エコキュートが欲しい場合の賢い選び方は?購入先の選び方も徹底解説します!

エコキュートの需要が高まっていますが、選び方の基準は何があるのでしょうか。今回の記事では、エコキュートの選び方はもちろん、エコキュートの購入先の賢い選び方についても詳しく解説します。これからエコキュートの導入を検討している方は必見です。
目次
エコキュートはどう選ぶ?賢い選び方のポイントを徹底解説します!
まずは、家庭に合うエコキュートはどうやって選ぶのが良いのか、エコキュートの賢い選び方について具体的に6つのポイントを解説します。
エコキュートの選び方①給湯タイプを選ぶ
エコキュートの選び方のポイントとして、給湯タイプを選ぶことが求められます。
エコキュートにおける給湯タイプは、以下の3種類があります。
- 給湯専用タイプ:手動での給湯が可能
- セミオートタイプ:自動での給湯が可能
- フルオートタイプ:自動での給湯/追い炊き/保温/配管の自動洗浄などが可能
給湯専用タイプは性能が低いので、販売価格は割安です。一方フルオートタイプは高性能なため、販売価格は割高な傾向にあります。
一概にはいえないものの、使い勝手の良さからファミリー層ではフルオートタイプの購入がおすすめです。
エコキュートの選び方②貯湯タンクの容量を選ぶ
エコキュートに欠かせない貯湯タンク選びも重要です。
貯湯タンクのサイズ感はメーカーによって異なりますが、以下のサイズ感を目安に購入する貯湯タンクの容量を選ぶと良いでしょう。
- 2~3人世帯:300L
- 3~4人世帯:370L
- 4~5人世帯:460L
- 5~6人世帯:560L
こちらも当然、一概にはいえません。
具体的にどれくらいの容量の貯湯タンクが良いのかについては、水道料金の検針票などを用いて確認しましょう。
エコキュートの選び方③地域に対応するかを確認する
地域に対応するかを確認するのも、選び方で欠かせないポイントです。
エコキュートには、標準地仕様・塩害地仕様・寒冷地仕様の3種類のタイプがあります。住宅街にお住まいの場合、基本的には標準地仕様のエコキュートで問題ありません。しかし、極端に海に近い場合は塩害地仕様のものを、冬場に0℃近くなる場合は寒冷地仕様のエコキュートの購入が望ましいです。
仮にこのような特殊な地域で標準地仕様のエコキュートを購入した場合、エコキュートが壊れやすくなるのはもちろん、保証の対象外となる恐れがあります。
エコキュートの選び方④水圧の強さを確認する
エコキュート購入時には、水圧の強さを確認することも大切です。
エコキュートは基本的に、ガス給湯器よりも水圧が弱いといわれています。貯湯タンクに貯湯する関係上、貯湯タンクが破裂しないように減圧したものを貯湯する必要があるからです。場合によっては、ガス給湯器の半分程度の水圧になることもあり、生活に不便を強いられることがあるかもしれません。
ただ、昨今ではエコキュートの水圧問題を解決した製品も多く販売されるようになりました。ガス給湯器と比べると水圧はやや劣りますが、少しでも強い水圧を望むのなら高水圧の製品を購入できると良いでしょう。
エコキュートの選び方⑤貯湯タンクのサイズ感を選ぶ
貯湯タンクのサイズ感を選ぶのも大切です。
エコキュートは、ヒートポンプユニットと貯湯タンクの2つの設備を設置する必要があります。ヒートポンプユニットはエアコンの室外機ほどの大きさのため、設置場所に対する問題点は特にありません。しかし、貯湯タンクは1日分のお湯を溜める設備なので、重量はもちろん大きさもそれなりにあります。
近隣住宅と密接しているような地域では、貯湯タンクの設置が困難なケースもあるでしょう。
そういった場合は、コンパクトタイプのエコキュートを選べると良いでしょう。ただ、コンパクトタイプの展開はメーカーごとに異なるため気を付けてください。
エコキュートの選び方⑥求める+αの機能を決める
エコキュートの選び方として、求める+αの機能を決めることも大切です。
機種によっては、給湯のみならず快適なバスタイムの実現を叶えてくれるエコキュート。マイクロバブル泡で湯冷め知らずの入浴タイムを実現できたり、配管の自動洗浄で常に清潔なお湯でバスタイムを楽しめたりします。
求める機能を家族で出し合い、選ぶエコキュートを絞っていけると良いでしょう。
選び方には要注意!エコキュートの購入先の選び方の主なポイントは?
