蓄電池の勧誘電話が増加中!悪徳業者の条件や上手な断り方は?
蓄電池の需要が高まっている一方で、蓄電池の購入に関する勧誘電話が増加しているという事実があります。
一体どういうことなのでしょうか。
今回の記事では、蓄電池の勧誘電話が増加している原因、悪徳業者だと判断できる条件、勧誘電話を断る上手い方法を紹介します。
目次
蓄電池の勧誘電話が増加中!悪徳業者だと判断できる特徴は?
蓄電池の勧誘電話が増加しているという事実がありますが、その電話先の企業が悪徳業者だと判断できる条件には何があるのでしょうか。
具体的に7つの条件を紹介します。
特徴①強引な勧誘をしてくる
悪徳業者だと判断できる条件は、強引な勧誘をしてくることです。
たとえば、断っているのに理由を付けて勧誘を続けて来る、一度電話は切ったものの翌日以降も勧誘電話が止まらないという場合、悪徳業者である可能性が高いといえるでしょう。
特徴②今日中の契約を迫る
今日中の契約を迫ってくるのも、悪徳業者の特徴です。
悪徳業者は、とにかく1件でも多くの契約を取るのが目標。
したがって、様々な条件を付けて今日中の契約を迫るのです。
特徴③質問への回答が乏しい
蓄電池の悪徳業者は、質問への回答が乏しいという特徴もあります。
とにかく1件でも多くの契約を取りたい悪徳業者。
したがって、契約を取るためのノウハウは頭に入れていますが、蓄電池の具体的な情報は頭に入れていないのです。
営業マンから説明されていることに対して何らかの質問がある場合、積極的に質問攻めをしてみましょう。
そこで質問に対して的確な回答を得られない場合、該当業者は悪徳業者である可能性が高まります。
特徴④蓄電池の販売価格が高すぎる
蓄電池の販売価格が高すぎるのも、蓄電池の悪徳業者の特徴です。
悪徳業者はそもそも、自社の利益のことしか考えていません。
したがって、蓄電池の販売価格を元々高額に設定し、それでも購入してくれるカモを探しているのです。
蓄電池の販売価格が異様に高い場合、目の前にいるのは悪徳業者である可能性が高いといえるでしょう。
特徴⑤アフターサービスが充実していない
アフターサービスが充実していないのも、蓄電池の悪徳業者の特徴です。
蓄電池の悪徳業者の最重要課題は、いかに多くの蓄電池を販売できるかということ。
したがって、蓄電池を販売した後のことは知らん顔なのです。
蓄電池は15年前後も使える、長寿命のシステム。
だからこそ、アフターサービスが充実していない悪徳業者の蓄電池は、購入してはならないのです。
特徴⑥太陽光発電との併用ばかり勧めてくる
蓄電池の悪徳業者の特徴は、太陽光発電との併用ばかり勧めてくることです。
たしかに、太陽光発電と蓄電池を併用することでお互いのデメリットを補い合うことができ、大きなメリットを実感できるといわれています。
しかし、日射が見込めない家で太陽光発電を導入するメリットはないですし、そもそも太陽光発電自体を良く思っていない家庭も多いことでしょう。
そういった、個々の家庭にある具体的な情報を頭に入れず、太陽光発電と蓄電池の併用ばかり勧めてくる業者は悪徳業者といえます。
特徴⑦大きな値引きを提示してくる
大きな値引きを提示してくるのも、蓄電池の悪徳業者の特徴です。
悪徳業者は、蓄電池の販売価格が高すぎると紹介しました。
これが悪徳業者の手法の一つで、元々高値で設定している蓄電池を大幅値引きすることで消費者にお得を実感してもらい、購買意欲を掻き立てようという作戦なのです。
したがって、ありえないほどの大きな値引きを提示してくる業者は、悪徳業者といえるでしょう。
蓄電池の勧誘電話が増加中!悪徳業者が増加する理由は?
蓄電池の執拗な勧誘電話は、悪徳業者である可能性が高いことがわかりました。
続いて、蓄電池の悪徳業者が増加傾向にある理由を紹介します。
悪徳業者に対する相談件数は年々増加傾向!
蓄電池の悪徳業者は、年々増加しています。
独立行政法人 国民生活センターの発表によると、2006年に325件だった蓄電池の相談件数が、2020年には1,314件にのぼったということです。
わずか14年で相談件数が1千件程増えたのは、とても残念な事だといえるでしょう。
悪徳業者の増加原因は消費者が無知だから!
