テスラのパワーウォールに補助金は出る?特徴を徹底解説!
エコや光熱費削減の観点から、太陽光パネルや蓄電池の需要が上がり続けている現在。
そんな蓄電池の中でも、知る人ぞ知るコスパのいい家庭用蓄電池がテスラの「パワーウォール」です。
スタイリッシュな見た目に加え、高性能、低価格が特徴の商品で、発売開始から高い人気を誇っています。
今回は、そんなテスラのパワーウォールの性能や特徴に加え、補助金は出るのかを解説していきます。
目次
テスラパワーウォールに補助金は出る?
2021年7月現在、テスラのパワーウォールには補助金が出ません。
補助金を受け取るためには「JET認証」という、日本独自の基準を満たしていなければいけません。
テスラのパワーウォールは、欧米の基準は満たしていますが、日本のJET認証取得がされていない状況です。
現状補助金は出ない・・でも・・?
現在、補助金が出ないテスラのパワーウォールですが、パワーウォールの本体価格は税抜き99万円と破格です。
日本製の家庭用蓄電池の本体価格相場は、1kwhあたり10万円と言われています。
テスラのパワーウォールは、13.5kwhなので相場で考えると130万円となり、その価格差は30万円となります。
相場と比べるとかなり低価格ということが分かります。
今後パワーウォールにも補助金が出る可能性が高い!
補助金が受け取れなくても、そのコスパの良さから人気の高いステラのパワーウォール。
日本で蓄電池を発売する場合、JET認証を取得していないと電力会社と性能確認試験などの協議を行う必要があります。
テスラのパワーウォールはJET認証を取得していないので、設置に時間がかかってしまっています。
この先、日本での販売を継続していくのであれば、JET認証を受けていた方が協議を簡略化し、時間を短縮することが可能になります。
よって、テスラのパワーウォールがJET認証を取得に向けて動き出す可能性が高いと言えるのではないでしょうか。
【補助金ないけど】テスラパワーウォールの特徴はその価格!
もっとも、ステラのパワーウォールの最大の魅力は「コスパのよさ」です。
補助金を受け取れなくても、日本製品よりも安い価格で購入できることはメリットが大きいと言えます。
スタイリッシュな見た目で人気が高い!
テスラのパワーウォールは、従来の日本製家庭用蓄電池よりもスタイリッシュかつスマートな見た目が特徴です。
近年、デザイン住宅が流行りはじめ、外観にこだわった家も多く見受けられます。
家の外観を重視する人にとって、スタイリッシュで近未来的なデザインは魅力的です。
テスラパワーウォールの性能は高い?特徴は?
テスラのパワーウォールが注目されている理由は、その性能の高さにもあります。
容量が大きく、ダブル発電が可能でありスマートフォンで使用状況や発電状況が確認できるなど、本体が100万円を切っているとは思えないほどの性能を持ち合わせています。
容量は13.5kwh!出力は5kwでダブル発電が可能!
テスラのパワーウォールの蓄電容量は13.5kwhで、停電時には自動的に切り替えがされます。
停電し、パワーウォールからの放電が行われる時には、電化製品全ての使用が可能となっており、安心です。
また、売電量を増やすことが出来る「ダブル発電」も可能です。
スマートフォンで使用状況を確認できる!
テスラのパワーウォールは、お手持ちのスマートフォンでいつでも使用状況を確認することが出来ます。
特別な機器を導入することなく確認ができるので、とても手軽だと言えます。
また、いつでも手軽に状況を確認できるので、節電を意識することが出来るようになります。
【対策あり】テスラパワーウォールを購入する時の注意点
とてもコスパのいいテスラのパワーウォールですが、購入時に注意しなければいけないこともあります。
対策も一緒に解説しますので、パワーウォールを購入したいと思っている方は、参考にしてみてください。
テスラ認定工務店のみ設置工事が可能!
テスラのパワーウォールは、テスラが認定した工務店のみでしか設置工事することが出来ません。
もし、認定施工店以外で設置している会社があっても、設置を頼むことはやめましょう。
認定されていない工務店がパワーウォールを設置した場合、補償対象外になってしまうなどのトラブルが起こってしまいます。
しかし、2020年と比べ、認定施工店の数は増えているので、今後全国的に展開することが予想されます。
また、住んでいる県に認定施工店がなくても、出張対応してもらえる場合もありますので、最寄りの認定施工店や蓄電池を販売している会社に問い合わせを行いましょう。
スリムだけど狭い場所に置けるわけではない
テスラパワーウォールは、蓄電容量が大きいにもかかわらず、幅147mmと非常に薄いことが特徴です。
他の蓄電池と比べ、非常に薄い形状をしていることから近未来的でスタイリッシュな印象があります。
その薄さから「狭い場所にも置けるのではないか」と思われてしまいがちですが、実際にはそうではありません。
実際に、パワーウォールを設置するとなると、定期的な点検も必要ですし、メンテナンスの時などには人が入れるスペースが周囲に必要となります。
なので、従来の蓄電池同様、ある程度の設置スペースが必要になることが多いので「狭い場所にも置ける」と期待しないことをおすすめします。
しかし、テスラパワーウォールは室内にも設置することが可能です。
どうしても屋外に設置できる場所がない場合には、室内設置を検討してみてもよいでしょう。
軽量で倒れやすいことも・・
テスラのパワーウォールは、重さ114㎏・幅147mmという形状から、倒れやすいと言われることもあります。
地震の多い日本において、倒れてしまうリスクも考えなければいけません。
海外では、パワーウォールを壁掛け設置することが主流となっていますが、日本の木造住宅で壁掛け設置を行うためには壁を補強する追加工事が必要となります。
地面に置いて使用する場合であっても、日本でパワーウォールを設置する際には特殊な基礎工事が必要になります。
そういったことから、認定工務店でしか設置することが出来ないないのだと思われます。
【コスパ良】補助金がなくてもテスラパワーウォールはおすすめ!
今回は、テスラのパワーウォールの性能や特徴、補助金の有無などを解説しましたがいかがでしたでしょうか。
現状では、補助金を受け取ることのできないテスラのパワーウォールですが、性能と価格のコスパを考えると、補助金がなくても十分お得だと言えます。
また、室外に設置する蓄電池の中ではダントツで見た目がよいので、家の外観にこだわりたいという方にもおすすめです。
低価格・高性能なので、蓄電池の設置をお考えの方は、ぜひ購入候補にテスラのパワーウォールを。
この記事の監修者
『お客様に寄り添うこと』をモットーに日々の業務に取り組んでおります。
太陽光発電の活用方法や蓄電池の導入などのご相談は年間2000件以上頂いており、真摯に問題解決に取り組んできました。
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