エコキュートは10〜15年の寿命があるので、長期的に安心できる業者との契約が必要です。そこでここからは、エコキュートの購入先の選び方のポイントを詳しく解説します。
購入先の選び方①補助金制度に登録している業者であるか
エコキュート購入先の選び方として、補助金制度に登録している業者であるかどうかを見極める必要があります。
エコキュートは省エネ給湯器なので、国や自治体が補助金制度を実施しています。
国の補助金制度に関しては、申請を出せるのはエコキュートを購入する個人ではなく、エコキュートを取り扱っている業者です。つまり、エコキュートの補助金制度を利用したいのであれば、補助金制度に登録している業者との契約が必須になるのです。
エコキュートの購入検討時には、気になる業者に補助金制度を利用したい旨を伝えましょう。
ちなみに、自治体の補助金制度は自治体ごとに内容が異なります。具体的な部分はお住まいの自治体の公式HPなどをご確認ください。国の補助金制度との併用も可能です。
購入先の選び方②エコキュートの欠点も伝えてくれるか
エコキュートの購入先の賢い選び方として、エコキュートの欠点も伝えてくれることが挙げられます。
エコキュートの導入件数が増加傾向にあることから、場合によっては「エコキュートを導入すると家計がプラスになる!」と思っている方もいるでしょう。しかし、当然ながらすべての方にプラスに働く設備ではないため、エコキュートのメリットだけを伝えてくる販売店は注意したいところ…。
エコキュートにある欠点をしっかり伝え、顧客側に考える時間を与えられる業者こそ、信頼できる業者といえるでしょう。
購入先の選び方③家庭に合うエコキュートを探してくれるか
家庭に合うプランを提示してくれるか否かについても、しっかり検討したいところです。
エコキュートは一般的に、電気代が半額以下になる・貯湯タンクのおかげで災害時に非常用水を使える・オール電化と相性が良いなど様々なメリットが伝えられています。しかし、家庭によってはエコキュートのメリットを最大限感じることは難しい場合もあるでしょう。
家庭の現状でエコキュートを導入した場合どれくらいのメリットを見出せるのか、親身になって相談に乗ってくれる担当者がいる業者であれば安心できるでしょう。
ちなみに、弊社でもお客さまの家庭に合わせたエコキュートのご提案をさせていただいております。エコキュートの購入をお考えの方はぜひ弊社までお気軽にお問合せください。
購入先の選び方④エコキュートの販売・工事実績がしっかりあるか
購入先の選び方として、エコキュートの販売や工事実績がしっかりあるのかについても見極めたいところです。
エコキュートは10〜15年ほど使っていく設備。だからこそ、エコキュートの購入契約を結ぶ販売店はしっかりした業者でなくてはなりません。
公式HPや口コミなどで、販売実績はもちろん工事実績を予め確認できると良いでしょう。
購入先の選び方⑤見積もりの具体的な内容を教えてくれるか
見積もりの具体的な内容を教えてくれるか否かも、エコキュートの購入先の選び方のひとつです。
エコキュートの見積もりは、深堀りすると意外と読み込むのが難しいもの。しかも、給湯器の買い替えはそこまで頻繁に行うものではないので、給湯器自体の相場や工事費用の相場に疎い消費者は多いです。
見積もり書を作成してもらったら、不明点はしっかり聞きましょう。消費者の疑問をしっかり解決してくれる業者であれば安心です。
エコキュートは本体&購入先の選び方が肝!後悔しない選択を!
今回の記事では、エコキュート本体と購入先の選び方を紹介しました。
各メーカーで特徴のあるエコキュートが販売されているため、実際に使ってみないと良し悪しがわからない部分があるかもしれません。「購入先の選び方」の部分で紹介したような業者と契約をし、家庭に合うエコキュートを選んでください。
この記事の監修者

『お客様に寄り添うこと』をモットーに日々の業務に取り組んでおります。
太陽光発電の活用方法や蓄電池の導入などのご相談は年間2000件以上頂いており、真摯に問題解決に取り組んできました。
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