長府工産のトライブリッド蓄電池の魅力とは?価格やメリットを解説!

「ニチコン」が世界で初めて開発した「トライブリッド蓄電池」ですが、実は「長府工産」というメーカーもOEM製品を販売していることをご存じですか?
蓄電池の製造自体はニチコンが行うため性能などは同じものの、販売価格や保証内容、アフターサービスなどは異なるため、それぞれのメリットを知っておきたいですよね。
そこで本記事では、蓄電池メーカーとしての長府工産の実績や評判、販売する蓄電池の特徴や価格、スペックや保証内容などをわかりやすく解説していきます。
記事の後半では、ニチコンではなく長府工産を選ぶべき「2つの独自メリット」についてもご紹介していますので、メーカー選びでお悩みの方はぜひ目を通してみてくださいね!
目次
「長府工産」ってどんな会社?実績や評判をご紹介!
山口県下関市に本社を置く「長府工産株式会社」は、東北地方から沖縄まで「全国に8つの事業所」を展開するベテラン住宅設備メーカーです。
石油給湯器や太陽熱温水器のメーカーとして「40年以上」の実績を誇る同社ですが、近年では太陽光発電や蓄電池、オール電化製品などの製造販売にも力を入れています。
2016年には総売上額「200億円」を突破し、2023年には「300億円」を記録するなど、着実に業績を伸ばし続けている企業です。
長府工産のトライブリッド蓄電池の特徴や価格・スペックを解説!
つぎに、長府工産が販売する「トライブリッド蓄電池」の特徴や仕組み、種類ごとのスペックの違いや、気になる価格をくわしく解説していきます。
そもそも「トライブリッド蓄電池」とは?
トライブリッド蓄電池とは、「ニチコン」が世界で初めて開発に成功した、「太陽光発電」「蓄電池」「V2H」を1台のパワコンで制御できるシステムのことです。
「V2H」とは、EV(電気自動車)のバッテリーから電気を取り出し、家電などに使えるシステムのことで、EVの豊富なバッテリーを「蓄電池の代わり」として活用できます。
トライブリッド蓄電池を導入することで、以下のような電力運用が可能となります。
- 日中は太陽光発電で蓄電池に充電し、夜間に蓄電池からEVに充電して電気代を節約できる
- 停電が発生したときに、蓄電池だけでなくEVのバッテリーからも電力を確保できる
- 停電中はEV充電スポットで充電した電気も使えるため、蓄電池の残量が切れても安心
3つの設備を1台のパワコンで管理できるトライブリッド蓄電池は「電気のロス」も少ないため、太陽光発電で作ったエネルギーをムダなく活用できる点も魅力です。
長府工産のトライブリッド蓄電池「LiB Tower Plus」の特徴
長府工産のトライブリッド蓄電池「LiB Tower Plus(リブタワープラス)」は、ニチコンのOEM製品であり、スペックや性能などはニチコンが販売しているモデルと共通です。
LiB Tower Plusの特徴的なポイントを以下にまとめました。
- 停電時の出力が「5.9kVA」と高く、「200V出力」にも対応しているためエアコンなども長時間使える
- パワコンの連携出力が「5.9kW」と高性能であり、国内外のさまざまな太陽光パネルと接続できる
- V2Hは最大「9.9kW」のハイパワー充電に対応しており、通常の2倍のスピードでEVを充電できる
さらに、蓄電池ユニットは「後から増設」も可能なため、ライフステージの変化に合わせて自由に容量を調節できる点も特徴的です。
LiB Tower Plusは何種類?スペックをくわしくご紹介
長府工産が販売するトライブリッド蓄電池は「容量7.4kWhモデル」のみですが、同モデルを2台連結することで「14.9kWh」もの大容量を実現できます。
LiB Tower Plusシステムの核となる、パワコンと蓄電池のスペックを以下にまとめました。
製品名(パワコン) | ES‐T3CK |
サイズ / 重量 | 幅685 × 高さ648 × 奥行239mm / 44kg |
定格出力 / 停電時出力 | 5.9kW / 5.9kVA |
定格出力電圧 / 停電時出力電圧 | AC202V / AC202V |
変換効率 | 太陽光発電 95% / 蓄電池 94% |
設置可能環境 | 屋外 / −20℃〜+40℃ |
製品名(蓄電池) | ES‐T3MCK(ES‐T3XCK) |
サイズ / 重量 | 幅592 × 高さ436 × 奥行332mm / 67kg |
蓄電池容量 | 7.4kWh(14.9kWh) |
防水防塵性能 | IP35 |
設置可能環境 | 屋外 / −10℃〜+40℃ |
LiB Tower Plusのメーカー希望価格・実売価格はいくら?
