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エコキュートの温度設定は季節によって変更を!温度設定を守る理由は?

エコキュート 2025年07月10日更新

エコキュートを上手に使うためには、給湯や貯湯の温度設定をしっかりする必要があります。では、具体的に何度前後に設定すれば良いのでしょうか。

今回の記事では、エコキュートの温度設定について詳しく解説するのはもちろん、エコキュートやガス給湯器で適温が蛇口から出てくる仕組みについても解説します。

 

エコキュートの温度設定を知りたい!適温が蛇口から出てくる仕組みは?

まずは、設定した温度で蛇口からお湯が出てくる仕組みについて見ていきましょう。

 

【エコキュート】熱湯と水を混ぜ合わせて適温のお湯を作る

エコキュートは基本的に夜間電力を利用して給湯し、給湯したお湯は貯湯タンクに溜められます。そして、貯湯タンクに溜められているお湯と水道水を混ぜ合わせることで、蛇口から適温のお湯を出します。

貯湯タンクに溜められるお湯は65〜90度前後の熱湯なので、そのままは使えません。だからこそ水道水と混ぜ合わせる必要があるのです。

また、基本的には貯湯タンクに溜められた湯量の中で1日を過ごす必要があるため、お湯の使用量には気を付けなければなりません。

 

【ガス給湯器】水道水をガスの力で温めてお湯を作る

ガス給湯器では、水道水を瞬時に沸騰させてお湯を作ります。

給湯温度を40度に設定しているのであれば、水道水を瞬時に40度までガスの力で沸かすのです。だからこそ、エコキュートのように温度設定について特に決まりはありません。好きな温度のお湯を好きな量使えるところが魅力といえるでしょう。

 

エコキュートでの給湯の温度設定は50〜60度がおすすめ!主な理由は?

エコキュートでは、給湯の温度設定は50〜60度がおすすめといわれています。そのままでは熱すぎるような気がしますが、実際には大丈夫なので安心してください。

ここからは、エコキュートで給湯温度を50〜60度に設定すると良い理由を詳しく紹介します。

 

理由①水道水の使用量を最小限にできるから

エコキュートの温度設定にある程度の決まりがあるのは、水道水の使用量を最小限にできるからです。

エコキュートを使って蛇口からお湯を出す仕組みは、先ほど紹介した通り。熱湯と水道水を混ぜ合わせるので、温度設定があまりにも低すぎる場合は、水道水の使用量が多くなります。つまりは、水道料金が高騰する恐れがあるということです。

水道水の使用量を最小限にするためには、温度設定を50~60度にできると良いでしょう。

 

理由②水道の水圧を上手に利用できるから 

水道の水圧を上手に利用できるのも、温度設定を50〜60度にすると良い理由のひとつです。

エコキュートは貯湯タンクを使用するため、貯湯タンクが圧力に耐えられるよう、減圧したものが貯湯されます。その結果、ガス給湯器よりも水圧は弱く、水圧の弱さに不便を感じる人もいるほどです。

ただ、温度設定を50〜60度にすれば水道水の使用量もそれなりにあるので、水圧を引っ張ることができます。快適なシャワータイムを実現できるのはもちろん、シャワータイムを短縮できて節約にもなるでしょう。

 

理由③光熱費を節約できる期待が持てるから

光熱費を節約できる期待が持てるのも、温度設定を高くする理由のひとつです。

エコキュートでは基本的に、貯湯タンクを屋外に設置します。つまりは、蛇口に到達するまでに冷たい配管を通らなくてはならず、お湯が冷めてしまう恐れがあるのです。

温度設定を50〜60度にすれば配管が温まるスピードが早くなり、配管からの放熱ロスを最小限にできます。結果として光熱費の節約が期待できるでしょう。

 

理由④シャワーの温度を各個人で調整しやすいから

シャワーを使う際のお湯の温度は、通常40度前後でしょう。だからこそ、温度設定が50〜60度というのは、ぱっと見「熱い部類」に入りますよね。

しかし、温度設定の範囲内であれば、シャワーの温度を各個人で調整できる利点があります。シャワーの温度が低いと調整は難しいですが、温度が高い分には40度にしたり43度にしたりできるからです。

 

エコキュートの温度設定を低くするのは逆効果!考えられる懸念点は?

