メニュー
相談件数
年間1,500件以上
工事
全国対応
取扱商品
10,000点以上
クレジット
ローン
銀行振込

リノステとは?

ご利用ガイド

お客様の口コミ

お役立ちコンテンツ

蓄電池について

0円リフォーム

無料電子ブック

その他

カテゴリーで選ぶ

蓄電池

太陽光発電

パワーコンディショナ

エコキュート

IHクッキングヒーター

外壁塗装

ポータブル電源

太陽光発電ってやめたほうがいい?設置のメリット・デメリットを徹底解説!
太陽光発電 メリット金額シミュレーション
ebook_banner_1200340_221018
solar_ebook_bnr_top
1200-340 (1)
ebook_banner_1200340_221018
太陽光・蓄電池の訪問販売にご注意!!
previous arrow
next arrow

エコキュートとは?基本から導入まで

エコキュート 2025年07月24日更新

エコキュートの基本概要

エコキュートとは、大気中の熱を利用してお湯を沸かす高効率な給湯システムです。正式名称は「自然冷媒ヒートポンプ給湯機」と呼ばれ、従来の電気温水器やガス給湯器と比較して大幅な省エネルギーを実現します。

エコキュートの仕組み

エコキュートは「ヒートポンプユニット」と「貯湯タンク」の2つの主要部品で構成されています。ヒートポンプユニットが大気中の熱を吸収し、その熱を圧縮・移動させることで効率的にお湯を沸かします。この仕組みにより、投入した電力エネルギーの3〜4倍の熱エネルギーを生み出すことができます。

従来の給湯システムとの違い

電気温水器は電気のエネルギーを直接熱エネルギーに変換するため、エネルギー効率は約100%です。一方、エコキュートは大気中の熱を活用するため、エネルギー効率は300〜400%と飛躍的に向上します。ガス給湯器と比較しても、ランニングコストを大幅に削減できる点が大きな特徴です。

エコキュートの種類と特徴

給湯タイプ別の分類

エコキュートは給湯機能によって「給湯専用タイプ」「オートタイプ」「フルオートタイプ」の3種類に分類されます。給湯専用タイプは蛇口からお湯を出すのみの基本機能、オートタイプは自動湯はり機能付き、フルオートタイプは追い焚きや保温機能も搭載した最も高機能なタイプです。

タンク容量による分類

家族構成に応じて、180L、370L、460L、550Lなどの容量が選択できます。一般的には2〜3人家族で370L、4〜5人家族で460L、6人以上の大家族では550Lが推奨されています。適切な容量選択により、快適な給湯環境とコスト効率の両立が可能です。

設置場所による分類

設置場所に応じて「一般地仕様」「寒冷地仕様」「塩害地仕様」があります。寒冷地仕様は凍結防止機能を強化し、塩害地仕様は海沿いの塩分による腐食を防ぐ特別な処理が施されています。

エコキュートのメリット

経済的なメリット

エコキュートの最大のメリットは、月々の光熱費削減です。深夜電力を活用することで、一般的な家庭では従来の電気温水器と比較して年間約6万円から8万円の電気代節約が期待できます。初期投資は必要ですが、長期的には確実に家計負担を軽減します。

環境への配慮

エコキュートは二酸化炭素の排出量を大幅に削減できる環境配慮型の給湯システムです。ガス給湯器と比較して、年間約1.5トンの二酸化炭素削減効果があるとされています。地球温暖化対策に貢献しながら、快適な生活を維持できます。

安全性の向上

ガス給湯器と異なり、エコキュートは電気のみで動作するため、ガス漏れや一酸化炭素中毒のリスクがありません。また、火を使わないため火災リスクも低く、小さなお子様がいる家庭でも安心して使用できます。

エコキュートのデメリット

初期費用の課題

エコキュートの導入には、機器本体と設置工事を含めて60万円から120万円程度の初期費用が必要です。従来の給湯器と比較すると高額な投資となりますが、長期的な運用コストを考慮すると、多くの場合で7年から10年程度で初期費用を回収できます。

設置スペースの制約

エコキュートは貯湯タンクとヒートポンプユニットを設置するため、ある程度の設置スペースが必要です。特に貯湯タンクは高さが約1.8メートルから2.2メートルと大型のため、設置場所の確保が重要な検討事項となります。

運転音への配慮

ヒートポンプユニットは深夜に運転するため、近隣住宅との距離が近い場合は運転音に配慮が必要です。最新機種では低騒音設計が進んでいますが、設置場所の選定や防音対策を適切に行うことが大切です。

導入前の検討事項

家族構成と使用量の把握

エコキュート導入前には、家族構成や現在の給湯使用量を正確に把握することが重要です。お風呂の使用頻度、シャワー時間、台所での給湯使用量などを総合的に検討し、適切なタンク容量を選択する必要があります。

電気契約の見直し

エコキュートの経済効果を最大化するためには、深夜電力を活用できる電気契約への変更が効果的です。時間帯別電灯契約やオール電化向けプランなど、各電力会社の料金プランを比較検討し、最適な契約を選択することが重要です。

