エコキュートで安いものと高いものがある理由は?初期費用を安くする方法も!

エコキュートは販売価格がピンキリで、安いものと高いものが売られています。世の中には「安かろう悪かろう」という言葉がありますが、それはエコキュートにも当てはまるのでしょうか。気になるところですね。
そこで今回の記事では、エコキュートで安いものと高いものがある理由はもちろん、エコキュートの販売価格が安い業者、エコキュートの初期費用を抑える方法をそれぞれ解説します。とにかく安いエコキュートを購入したい方は必見です。
目次
エコキュートは安いものと高いものの差が激しい!価格帯が変わる理由は?
エコキュートの販売価格がピンキリだからこそ、安いものと高いものの差は何なのかが気になることでしょう。まずは、エコキュートの販売価格が大きく変わる主な理由を解説します。
理由①給湯タイプが違うから
エコキュートに安いものと高いものがある理由は、給湯タイプが異なるからです。
エコキュートには3種類の給湯タイプが存在しています。
1つ目は「給湯専用タイプ」で、その名の通り手動での給湯しかできません。蛇口をひねって給湯を開始し、蛇口をひねって給湯を終了させます。
2つ目は「セミオートタイプ」です。ボタン1つで自動給湯ができるため、給湯専用タイプに比べて使い勝手は格段に上がります。
3つ目は「フルオートタイプ」です。ボタン1つでの自動給湯はもちろん、保温機能や追い炊き機能、配管の自動洗浄機能などが搭載されています。使い勝手が良い分、販売価格は割高です。
ファミリー層では、最低でもセミオートタイプの購入が望ましいといえるでしょう。
理由②貯湯タンクの容量が違うから
貯湯タンクの容量でも販売価格に差が生まれます。
エコキュートでは、夜間の割安電力を利用して給湯し、それを貯湯タンクに保存します。世帯人数やお湯の使用量に合わせて大中小と様々な貯湯タンクがありますが、基本的には容量が小さいほど販売価格は安く、容量が大きくなるほど販売価格は割高です。
理由③便利機能の有無が違うから
便利機能の有無でも販売価格に差が生まれます。
便利機能とは、微細な泡で快適なバスタイムを実現できたり、配管を自動で掃除してくれたりするもの。当然のごとく、便利機能が備わっているものほど販売価格は高く、そうでないものは安くなります。
理由④特殊な地域に対応しているか否かが違うから
特殊な地域に対応しているか否かの違いでも、販売価格は安くなったり高くなったりします。
一般的に、標準仕様のエコキュートで販売価格が安い傾向にあり、塩害地域や寒冷地域に対応しているエコキュートで販売価格が高い傾向です。
一般的な住宅街にお住まいの場合は標準仕様のエコキュートで問題ありません。しかし、特殊な地域にお住まいの場合は、地域に合ったエコキュートの購入が望ましいとされています。特殊地域にお住まいにも関わらず標準仕様のエコキュートを購入すると、エコキュートの故障リスクが上がるだけではなく、保証の対象外となる可能性が高まるからです。
理由⑤省エネ性能が違うから
省エネ性能の違いでも販売価格は異なります。
これはエコキュートに限定されるものではありませんが、一般的に省エネ性能の高い機種は販売価格が高く、省エネ性能の低い機種は販売価格が安くなります。
エコキュート購入時は販売価格の「安い」「高い」だけを判断するのではなく、得られる節約効果も考慮できると良いでしょう。
エコキュートの販売価格が安い業者は?購入先の主な候補一覧も!
エコキュートは性能によって販売価格が上下します。では、エコキュートの購入先で「安い」「高い」といった違いはあるのでしょうか。詳しく解説します。
エコキュートの交換専門店は安い可能性が高い
エコキュートの販売価格が比較的安いのは、交換専門店といわれています。
交換専門店が安いといわれる理由は、メーカーからの大量仕入れが可能だからです。交換専門店は主にインターネット上で営業していることが多いので、気になる業者を探してみると良いでしょう。
他にもあるエコキュートの主な購入先は?
エコキュートは交換専門店の他にも、家電量販店やリフォーム店、ホームセンターや工務店などでも購入できます。これらは実際に店舗がある場合が多いため、店舗に行って自分の目で商品を確かめ、不明点を担当者に直接聞けるのがメリットといえるでしょう。
ただ、これら販売店はエコキュート以外の商品も多数取り扱っているため、エコキュートの在庫に限りがあります。納期までに時間を要する場合もあるので注意しましょう。
安いエコキュートが欲しい!初期費用を極限まで抑える方法は?
できることなら、エコキュートを安く手にしたいと願うことでしょう。そこで最後に、エコキュートの初期費用を抑える方法を紹介します。ぜひ参考にしてみてください。
①複数の業者から見積もりをもらう
エコキュートの初期費用に対して「安い」と感じるようにするため、複数の業者から見積もりをもらうことが大切です。
複数の業者から見積もりをもらえば、気になるエコキュートのおおよその相場がわかります。「他社の見積もりよりも1円でも安くする」とうたっている業者があれば、最安値でエコキュートが手に入るかもしれません。
②補助金制度を上手く利用する
補助金制度を上手く活用するのも忘れてはなりません。
エコキュートは省エネ給湯器なので、国や自治体が補助金制度を実施しています。
国の補助金制度である「給湯省エネ2025事業」を利用すれば、1台につき6万円(省エネ性能によって最大13万円)の補助を受けることが可能です。補助金制度を利用するためには、補助金制度に登録している業者との契約が必要です。個人での申請はできないので注意しましょう。
自治体の補助金制度は、実施の有無が自治体によって異なります。実施している場合は、国の補助金制度との併用が可能です。よりお得にエコキュートを導入できるチャンスなので、見逃さないようにしてください。
③便利機能の希望を少なくする
便利機能の希望を少なくするのも、エコキュートの購入価格を安くする方法です。
便利機能が多数備わっていれば、それだけ快適な生活を望めるでしょう。しかし、便利機能を使いこなせなければ意味はありません。
必要最低限の機能だけを搭載したエコキュートを選ぶことで、初期費用を抑えることができます。ただ、求める機能を必要以上に排除しないよう、欲しい機能は家族で相談できると良いかもしれません。
④家庭に合うエコキュートを購入する
家庭に合うエコキュートの購入が大切です。
貯湯タンクの容量はもちろん、給湯タイプもしっかり選びましょう。
貯湯タンクに関しては、推奨される容量よりも小さいものを購入すると、ランニングコストが増える可能性があります。日中の割高電力を利用した給湯が求められるからです。
家庭に合うエコキュートが何だか具体的に知りたい場合は、ぜひ弊社「リノベステーション」までお気軽にご相談ください。
安いエコキュートを購入したい!しっかり事前に調べることが大切!
今回の記事では、エコキュートにある「安い」「高い」の違いを紹介しました。
家庭によって選ぶ機種が違うので一概に「安かろう悪かろう」とはいえませんが、安いものほど機能が劣るのは否めません。ただ、高いからといって良いとも限らないので、家庭に合うエコキュートを見つけられるよう、エコキュートに対する知識を付けることが大切だといえるでしょう。
この記事の監修者

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