DMMエナジーの太陽光パネルの特徴は?価格帯や他メーカーとの違いも!
ビートたけしや、タレント・ローラやファーストサマーウイカなどがCMのイメージキャラクターを務めているDMMグループ。
2020年12月時点で58事業を展開しており、CMでは「なんでもやってるDMM」というキャッチコピーを堂々と掲げています。
今回の記事では、様々な事業を展開しているDMMグループの自然エネルギー事業であるDMMエナジーを具体的に解説します。
目次
DMMエナジーの太陽光パネル!ラインナップと特徴は?
DMMエナジーは、自然エネルギー事業として産業用太陽光パネルや家庭用太陽光パネル、蓄電システムなどの製造販売を手掛けています。
今回の章では、DMMエナジーが展開している家庭用太陽光パネルについて具体的に解説します。ぜひ参考にしてくださいね。
DMMエナジー製太陽光パネルのラインナップ
DMMエナジーが販売している家庭用太陽光パネルは、20種類以上にものぼります。
今回は、DMMエナジーが製造販売している最も基本的な「DMM6-60PH-370J」について見ていきましょう。
DMM6-60PH-370Jの主な仕様は、以下の表の通りです。
寸法(mm) | 1,692×1,029×30 |
質量(kg) | 19.0 |
変換効率(%) | 21.25 |
最大出力(W) | 370 |
最大出力がとても高い数値なので、効率の良い太陽光パネルだといえます。
DMMエナジーが製造販売している太陽光パネルは、変換効率が19〜21%程度と比較的高い数値であることも魅力の一つです。
DMMエナジー製太陽光パネルの主な特徴
DMMエナジー製太陽光パネルの主な特徴は、以下の通りです。
- ハーフカットセルを採用しているので狭小住宅にも設置可能
- 太陽光の反射光をも発電することができる
- 9本バスバーセルを採用しているので発電量アップが期待できるできる
DMMエナジー製太陽光パネルの最大の特徴は、ハーフカットセルを使用していること。
ハーフカット、つまり一般的なセルの半分程度のサイズ感なので、狭小住宅や屋根の形状が複雑な住宅に重宝する太陽光パネルです。
また、一般的な太陽光パネルは、太陽の反射光を逃してしまう特徴があります。
これでは、太陽光からの恩恵を100%感じることはできず、せっかく高いお金を払って太陽光パネルを購入した意味がありません。
しかし、DMMエナジー製太陽光パネルは、太陽の反射光を吸収するよう製造されているため、発電量に無駄が生じません。
太陽光パネルはとても高額なものですから、無駄をカットできるのは嬉しいメリットですよね。
また、出力低迷の原因となるバスバーの配置を、一般的な5本ではなく9本にしているのも嬉しいポイントの一つ。
DMMエナジーの公式ホームページでは、9本のバスバーがあることで、出力が1.57%も上がるというデータが公表されています。
DMMエナジーの太陽光パネル!価格帯や保証内容は?
続いて、DMMエナジー製太陽光パネルの価格帯や保証内容について、具体的に見ていきましょう。
DMMエナジーの太陽光パネルの価格帯
今回は、先ほど紹介したDMM6-60PH-370Jの価格帯を紹介します。
- 3.33kW設置した場合…30.2万円/kW
- 4.44kW設置した場合…28.8万円/kW
- 5.18kW設置した場合…27.5万円/kW
- 6.66kW設置した場合…26.1万円/kW
ちなみに、一般的な太陽光パネルは、1kWあたり27.5万円で取引されています。
この値を見ると、DMMエナジー製太陽光パネルで初期費用のお得を感じるためには、容量6.66kW程度の太陽光パネルが必要ということです。
とはいえ、容量6.66kWともなれば、初期費用として173万円程度が必要になります。
とても簡単に手が出せる金額ではないですよね。
しかし、DMMエナジーは太陽光パネル単独では割高なものの、太陽光パネルと蓄電池をセット購入することで太陽光パネルが海外メーカー並みの低価格になるといわれています。
したがって、DMMエナジーの太陽光パネルの購入を検討している方は、蓄電池とのセット購入をぜひ前向きに検討してください。
DMMエナジーの太陽光パネルの保証内容
DMMエナジーが実施している主な保証は、以下の通りです。
- 10年の自然災害補償
- 15年のシステム保証
- 30年のモジュール出力保証
①と②に関しては、正直、競合他社の保証内容と大差はありません。
しかし、③に関しては、モジュール保証を30年間で設定している企業は珍しいです。
多くの企業のモジュール保証は、20年の無償保証に加え、以後は5〜10年の有償保証を設定しています。
つまり、モジュールに対する保証が手厚いのは、DMMエナジーの大きな魅力であり強みといえるということです。
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DMMエナジーの太陽光!他メーカーとの違いは?設置は容易?
