パナソニックのエコキュートに表示される主なエラーコードは?業者へ連絡するタイミングも紹介!

パナソニックのエコキュートは需要が高いため、既に導入済みの家庭も多いかと思います。同じように、導入を前向きに検討している家庭も多いでしょう。
そこで今回の記事では、いざという時に慌てないため、パナソニックのエコキュートで表示されるエラーコードについて解説すると共に、エラーコードの消し方や消えない場合の対処法についても解説します。
目次
パナソニックのエコキュートを所有している方必見!エラーコードとは?
まずは、エコキュートにおけるエラーコードとは何なのかについて解説します。
エコキュートのエラーコードとは?
エコキュートのエラーコードとは、リモコンに表示されるエコキュートの異常を知らせるコードのことです。エラーコードはいつ表示されるかがわかりません。エコキュートの異変に瞬時に対応できるよう、常にリモコンの確認は怠らないようにしましょう。
ぱっと見でわかるエラーコードの頭文字の特徴
パナソニックのエコキュートでは、エラーコードの頭文字によってエコキュートのどこに異常が発生しているのかをぱっと見で判断できます。
- 頭文字がU…ユーザー側で対応できる可能性の高いエラー
- 頭文字がH…販売店/メーカーなどの対応が必要なエラー
- 頭文字がF…販売店/メーカーなどの対応が必要なエラー
頭文字がUのエラーコードが出ていたら、ユーザー側で対応できるちょっとしたエラーである可能性が高いです。取り扱い説明書を見て、対応できる部分は対応してみましょう。
対応したにも関わらずエラーコードが消えない場合は、対応が間違っているかエラーの部分が深刻であった可能性があります。業者に連絡を入れて対応してもらう必要があるでしょう。
【頭文字がU】パナソニックのエコキュートの主なエラーコード一覧
ここからは、頭文字がU(ユーザー側で対応できる可能性の高いエラー)の主なエラーコードを紹介します。
エラーコード | エラーの内容 |
U22 | 断水・配管の凍結 |
U51 | 浴槽の栓の閉め忘れ |
U53 | 浴槽が満水になっている |
U54 | 浴槽に残水があってお湯張りができない |
U55 | 3日間、浴槽にお湯を張りっぱなし |
U61 | 貯湯タンクのお湯切れ |
見てわかる通り、浴槽の栓を閉じたり、お湯張り時に浴槽の中を確認したり、貯湯タンクの残量を確認することで防げるエラーコードです。
この中では特に「U61:貯湯タンクのお湯切れ」には要注意。外気温やエコキュートの性能にもよりますが、再びお湯を使えるようになるまで最低でも30分〜1時間前後を要するからです。
【頭文字がH】パナソニックのエコキュートの主なエラーコード一覧
頭文字がHで始まるエラーコードは、数が非常に多いです。したがって、特にお知らせしておきたいエラーコードをピックアップしてまとめました。より詳細を確認したい場合は、取り扱い説明書や公式HPをご確認ください。
エラーコード | エラーの内容 |
H25 | ふろフロースイッチの不具合 |
H29 | 酸素運転循環の異常 |
H40 | 暖房熱交ポンプが回転し続けている・回転しない |
H49 | 追い炊きポンプが回転し続けている・回転しない |
H66 | 酸素ファンが動いていない |
H70 | 基盤の通信に異常がある |
H76 | リモコンの通信エラー |
H78 | ふろポンプが回転し続けている・回転しない |
H82 | 停電復帰後の時計データが正しくない |
H83 | 水位窓の設定ができない |
H90 | ヒートポンプユニットと貯湯タンク間の通信が不通 |
H91 | 貯湯タンクの温度が高すぎる |
先ほど見た頭文字がUのエラーコードに比べて、エラーの内容が複雑であることがわかります。販売店/メーカーなどの対応が必要なエラーなので、Hから始まるエラーコードが出たら早急に業者に対応を仰ぎましょう。
【頭文字がF】パナソニックのエコキュートの主なエラーコード一覧
最後に、頭文字がFのエラーコードです。こちらも、販売店/メーカーなどの対応が必要なエラーなので、リモコンの表示はしっかり確認できると良いでしょう。
エラーコード | エラーの内容 |
F11 | ピークカットの異常 |
F12 | 圧力スイッチの異常 |
F15 | ファンのロック部分の異常 |
F17 | 水漏れを検知 |
F19 | 出湯の温度が異常に上昇 |
F20 | 吐出管温度が異常に上昇 |
F41 | PFCの内部もしくはサーミスターの異常 |
F47 | 漏水センサーの断熱を検知 |
F67 | 沸き上げポンプの異常 |
F70 | 位置検出センサーの異常 |
どれも難しそうな内容ばかりですね。
エラーコードが出て時間が経つと、エコキュートの故障にもつながります。早急な対応を心がけましょう。
パナソニックエコキュート!エラーコードが出たら早急に対応しよう!
エコキュートは恐らく毎日使うものなので、エラーコードが出たら慌ててしまうでしょう。だからこそ、頭文字の特徴だけでも良いので覚えておき、自分で対応できるエラーか業者への依頼が必要なエラーなのかは把握しておくと安心です。
最後に、エラーコードの消し方やどういう時に業者に連絡すべきなのかを紹介します。
エラーコードの消し方はボタン1つで簡単!
エラーコードがリモコンに表示された場合、頭文字がUのものならご自身での復旧が可能です。エラーが表示されている案件について対応した後、リモコンの「決定ボタン」または「確定ボタン」を押しましょう。
エラーへの対応が正常に確認されれば、この時点でエラーコードは消えます。
エラーコードが消えない場合は業者に連絡を入れよう!
エラーへの対応をしたにも関わらずエラーコードが消えない場合は、エラーへの対応が不十分もしくはエラーの内容が深刻になっている可能性があります。対応方法がわからない場合は業者へ連絡を入れましょう。
もちろん、販売店やメーカーなどの対応が必要な「頭文字H」と「頭文字F」の場合も業者に連絡します。
パナソニックのエコキュートのエラーコードはわかりやすい!表示を定期的に確認しよう!
見てきた通り、パナソニックのエコキュートにおけるエラーコードは非常にわかりやすい表記となっています。
頭文字だけでも良いので、Uであれば自分で対応できるかもしれない、HとFは基本的には業者へ連絡する案件、と頭に入れておくと、いざという時に安心です。
この記事の監修者

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