テスラ蓄電池は価格に注目!仕組みや特徴を解説します!
「最近ニュースで蓄電池がおすすめって聞くけど、どうしてだろうか。」
「車で有名なテスラからも蓄電池が出たことを聞いたことがある。」
このような考えを持っていて、蓄電池に興味を抱いている方はいませんか。
現在蓄電池は、太陽光発電とともに大変注目されています。
蓄電池と聞くと、「電気を溜められる」といったイメージを持っていると思います。
中でも、テスラの蓄電池はさまざまな観点で優れています。
ここまで注目されるのには理由があるので、今回は、テスラの蓄電池を中心に、なぜ蓄電池が必要か、テスラ蓄電池の特徴は何か、見ていきましょう。
目次
テスラの蓄電池と売電価格の関係、知っていますか?
「テスラの蓄電池は安い!」
この言葉を聞いたことがある方もいらっしゃるでしょう。
しかし、同時に「安くても、どうして必要なの?」と疑問を抱えている方もいらっしゃると思います。
そこでまずは、蓄電池がなぜ今必要なのか確認していきます。
卒FIT後での売電は損
まず1つ目の理由は、卒FIT後に売電をしても損をするからです。
太陽光発電を取り入れている方はご存知と思いますが、FIT終了後は、売電単価が4,5分の1程度にまで下がります。
実際に、2009年頃に太陽光を取り入れた人は、売電単価が48円から7〜10円程度にまで下がります。
仮に8円で電気を売ったとしましょう。
その場合、1ヶ月で10,000円、年間で120,000円も損をすることになります。
これは苦しいですよね。
その点、蓄電池があれば、電気を溜めておくことができます。
必要な時に電気を使えるため、電気を売る必要がありません。
将来のことを考えると、早めに蓄電池を導入した方が良いでしょう。
自家消費の時代
2つ目の理由は、日本は現在、自家消費の方が得をする時代になっているからです。
というのも、ここ10年間は電気代が値上がりし続けています。
「最近、電気代が高くなった気がする。」と感じる方も多いでしょう。
使いすぎという面もあると思いますが、実際に電力会社が請求する電気料金が上昇しているという面もあります。
そして、これからも上昇し続けると言われています。
そうなると大切なのは、電力会社から電気を購入しないことです。
購入しない代わりに、自分の家で電気を生み出し、自分の家で使うことがより重要になります。
それを実行するためには、蓄電池を用意し、いつでも自家消費できる環境にしましょう。
災害時でも安心
3つ目の理由は、災害が起きた時でも、安心して過ごせるようになるからです。
2011年の東日本大震災を含め、日本は災害が多いですよね。
そして、災害が起きると、停電が起こることもしばしあるでしょう。
停電が起こると、水道が使えなかったり、冷暖房が機能しなかったりと、日常生活に大きな影響を与えます。
そんな時に蓄電池があれば安心できます。
蓄電池があることで、ライフラインを電力会社だけに頼らず、安心して生活できます。
万が一に備えて用意しておきましょう。
蓄電池は一家に一台必要
蓄電池と聞くと、家庭ではなく、工場を思い浮かべる方も多いでしょう。
しかし、現在は家庭用蓄電池も生み出されています。
そして、蓄電池を使ったことがある人は「ないと困る」存在にまでなっています。
洗濯機やスマホなどと同様に、これからは「ないと困る」ものになると予想されています。
上記で紹介した理由からも、蓄電池の重要性がわかってきたと思います。
一家に一台用意しましょう。
「蓄電池が大事なのは分かったけど、どれを選べば良いの?」
このような疑問を抱えている方もいらっしゃると思うので、次に、おすすめの蓄電池について紹介します。
【価格に注目】テスラ蓄電池の特徴を紹介!
