電気自動車の充電が無料なのはなぜ?施設や探し方も徹底解説!
電気自動車の普及が進んでいますが、それと同時に、ショッピングモールなどの駐車場で電気自動車の無料充電ポイントを頻繁に見かけるようになりましたよね。
一般的なガソリン車は、自分でガソリンスタンドへ行って給油し、給油した分のお金を支払うシステムですが、電気自動車はなぜ充電が無料でできるのでしょうか。
今回の記事では、電気自動車の充電が無料でできるのはなぜなのか、充電が無料の施設や探し方、電気自動車のメリットとデメリットを紹介します。
電気自動車の購入を考えている方、必見です。
目次
電気自動車の充電が無料でできるのはなぜ?主な理由2つを紹介!
ショッピングセンターなどの駐車場に行く機会がある方は、電気自動車の充電が無料でできることをご存じかと思います。
ガソリン車の給油は全額実費なのに、電気自動車の充電はなぜ無料でできるのでしょうか。
まずは、電気自動車の充電が無料でできる主な理由を2つ紹介します。
理由①電気自動車の普及のため
電気自動車の充電が無料でできる理由は、電気自動車の普及のためです。
電気自動車は、昨今新たに売られている自動車になります。
したがって、良い情報も悪い情報もあまり出回っていないことから「自動車という非常に大きな買い物でそこまでリスクを払いたくない!今まで通りガソリン車(ハイブリッド車)で良い」と考えている人は一定数います。
そこで、消費者に「無料で充電ができる電気自動車はとてもお得」と思ってもらうため、市区町村の役所や公共施設、自動車ディーラーなどに電気自動車の無料充電所を設置しているのです。
理由②お店側の利益増のため
電気自動車の充電が無料でできるもう1つの理由は、お店側の利益増のためです。
電気自動車の無料充電スポットを施設に設置することで、電気自動車ユーザーが積極的に来店します。
しかも、電気自動車を満充電させるには多少なりとも時間がかかるので、電気自動車ユーザーは車を置いてスーパーやショッピング施設に入って買い物をするでしょう。
ともなれば、お店側は電気自動車の無料充電所を設けることで、少なくとも電気自動車ユーザーを新たに囲い込むことに成功し、自社の利益増が見込めるというわけです。
公共施設でない限り、多くの施設は利益を得るためにそこに存在しています。
だからこそ、利益を得るためにあえて電気自動車の無料充電スポットを設置しているのです。
電気自動車の充電が無料なのはなぜ?充電が無料の施設や探し方!
電気自動車の充電が無料でできるのには、それなりの理由があることがわかりました。
では、一体どういう場所で電気自動車の充電が無料でできるのでしょうか。
充電が無料でできる施設の探し方についても解説します。
電気自動車の充電が無料でできる施設の一例
電気自動車の充電が無料でできる施設の一例は、以下の通りです。
- 市区町村役場
- 公共施設
- ショッピングセンター
- スーパーマーケット
- 自動車のディーラー
電気自動車の購入を検討しているのであれば、身近な場所で電気自動車を無料で充電可能なスポットを探してみてはいかがでしょうか。
意外と多くの場所を発見できると思いますよ。
ただ、イオンやアリオなどの大手企業のショッピングセンターにある電気自動車の充電スポットは、無料と有料の2種類があります。
よく行くショッピングセンターの充電スポットが有料なのか無料なのかは、しっかり確認しておきましょう。
電気自動車の充電が無料でできる施設の探し方
電気自動車の充電が無料でできる施設が気になっても、出かけ先の情報をすべて頭に入れるのは難しいですよね。
そこでおすすめするのは、電気自動車の充電が無料でできる施設を検索できるアプリです。
- EVsmart
- GoGoEV
- 高速充電ナビ
それぞれ、どのような特徴があるアプリなのかを紹介します。
おすすめアプリ①EVsmart
電気自動車といっても、PHEVやBEVなどの種類があります。
EVsmartは、所有している電気自動車の種類を検索画面に入力し、対応している充電スポットを探し出すことができるアプリです。
旅行先など、生活圏内ではない場所で有効活用できると話題になっていますよ。
おすすめアプリ②GoGoEV
GoGoEVは、利用者の充電記録や口コミなどを見ることができるアプリです。
近くに充電スポットが複数ある場合など、同サイトを利用してどちらがお得かを検索することができます。
おすすめアプリ③高速充電ナビ
高速充電ナビは、その名の通り、電気自動車を充電できる高速道路上のSA・PAを検索するアプリです。
れだけではなく、各充電器の利用状況などを詳細に確認できるので、高速道路の長距離移動でも安心して電気自動車を走らせることができるでしょう。
充電が無料なのはなぜ?電気自動車のメリットやデメリット!
