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デンソーのV2H充放電器の特徴は?導入検討時の注意点も紹介!

EV・V2H 2024年06月12日更新
デンソーのV2H充放電器の特徴は?導入検討時の注意点も紹介!

EV(電気自動車)を有効活用するため、V2Hの導入を検討している家庭が増えてきたとされています。V2Hは様々なメーカーが魅力的なものを販売していますが、その中でもデンソーのV2H充放電器(DNEVC-D6075)に注目が集まっています。

そこで今回の記事では、デンソーのV2H充放電器の主な特徴、導入検討時の注意点をそれぞれ紹介します。ぜひ購入検討の参考にしてください。

デンソーのV2H充放電器が欲しい!主な特徴には何がある?

さて、デンソーのV2H充放電器(DNEVC-D6075)には、一体どういった特徴があるのでしょうか。具体的に4つの特徴を紹介するので、ぜひ参考にしてください。

特徴①スタイリッシュな見た目で家の景観を損ねない

スタイリッシュな見た目で家の景観を損ねないのが、デンソーのV2H充放電器(DNEVC-D6075)の特徴です。

具体的には、高さ855×横809×奥行き337mmのとてもコンパクトサイズを採用していて、窓枠などの場所を気にせずに設置できます。高さ855mmと比較的背が低いので、取り付け工事の簡素化も可能です。工事時間を短縮できたり、工事費用を少し抑えられるかもしれません。

さらに、落ち着いたメタリックグレー色なので、どのような外壁にも合うといった特徴もあります。見た目にこだわって建てた家なのですから、家の景観を乱さない設備を取り付けたいと願うでしょう。そういった場合にも、デンソーのV2H充放電器はおすすめです。

特徴②倍速充電が可能で突然のお出かけも安心できる

デンソーのV2H充放電器(DNEVC-D6075)は、倍速充電が可能で突然のお出かけも安心できる特徴があります。

一般的な家庭のコンセントを使う充電に比べて倍のスピードで充電可能なので、翌日に突然のお出かけが決まった場合も安心できるでしょう。

特徴③スマホで遠隔操作ができる

スマホで遠隔操作ができるのも、デンソーのV2H充放電器(DNEVC-D6075)の特徴です。専用のアプリをスマホに取り入れる必要がありますが、電力の充放電や蓄電残量を場所を問わず確認できるのはとても魅力的でしょう。

特徴④デンソー製HEMSと連携できる

デンソーのV2H充放電器(DNEVC-D6075)は、別売りのデンソー製HEMS(ヘムス)と連携できるのも特徴です。

HEMSとは、家庭の電力使用量を最小限にするためのシステムのことで、昨今の省エネ住宅の必需品ともいわれています。デンソーのV2H充放電器とデンソー製HEMSを連携できれば、翌日の天気をHEMSが自動的に学習し、夜間の買電量を最適化してくれます。手動で蓄電量を調整する必要がないので、V2Hの長期的な運用にとても便利です。

デンソーのV2H充放電器が気になる!導入検討時の注意点は?

デンソーのV2H充放電器(DNEVC-D6075)は、とても魅力的なものであることがわかりました。ただ、導入検討時における注意点がいくつかあります。それぞれ紹介するので、ぜひ参考にしてください。

注意点①対応のEVをしっかり確認する

デンソーのV2H充放電器を導入する際は、対応のEVをしっかり確認することが大切です。V2Hは、様々なメーカーが各々魅力的なものを販売しています。ただ、どのメーカーのV2Hも全てのEVに対応しているわけではないので、対応車種をしっかり確認する必要があります。

デンソーのV2H充放電器における、2024年5月現在最新の対応EVは、以下の通りです。

メーカー名

対応車種

トヨタ

  • プリウスPHV
  • クラウンSPORT RS
  • クラウンセダンFCEV
  • MIRAI
  • bZ4X
  • (レクサス)RZ450e
  • (レクサス)UX300e

ホンダ

  • Honda e

日産

  • LEAF
  • e-NV200
  • アリア
  • サクラ

三菱

  • eKクロスEV
  • エクリプスクロス
  • アウトランダーPHEV
  • MINICAB EV
  • i-MiEV
  • MINICAB-MiEV VAN
  • MINICAB-MiEV TRUCK

マツダ

  • MAZDA MX-30 EV MODEL
  • CX-60 PHEV

スバル

  • SOLTERRA

メルセデス・ベンツ

  • EQS
  • EQS SUV
  • EQE
  • S 580 e 4MATIC long

BYD Auto Co.Ltd.