公式カタログによると、LiB Tower Plus(7.4kWhモデル)のメーカー希望価格は「税抜310万円(税込341万円)」となっています。
一般的な蓄電池の設置費用は「容量1kWhあたり30〜40万円」ほどが目安ですので、7.4kWhモデルを購入した場合の実際の総費用は「222〜296万円」程度になると予想されます。
14.9kWhモデルのメーカー希望価格は「税抜500万円(税込550万円)」ですが、多少の割引が適用されるケースが多いため、総費用が「500万円」を超える可能性は低いでしょう。
以上の価格より安く販売している業者が見つかれば「充分お買い得」と断言できますので、念のため他の業者の見積もり価格やサービスと比較したうえで、導入を検討しましょう。
長府工産のトライブリッド蓄電池ならではのメリットを解説!
長府工産のトライブリッド蓄電池の大きなメリットは、購入者に限り、少ない費用で保証期間を「5年」も延長できることです。
同じモデルを販売するニチコンの保証期間は「15年間」ですが、長府工産モデルなら「8万8,000円」の延長費用を支払うことで「20年間」の保証が受けられます。
一般的な蓄電池は「15〜20年」が製品寿命の目安ですので、プラス5年の延長保証が利用できる長府工産モデルは、「安心感」という点においてニチコンより優れています。
長府工産のトライブリッド蓄電池に「デメリット」はある?
長府工産のトライブリッド蓄電池のデメリットは、ニチコンが販売する同モデルに比べて「容量の選択肢」が少なく、「屋内設置モデル」の取り扱いがないことです。
ニチコンが販売するトライブリッド蓄電池は「4.9kWh・7.4kWh・9.9kWh・14.9kWh」の4種類から選べますが、長府工産では「7.4kWh・14.9kWh」の2種類しか選択できません。
ニチコンのトライブリッド蓄電池は屋外・屋内に設置が可能ですが、長府工産モデルは屋外にしか導入できないため、設置スペースの確保が必要となります。
一方で、長府工産のトライブリッド蓄電池はニチコンモデルに比べて「保証期間を5年延長できる」点が優秀ですので、長所と短所を理解したうえで選びたいですね。
まとめ:長府工産のトライブリッド蓄電池はEV所有者に特におすすめ
太陽光発電と蓄電池、V2Hを1台のパワコンで制御できる「トライブリッド蓄電池」は、EV(電気自動車)をお持ちの方はもちろん、購入を予定している方にも非常におすすめです。
長府工産のトライブリッド蓄電池は「ニチコンのOEM製品」ですので性能などは同じですが、有償で「保証期間が5年延長できる」という独自のメリットがあります。
契約する販売店によってはニチコンモデルよりお得に購入できる可能性も充分ありますので、興味のある方はぜひ見積もりやサービス内容を比較してみましょう!
この記事の監修者

『お客様に寄り添うこと』をモットーに日々の業務に取り組んでおります。
太陽光発電の活用方法や蓄電池の導入などのご相談は年間2000件以上頂いており、真摯に問題解決に取り組んできました。
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