エコキュートでは、給湯温度の設定を低くするのは推奨されていません。具体的にどのような懸念点があるのでしょうか。詳しく解説します。

 

懸念点①光熱費の請求額が高まる恐れがある

エコキュートの温度設定を低くすると、光熱費の請求額が高まる恐れがあります。

蛇口から出るお湯が冷たいので、シャワーの使用量が増える可能性があるからです。

また、適温にならないので貯湯タンクのお湯を使う頻度が上がり、お湯切れが発生するリスクも高まります。日中にお湯切れが発生すると割高電力での給湯を余儀なくされるため、請求される電気代が高騰する恐れがあるでしょう。

 

懸念点②殺菌が繁殖する恐れがある

温度設定を45度前後にした場合ですが、配管内に殺菌が繁殖する恐れがあります。

具体的には「レジオネラ菌」という、感染すると健康被害に繋がるようなとても危険な殺菌が繁殖する恐れがあるのです。とても怖いですよね。

この菌は20〜45度前後のぬるま湯で繁殖するといわれているため、温度設定をあまりにも低くするのは危険なのです。

 

懸念点③設備の故障を招く恐れがある

設備の故障を招く恐れもあります。具体的には「サーモスタット混合弁」が故障するリスクが急増するということです。

ほとんどのメーカーでは、温度設定について「50〜60度での使用を推奨」と説明書に明記されています。エコキュートを寿命まで全うするためにも、たかが温度設定とは考えず、しっかり規約を守りましょう。

 

エコキュートの温度設定は季節で変えよう!夏と冬のベストな温度設定は?

エコキュートの温度設定は、季節ごとに変えたほうが良いといわれています。そこでここからは、夏場と冬場の温度設定について解説します。

 

【夏】ベストな温度設定は50度前後!

夏場は50度前後に温度設定しましょう。比較的低い温度設定で良い理由は、外気温が高いので配管からの放熱ロスを少なくできるからです。また、そこまで熱いお湯を必要とはしないと思われるからです。

 

【冬】ベストな温度設定は60度前後!

寒い冬場は、放熱ロスを見越して60度前後の高い設定にしましょう。シャワーの使い勝手が上がる他、節電効果も期待できます。夏場の設定から1度ずつ上げていき、最適な温度設定を見つけられると良いでしょう。

 

【余談】エコキュートの沸き上げの温度設定は常に高めに!

ちなみに、エコキュートの沸き上げ時の温度設定は高めにしましょう。

貯湯タンク内のお湯の温度は65〜90度前後がベストだといわれており、沸き上げの温度設定が低すぎると以下のようなマイナスを痛感することになるかもしれません。

 

  • 湯切れのリスクが高まる
  • 「高温たし湯」「追い炊き」が使えなくなる
  • 温かいお湯を使えなくなる

 

具体的に何度に温度設定するのがベストなのかは、家庭によって異なります。

エコキュートによっては、過去2週間前後のお湯の使われ方を自動的に学習し、家庭に合う温度で必要とするお湯の量を自動的に給湯してくれるものもあります。この機能を使えれば、自動的に節約を望めるでしょう。

これからエコキュートを購入する場合は、沸き上げを自動的に行ってくれるモードが搭載されている機種の購入をおすすめします。

 

エコキュートの温度設定はきちんと守ろう!節約効果も期待できる!

今回の記事では、エコキュートにおける温度設定について解説しました。

なかなか奥が深いエコキュート。だからこそ、説明書に記載されている使い方をしっかり守りたいところです。

エコキュートの貯湯タンクにおける温度設定を逐一気にしたくない方は、沸き上げを自動的に行ってくれる機種の購入を検討してみましょう。

 

この記事の監修者

中田 萌

『お客様に寄り添うこと』をモットーに日々の業務に取り組んでおります。
太陽光発電の活用方法や蓄電池の導入などのご相談は年間2000件以上頂いており、真摯に問題解決に取り組んできました。
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中田 萌
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