電気自動車は充電が無料でできますが、そもそも電気自動車にはどのようなメリットとデメリットがあるのでしょうか。
具体的に解説します。
電気自動車のメリット
電気自動車の主なメリットは、以下の通りです。
- ガソリン車よりも維持費が安い
- 走行が静か
- 補助金や減税の対象になる
- 地球環境を考えた生活を送ることができる
- 非常用電源として利用できる
それぞれどういうことか見ていきましょう。
メリット①ガソリン車よりも維持費が安い
昨今、ガソリンの値上がりが深刻化しているのは周知の事実ですが、電気自動車であれば、ガソリン価格に一喜一憂する生活から解放されます。
また、電気自動車は修理・交換が割高になるエンジンオイルが不要で、ブレーキパッドなどの減りも遅いのだとか。
電気自動車はガソリン車より初期費用がかかってしまいますが、上記のような理由からランニングコストが安く済みます。
メリット②走行が静か
電気自動車はモーターとバッテリーで走行するので、走り出しや坂道発進時の走行が静かだといわれています。
乗車中の快適さを求めるのであれば、ガソリン車よりも電気自動車のほうが良いでしょう。
メリット③補助金や減税の対象になる
電気自動車は、地球環境を考えた最新型の車なので、補助金や減税の対象になります。
場合によっては、国と自治体両方の補助金制度を利用できるので、電気自動車の購入価格を抑えることもできるでしょう。
メリット④地球環境を考えた生活を送ることができる
電気自動車は、再生可能エネルギーを使って充電することで、充電時も走行時も二酸化炭素の排出を防ぐことができます。地球環境を考えた生活を送ることができ、非常にエコなドライブが実現するでしょう。
メリット⑤非常用電源として利用できる
電気自動車は、家庭用蓄電池よりも蓄電容量が大きいです。
したがって、非常用電源として利用する場合も、家庭用蓄電池よりもより大きな安心を得ることができるでしょう。
この場合、電気自動車と家庭が近い距離にある必要があります。
電気自動車のデメリット
電気自動車の主なデメリットは、以下の通りです。
- 初期費用が高い
- 選べる車種が少ない
- 一度に走れる距離が短く充電時間が長い
それぞれどういうことか、見ていきましょう。
初期費用が高い
電気自動車は、ガソリン車やハイブリッド車のような高い需要があるわけではないので、初期費用が割高です。
補助金や減税制度を利用しても、ガソリン車やハイブリッド車よりも高い初期費用を用意する必要があるため注意が必要です。
選べる車種が少ない
電気自動車は、ガソリン車やハイブリッド車のように購入者が多くはないので、選べる車種が少ないというデメリットがあります。
先にメーカーを決めてしまうと、そのメーカーが販売している数少ない電気自動車の中から購入するものを選ぶ必要があり、とても難しい決断を迫られる可能性もあるでしょう。
一度に走れる距離が短く充電時間が長い
電気自動車は、新品のバッテリーですら200〜600km程度しか走れません。
しかも、ガソリンスタンドのように、日本全国に充電スポットがあるわけではないので、充電スポットを探すのに苦労する可能性も。
しかも、ガソリン車は一般的に5分以内に給油が終わるにも関わらず、電気自動車は数時間、場合によっては半日程度も充電に時間がかかります。
充電が無料なのはなぜ?電気自動車は購入時にしっかり見極めを!
今回の記事では、電気自動車の充電が無料な理由や電気自動車のメリットとデメリットを紹介しました。
地球環境のことを考えると、ガソリン車よりも積極的に考えていきたい電気自動車。
充電の無料スポットが家の近くにあれば、電気自動車の購入を前向きに検討できるのではないでしょうか。
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この記事の監修者
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