最後に、DMMエナジーが他メーカーと違う部分や設置可能な基準について解説します。
他メーカーとの違いについて
DMMエナジーが他メーカーと違う主な点は、以下の通りです。
- 太陽光パネルと家庭用蓄電池をセット販売している
- 後発企業なので、取り扱いしていない店舗も多い
DMMエナジーは「自然エネルギー事業」なので、基本的には太陽光パネルと家庭用蓄電池をセット販売しています。
セット販売のメリットは、規格に気を配る必要がないこと・セット割が適用されることです。
たとえば、太陽光パネルを先に取り付け、太陽光パネルの恩恵をさらに感じたいということで蓄電池の後付けを検討したとしましょう。
この場合、後付けする蓄電池は、基本的には太陽光パネルと同じメーカーの中から選ばなくてはなりません。
また、守るべき規格もあるため、蓄電池選びに苦戦してしまうのです。
しかし、DMMエナジーの太陽光パネルは、基本的に蓄電池とセット販売。
つまり、蓄電池選びに苦戦することも失敗することもありません。
また、セット割を受けられるケースもあるため、太陽光パネルと蓄電池をそれぞれ単独で購入するよりも経済的負担が少なく済む可能性があります。
DMMエナジーのデメリットとしては、DMMグループは歴史が長いものの、DMMエナジーは比較的新しい会社であることです。
つまり、太陽光パネル販売店の中でも、DMMエナジー製太陽光パネルを扱っている店舗と扱っていない店舗があるのが難点になります。
DMMエナジー製太陽光は設置可能な基準が厳しい
DMMエナジー製太陽光パネルは、競合他社の太陽光パネルと違って、選べる形が1つ(長方形)しかありません。
太陽光パネルを製造販売している企業の多くは、様々な住宅の屋根に合わせるため、台形や三角形の太陽光パネルを製造販売しています。
しかし、DMMエナジー製太陽光パネルは長方形しかないため、住宅によってはDMMエナジー自体を検討対象から外さなければならないでしょう。
DMMエナジーの太陽光は後発すぎて少々難点も!蓄電池とセットがお得!
今回の記事では、DMMグループの自然エネルギー事業であるDMMエナジーの太陽光パネルを紹介しました。
とても魅力的な特徴が多数ありましたが、後発的な企業であるため、自ら販売店に足を運んで購入に至るまでの道のりが長くなる可能性があることはマイナスといえるでしょう。
また、長方形の太陽光パネルしか販売していないため、住宅によってはDMMエナジーの太陽光パネルを検討対象から外さなければならない場合もあります。
とはいえ、DMMエナジーでは、太陽光パネルと蓄電池のセット割を実施しています。
太陽光パネルと蓄電池の同時導入を検討している方は、ぜひDMMエナジーを前向きに検討してみてくださいね。
リノベステーションでは多くのメーカーの蓄電池や太陽光発電を取り扱っております。
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この記事の監修者
『お客様に寄り添うこと』をモットーに日々の業務に取り組んでおります。
太陽光発電の活用方法や蓄電池の導入などのご相談は年間2000件以上頂いており、真摯に問題解決に取り組んできました。
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