設置環境の確認

エコキュートの設置には、基礎工事や配管工事、電気工事が必要です。設置予定場所の地盤状況、既存配管の状態、電気容量などを事前に確認し、必要な工事内容と費用を把握しておくことが大切です。

導入費用と補助金制度

導入費用の内訳

エコキュートの導入費用は、機器本体価格、設置工事費、既存設備の撤去費用で構成されます。一般的な370Lタイプの場合、機器本体が40万円から60万円、設置工事費が15万円から25万円、既存設備撤去費が5万円から10万円程度が目安となります。

補助金制度の活用

国や地方自治体では、エコキュート導入を促進するための補助金制度が設けられています。2025年現在、国の補助金制度として「住宅省エネ2025キャンペーン」が実施されており、要件を満たすエコキュートの導入で最大5万円の補助金が受けられます。

融資制度の利用

住宅金融支援機構や各種金融機関では、省エネ設備導入のための低金利融資制度を提供しています。これらの制度を活用することで、初期費用の負担を軽減しながらエコキュートを導入することが可能です。

選び方のポイント

機能面での選択基準

エコキュート選択時には、家族のライフスタイルに合わせた機能選択が重要です。追い焚き機能の必要性、保温機能の重要度、リモコンの操作性などを総合的に判断し、最適な機種を選択することが大切です。

メーカー比較のポイント

主要メーカーとしては、三菱電機、パナソニック、ダイキン、日立、東芝などがあります。各メーカーは独自の技術や特徴を持っており、省エネ性能、耐久性、アフターサービスなどを比較検討することが重要です。

保証内容の確認

エコキュートは長期間使用する設備のため、保証内容の確認が重要です。一般的には本体保証が2年から5年、主要部品の保証が5年から10年程度設定されています。基本的には無償での保証対応が行われますが、メーカーや販売店によって保証条件が異なるため、詳細な確認が必要です。

メンテナンスと寿命

定期メンテナンスの重要性

エコキュートの性能を長期間維持するためには、定期的なメンテナンスが欠かせません。貯湯タンクの水抜き、ヒートポンプユニットの清掃、配管の点検などを定期的に実施することで、トラブルを未然に防ぎ、機器寿命を延ばすことができます。

一般的な寿命と交換時期

エコキュートの一般的な寿命は10年から15年程度とされています。ただし、使用環境や使用頻度、メンテナンスの実施状況によって大きく左右されます。定期的な点検により、適切な交換時期を見極めることが重要です。

故障時の対応

エコキュートに不具合が生じた場合は、まず取扱説明書を確認し、簡単な対処法を試すことが大切です。解決しない場合は、メーカーのサポートセンターや設置業者に連絡し、専門技術者による点検・修理を依頼することが必要です。

よくある質問

エコキュートの電気代はどのくらいかかりますか?

エコキュートの月間電気代は、家族構成や使用量によって異なりますが、一般的な4人家族で月額3,000円から5,000円程度です。従来の電気温水器と比較すると、約60%から70%の電気代削減が期待できます。深夜電力を効果的に活用することで、さらなる節約効果が得られます。

エコキュートの設置工事期間はどのくらいですか?

エコキュートの設置工事は、通常1日から2日程度で完了します。既存の給湯設備の撤去、基礎工事、配管工事、電気工事、試運転を含めた全工程を実施します。工事期間中は一時的に給湯が使用できなくなりますが、多くの場合、当日中に給湯機能が復旧します。

エコキュートはオール電化住宅でなくても設置できますか?

エコキュートはオール電化住宅でなくても設置可能です。ガスコンロやガス暖房器具と併用しながら、給湯のみをエコキュートに変更することができます。ただし、オール電化住宅にすることで、より効率的な電気契約プランを選択でき、総合的な光熱費削減効果が高まります。

エコキュートの騒音はどの程度ですか?

最新のエコキュートの騒音レベルは、約40デシベル程度です。これは図書館内や深夜の住宅街程度の静かさに相当します。ただし、設置場所や近隣住宅との距離によっては、防音対策が必要な場合があります。設置前に騒音レベルや設置場所について十分に検討することが重要です。

エコキュートの故障時にはお湯が使えなくなりますか?

エコキュートの故障内容によって異なりますが、多くの場合は貯湯タンクに蓄えられているお湯は使用できます。ただし、新たにお湯を沸かすことができなくなるため、修理が完了するまでは使用量を制限する必要があります。重要な故障の場合は、修理期間中の代替給湯設備について業者と相談することが大切です。

 

この記事の監修者

中田 萌

『お客様に寄り添うこと』をモットーに日々の業務に取り組んでおります。
太陽光発電の活用方法や蓄電池の導入などのご相談は年間2000件以上頂いており、真摯に問題解決に取り組んできました。
光熱費削減に関するお悩み等ございましたら、お気軽にご相談下さい。

光熱費削減コンサルタント

中田 萌
蓄電池やリフォームに関する
ご相談やお見積もりは
完全無料です!
電話ですぐにご相談!
無料
通話
受付時間:9:00-18:00(祝日除く)
WEBからお気軽にご相談!