  • ATTO 3

ビーワイディージャパン

  • e6
  • J6
  • K8

上記のように、デンソーのV2H充放電器は9社30車のEVに対応しています。非常に多くの取り扱い車種があるので、家庭に合うEVを検討しやすいのではないでしょうか。

注意点②1種類の販売しかないことを頭に入れる

デンソーのV2H充放電器の注意点として、型番「DNEVC-D6075」1種類しかないことも挙げられます。つまり、V2H充放電器(DNEVC-D6075)が家庭に合わない場合、デンソー製V2Hの導入を諦めなくてはなりません。対応車種の件もあるので、まずは対応のEVの中から家庭に合うものを決め、それからV2H充放電器の導入を検討できると安心でしょう。

デンソーのV2H充放電器!V2H導入で得られる恩恵をおさらい!

今後EVの需要が高まると予想されていることから、V2Hの需要も右肩上がりを続けています。だからこそ、多くのエネルギー関連企業や自動車部品メーカーがV2Hの販売を始めたのですが、その中でもデンソーのV2H充放電器(DNEVC-D6075)はお伝えしている通りの魅力があります。

そこで今回の章では、デンソーはどういう会社で、V2Hを導入するとどういった恩恵を実感できるのかについて見ていきましょう。

デンソーとは?

デンソーは、1949年に愛知県刈谷市に誕生した自動車部品メーカーです。自動車メーカーの大手・トヨタ自動車の開発部門が前身になっている会社ということで、創業当時はトヨタ自動車で販売されている車を中心に、電装部品を開発・製造していました。現在ではトヨタ自動車のみならず、世界の主要自動車メーカーへ製造供給を行っています。

V2Hに関しては現在、トヨタ自動車と共同で開発・販売を行っています。需要に関しては、シェア率7割ほどでトップを誇るニチコンには遠く及ばないものの、1割ほどのシェア率は確保している、これからの伸びしろが非常に大きいメーカーだといえるでしょう。

V2H導入で得られる主な恩恵を紹介!

V2Hは、EVと家庭を専用のケーブルを用いて繋ぐシステムです。今まで通り家庭の電力をEVに送電できるのはもちろん、EVの蓄電残量を家庭に送電する使い方もできます。

V2Hを導入することで様々な恩恵を実感できるといわれていますが、具体的にどういった恩恵を実感できるのでしょうか。主に挙げられる3つの恩恵を紹介します。

恩恵①電気代が削減できる

V2Hを家庭に導入すると、電気代の削減が期待できます。

V2HやEVを導入すると、電力会社との電力契約が「夜間:割安電力」「日中:割高電力」を採用している電力プランに変更されます。つまり、仮に今までと同じ電気使用量であっても、割安電力を使える分、請求される電気代がお得になるのです。

また、V2Hを上手く使いこなすためには太陽光発電の併用が推奨されています。太陽光発電を家庭に導入すれば、日中に発電した電力を自家消費したり、必要に応じて売電できます。

つまり、V2Hと太陽光発電を併用することで、以下のような経済的メリットを実感できる可能性が高まるのです。

  • 電力会社からの買電量を最小限にできる
  • 日中の割高電力の買電頻度を限りなくゼロにできる
  • 売電制度を利用できる

電気代が削減できるだけではなく、売電収入を得られる可能性もある。とても嬉しい恩恵だといえるでしょう。

恩恵②停電対策ができる

停電対策が可能になるのも、V2Hを導入することで得られる恩恵のひとつです。V2Hを使うために必要なEVは、家庭用蓄電池よりも大容量です。だからこそ、長期的な停電対策にとても有効だと昨今話題になっています。

また、V2Hをより有効活用するために必要な太陽光発電を併用すれば、仮に停電が発生しても安心です。日中に晴れ間さえあれば太陽光発電が自家発電し、それをEVに蓄電、夜間に家庭で電力を使うことができるからです。

経済的・精神的の両恩恵を実感するためにも、太陽光発電の併用はマストだといえるでしょう。

恩恵③EVをソーラーカーにできる

太陽光発電を併用していればの話ですが、EVをソーラーカーにすることが可能です。少なからず地球環境のことを考えて購入するであろうEV。だからこそ、家庭のコンセントを使っての充電ではなく、発電時に温室効果ガスを排出しない再生可能エネルギーを使った電力を充電したいと願う方も多いのではないでしょうか。そういった方でも安心できるのが、V2Hと太陽光発電の併用です。

デンソーのV2H充放電器は魅力的!前向きに導入を検討しよう!

今回の記事では、デンソーのV2H充放電器の魅力を徹底解説しました。とても魅力的なV2Hですが、EVの対応車種を確認したり、そもそも家庭に対応できるV2Hであるのかを慎重に調べる必要があります。これらの注意点をしっかり頭に入れつつ、ぜひ購入を前向きに検討してみてはいかがでしょうか。


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この記事の監修者

中田 萌

『お客様に寄り添うこと』をモットーに日々の業務に取り組んでおります。
太陽光発電の活用方法や蓄電池の導入などのご相談は年間2000件以上頂いており、真摯に問題解決に取り組んできました。
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中田 萌
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