早速ですが、おすすめの蓄電池は「テスラ蓄電池」です。
ここからは、テスラについて、そしてテスラ蓄電池の特徴について確認しましょう。
テスラはアメリカの電気自動車メーカー
おすすめするテスラ蓄電池ですが、テスラという会社についても少し触れておきます。
テスラ社は電気自動車メーカーの会社です。
電気自動車からもわかると思いますが、クリーンエネルギー事業に力を入れているので、蓄電池の分野にも参入しました。
日本とも関係があり、2017年からパナソニックとリチウムイオン電池に関して提携を開始したり、三井物産の実験にテスラ社の蓄電池が使われたりしています。
今後も日本企業との提携は進んでいくでしょう。
そんなテスラ社ですが、代表的な蓄電池は「Powerwall」です。
これは家庭用蓄電池で、日本では2019年に発売されています。
そして、とても優れた性能を持っているので、世界中でヒットしています。
その仕組みや性能を見ていきましょう。
パワーウォールの仕組みを紹介
パワーウォールの仕組みは2つに分けてみるとわかりやすいです。
まずは、通常時です。
通常時は太陽光でためた電気を溜めておきます。
家庭内で使用するために、パワーウォール内のパワーコンディショナーで交流電力に変換し、屋内で使用します。
これが通常時の仕組みです。
次に、停電時の仕組みについてみていきます。
停電が発生した場合、パワーウォールのバックアップ電源が停電を知り、溜められている電力供給を始めます。
そして、スマートフォンのアプリを使用して、どのように動いており、どのくらいの電力があるのかといった可動状況を知ることができます。
これが停電時の仕組みです。
パワーウォールの特徴とは
そしてパワーウォールにはいくつか他の蓄電池よりも秀でた特徴があります。
大きく3つあるので、それぞれ細かく紹介します。
本体価格が100万円を切る
1つ目は、本体価格が安いことです。
パワーウォールの価格は990,000円と公表されています。
工事費を入れた場合でも、1,600,000円くらいです。
これがどのくらい安いかわかりますか。
通常の他の蓄電池の場合、1kWhあたり200,000万円と言われています。
一方、テスラ蓄電池の場合、1kWhあたり120,000円です。
1kWhあたりで見ても、8万円の差があります。
そのため、他と比べると圧倒的に安いのがわかるでしょう。
スマホでの通信システム
2つ目は、スマートフォンのアプリを通じて管理が行えることです。
通常の蓄電池の場合、専用モニターを別途取り付け、蓄電池の管理を行います。
しかし、テスラ蓄電池の場合は太陽光の発電状況や充放電量などを確認するだけでなく、自家消費を優先にできるといったモード制御の役割も果たします。
また、モード制御を使って、台風が起きそうな時に「バックアップ専用モード」にしておくと、パワーウォールを100パーセント充電することも可能です。
これまでよりも快適に使えるので、他よりも優れていると言えるでしょう。
大容量
3つ目は、13.5kWhの容量があり、他と比べて大容量ということです。
他の蓄電池の場合は5.0〜7.8kWhが多いです。
そのため、13.5kWhは家庭用蓄電池の中ではトップクラスの容量です。
ちなみに、一般的な4人家族の場合、一日あたり13〜15kWhの電力を使用します。
そのため、普段通りに使ったとしても、パワーウォールがあれば1日なんの問題もなく過ごせます。
また200V機器にも対応しているのも特徴としてあります。
200V機器に対応した場合、エアコンやI H、電子レンジなども使用することができます。
蓄電池の中には100Vしか対応していないものも多くあるので、どのレベルの機器に対応できるか確認しておきましょう。
パワーウォールが安さの理由は直販モデル
ここまで聞くと、「凄すぎて、逆に怪しい。」と感じる方もいらっしゃると思います。
中でも怪しいのは、値段の安さですよね。
価格を高くすれば、どれだけでも良い商品を作れる気はするものの、安くて良い製品には疑いの目を向けたくなると思います。
なぜ、優れた性能を持ったテスラ蓄電池が安いのか、最後に紹介します。
テスラが販売している蓄電池は「直販モデル」という販売方法を採用しているため、安くなります。
直販モデルとは、販売元と消費者を直接繋げます。
そのため、途中で卸売業者を挟みません。
そうすることによって、マージン分を上乗せすることがなくなるので、安いまま販売することが可能になります。
【まとめ】テスラの蓄電池は価格以外にも注目できる
今回は、テスラ蓄電池について紹介しました。
そもそも蓄電池は災害時や今後の電気代の値上がりを考えると、一家に一台必要なものです。
そういった中で、できるだけ安く、そして高性能な蓄電池としておすすめなのがテスラ蓄電池のパワーウォールです。
他の蓄電池にはない性能を多く所有しながらも、価格は安いままです。
蓄電池の購入を検討している方はパワーウォールと他の製品を比較しながら決めましょう。
この記事の監修者
『お客様に寄り添うこと』をモットーに日々の業務に取り組んでおります。
太陽光発電の活用方法や蓄電池の導入などのご相談は年間2000件以上頂いており、真摯に問題解決に取り組んできました。
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