「あわ入浴剤」 |
ただ、これら入浴剤が全機種に対応しているわけではありません。それぞれに対応機種があるため、エコキュート購入時は気になるエコキュートが普段お使いの入浴剤に対応している機種なのかを調べることが大切です。
また、これらの使用が許可されている入浴剤の中でも「にごりタイプ」「シリカパウダー含有タイプ」の使用は制限されています。入浴剤選びには細心の注意を払いましょう。
フルオートタイプで絶対に使ってはいけない入浴剤
フルオートタイプで絶対に使ってはいけない入浴剤もあります。最低でも紹介する4種類の入浴剤は使用NGです。注意しましょう。
①乳白色系のにごり湯タイプの入浴剤
乳白色系のにごり湯タイプの入浴剤は、フルオートタイプで絶対に使ってはなりません。
にごりの元となる炭酸カルシウムという石灰などに含まれている成分は、たびたび使っていると配管に石灰成分が溜まる恐れがあるからです。
配管の詰まりを引き起こさないためにも、乳白色系のにごり湯タイプの入浴剤は使わないようにしましょう。
②温泉成分を含む入浴剤
温泉成分を含む入浴剤も使ってはなりません。
硫黄などの温泉に含まれる成分が、サビや配管の腐食の原因となるからです。フルオートタイプのエコキュートではバスソルトの使用もNGです。注意しましょう。
③固形物を含む入浴剤
固形物を含む入浴剤も配管の詰まりを引き起こす恐れがあります。
菖蒲やゆずなどの固形物を含む入浴剤が多く出回っていますが、フルオートタイプのエコキュートでは絶対に使わないでください。
④発泡タイプの入浴剤
発泡タイプの入浴剤の使用も絶対にNGです。入浴剤から出た泡が、エコキュートのポンプに入る可能性があるからです。
泡風呂を楽しみたいのであれば、マイクロバブルが出る高性能なエコキュートの購入をおすすめします。
三菱電機では「ホットあわー」機能が搭載されているPシリーズのエコキュートで、マイクロバブルに包まれた入浴を楽しむことが可能です。
Pシリーズは三菱電機のエコキュートの中でも最高位クラスになりますが、日々の入浴タイムの充実を求めるのなら、外せない機能といえるでしょう。
三菱電機のエコキュートは種類によって入浴剤が制限される!理由は?
ここまで、エコキュートの中で最も高性能なフルオートタイプで入浴剤の使用が制限されることをお話してきました。
では、なぜフルオートタイプで入浴剤を自由に選ぶことができないのでしょうか。具体的に解説します。
フルオートタイプで入浴剤の使用が制限される理由
フルオートタイプで入浴剤の使用が制限される理由は、配管の腐食やサビが発生するからです。
フルオートタイプのエコキュートは追い炊き機能があるため、浴槽内のお湯を循環できます。
このとき、入浴剤の成分が配管やポンプの中に入るのですが、入浴剤には配管を腐食させる恐れのある成分も含まれているのです。そのため、フルオートタイプのエコキュートでは使える入浴剤が決められているのです。
フルオートタイプ以外で入浴剤の使用が制限されない理由
フルオートタイプ以外の「給湯専用」「セミオート」タイプは、使う入浴剤を自由に選ぶことができます。
これら2種類のエコキュートで入浴剤の使用に制限がない理由は、蛇口をひねって出るのはお湯や水だけだからです。浴槽のお湯が循環するわけではないので、配管に入浴剤の成分が流れることはなく、好きな入浴剤を使うことができます。
三菱電機のフルオートタイプのエコキュート!入浴剤を使う際の注意点は?
三菱電機のフルオートタイプのエコキュートでは、入浴剤の使用に制限があります。
では、入浴剤の使用について具体的な注意点は何があるのでしょうか。詳しく解説します。
注意点①自動配管洗浄機能をONにする
注意点の1つ目として、自動配管洗浄機能をONにすることが求められます。
浴槽の栓を抜くと同時に自動で配管の洗浄ができます。入浴剤の成分などが長い期間、配管内に沈殿することを防ぐことが可能です。
ただ、毎日のように入浴剤を使用する家庭では、自動配管洗浄機能だけでは対処しきれない場合もあります。この場合は、自動配管洗浄機能に加え、手動での配管洗浄を行いましょう。
注意点②入浴の最後には掃除をする
入浴の最後に掃除をすることも求められます。
排水した後に浴槽を手洗いするのはもちろん、浴槽フィルターの掃除も行いましょう。浴槽内には、入浴剤の成分だけではなく、浴槽に浸かった人の皮脂が浮いています。
それらが配管内に蓄積されると配管の詰まりが起こるためです。常に綺麗なお湯で入浴タイムを楽しみたいのであれば、入浴の最後の掃除を徹底してください。
日ごろから浴槽フィルターを掃除できていれば、シャワーで洗い流すだけで構いません。掃除をさぼっている場合は、洗剤でしっかり洗いましょう。
注意点③2つ以上の入浴剤を混ぜて使用しない
入浴剤成分が過剰になることから、2つ以上の入浴剤を混ぜて使用しないのも守りましょう。
2つ以上の入浴剤を混ぜると、エコキュートの配管に悪影響を及ぼすのはもちろん、お肌や体にも悪い影響を及ぼしかねません。
注意点④入浴後は浴室リモコンを拭き上げる
入浴後は浴室リモコンの拭き上げも行ってください。時間が経つと、入浴剤の成分がなかなか落ちず、色が移ることがあるからです。
エコキュートを寿命までしっかり使うため、必要最低限の注意点は守りたいですね。
三菱電機のエコキュートは入浴剤が使える!制限をしっかり守ろう!
今回の記事では、三菱電機のエコキュートについて紹介しました。
三菱電機のエコキュートには、入浴剤を自由に選べるタイプ、推奨の入浴剤から選ばなくてはならないタイプの2種類があります。エコキュートの寿命を全うするためにも、使う入浴剤はしっかり守りましょう。
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この記事の監修者

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