蓄電池の相談件数が増えているということは、蓄電池の悪徳業者が増えているということです。
では、なぜ蓄電池の悪徳業者が年々増加傾向にあるのでしょうか。
答えは、消費者が蓄電池に対して無知だからです。
蓄電池は冷蔵庫やテレビなどのように、ほとんど全家庭に当たり前に存在しているメジャーな電化製品ではありません。
したがって、需要が伸びてはいるものの、未だに蓄電池に対して知識が乏しい方も多くいる事実があります。
悪徳業者はそういった消費者の無知を利用して、言葉巧みに蓄電池を販売しているのです。
蓄電池購入に対する相談件数が年々増加傾向にあるのも、納得できるでしょう。
蓄電池の勧誘電話がしつこい!上手な断り方は?
最後に、蓄電池の勧誘電話がしつこい場合の上手な断り方を5つ紹介します。
蓄電池の悪徳業者による勧誘電話が多くなっている昨今、上手な断り方を頭に入れておくと、いざという時に安心できる可能性が高まりますよ。
ぜひチェックしてください。
断り方①我が家に蓄電池は不要だと訴え続ける
蓄電池の勧誘電話の上手な断り方は、我が家に蓄電池は不要だと訴え続けることです。
蓄電池は、平常時に電気代削減を期待でき、停電時には非常用電源として使うことができます。
だからこそ、昨今の電気代の値上がり対策や、規模が大きくなっている自然災害対策として、蓄電池の需要が高まっているのです。
しかし、蓄電池を所有しているからといって、期待しているほどの節約がかならず見込めるわけではありません。
さらに、災害時、確実に停電を免れることができるとも限りません。
したがって、蓄電池を不要だと考えているのであれば、営業マンに「蓄電池のメリットを知った上でも我が家に蓄電池は必要ない」ということをしっかり伝えていきましょう。
断り方②経済力がないと嘘を付く
蓄電池を購入できるほどの経済力がないと嘘を付くことも、蓄電池の勧誘電話の上手な断り方です。
蓄電池は、150万円ほどもする高額商品になります。
今は、諸条件をクリアすることで国や自治体から補助金を受けることもできるため、蓄電池の初期費用を大幅削減することが可能です。
しかし、それでも高額商品であることに変わりはありません。
したがって、蓄電池の勧誘電話を何度ももらっても経済的な理由から購入はできないと、勧誘を断固拒否する姿勢が大切です。
断り方③データの正当性を聞くまで契約しないと伝える
データの正当性を聞くまで契約しないと伝えることも、蓄電池の勧誘電話の上手な断り方です。
蓄電池の悪徳業者が増加している原因として、消費者の無知を紹介しました。
だからこそ、勧誘電話の営業マンは、蓄電池のデメリットをメリットに変換し、あることないこと伝えてくるでしょう。
消費者側は、営業マンが発言した情報の正当性を問うことが大切です。
発言の元になっているデータや情報を提示してもらったり、納得がいくまで説明を繰り返してもらったりするようにしましょう。
断り方④既に別会社と契約していると伝える
蓄電池の勧誘電話の上手な断り方は、既に別会社と契約していると伝えることです。
しつこい勧誘電話が鳴りやまない場合、嘘も方便ということわざの通り、嘘を付くことも大切です。
別会社と契約していると伝え、営業マンに引いてもらいましょう。
蓄電池の勧誘電話はしつこい!悪徳業者には強い姿勢で挑もう!
今回の記事では、蓄電池の勧誘電話をかけてくる悪徳業者の特徴、悪徳業者が増えている理由、勧誘電話の上手な断り方を紹介しました。
蓄電池の需要が増えている昨今、被害を受けてしまう消費者も多くなっている事実があります。
だからこそ、電話の相手が悪徳業者だと感じた場合、絶対に契約はしてはなりません。
気持ちを強く持ち、高額な蓄電池を独断で購入しないようにしてくださいね。
▼関連記事はこちら
この記事の監修者
『お客様に寄り添うこと』をモットーに日々の業務に取り組んでおります。
太陽光発電の活用方法や蓄電池の導入などのご相談は年間2000件以上頂いており、真摯に問題解決に取り組んできました。
光熱費削減に関するお悩み等ございましたら、お気軽にご相談下さい。
光熱費削減コンサルタント
中田 萌ご相談やお見積もりは
完全無料です!