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蓄電池の基本から導入まで完全ガイド

2025年07月19日更新

蓄電池とは何か?基本の仕組みと役割

蓄電池は、電気エネルギーを化学エネルギーとして貯蔵し、必要に応じて電気として取り出すことができる装置です。従来の乾電池や充電池と基本的な仕組みは同じですが、家庭用蓄電池は大容量の電力を長時間蓄えることができる点が大きな特徴です。

近年、電力供給の安定化や再生可能エネルギーの効率的な活用を目的として、家庭用蓄電池の導入が急速に拡大しています。特に太陽光発電システムとの組み合わせにより、昼間に発電した電力を夜間に使用したり、災害時の非常用電源として活用したりすることが可能になります。

蓄電池の基本的な動作原理は、充電時に電気エネルギーを化学エネルギーに変換して蓄積し、放電時に化学エネルギーを電気エネルギーに変換して供給するというものです。この循環により、電力を効率的に管理し、必要な時に安定した電力供給を実現できます。

家庭用蓄電池の種類と特徴

リチウムイオン電池

現在最も普及している家庭用蓄電池の主流がリチウムイオン電池です。高いエネルギー密度を持ち、軽量かつコンパクトな設計が可能で、充放電効率も優れています。また、メモリー効果がないため、部分的な充電でも性能が劣化しにくいという特徴があります。

リチウムイオン電池の寿命は30年前後とされており、長期間の使用が可能です。ただし、高温環境では劣化が進みやすいため、設置場所の選定には注意が必要です。

ニッケル水素電池

ニッケル水素電池は、リチウムイオン電池と比較して価格が安価で、安全性が高いという利点があります。しかし、エネルギー密度が低く、重量が重い傾向があります。また、メモリー効果がやや見られるため、定期的な完全放電が推奨されます。

鉛蓄電池

従来から使用されている鉛蓄電池は、コストが最も安価で、技術が成熟している点が特徴です。しかし、重量が重く、エネルギー密度が低いため、家庭用としては限定的な用途に留まっています。

NAS電池

NAS電池は大容量の電力を長時間蓄えることができる特殊な蓄電池です。主に産業用途で使用されており、寿命は15年程度とされています。高温での動作が必要なため、家庭用としての普及は限定的です。

蓄電池導入のメリット

電気代の削減効果

蓄電池を導入することで、電気料金の安い夜間電力を蓄えて昼間に使用することができます。特に太陽光発電システムと組み合わせることで、昼間に発電した電力を夜間に使用できるため、電力会社からの購入電力を大幅に削減できます。

現在の住宅用太陽光発電(10kW未満)の売電価格は1kWhあたり15円となっており、設置年度や電力会社によって異なる場合があります。電力会社からの購入電力単価と比較して、自家消費による経済効果を検証することが重要です。

停電時の備え

災害時や停電時に、蓄電池があることで電力供給を継続できます。特に医療機器を使用している家庭や、在宅ワークを行っている家庭では、電力供給の継続は非常に重要な要素となります。

一般的な家庭用蓄電池であれば、冷蔵庫や照明などの基本的な電気機器を数時間から数日間稼働させることが可能です。

環境への貢献

蓄電池の導入により、太陽光発電などの再生可能エネルギーを効率的に活用できるため、化石燃料の消費削減につながります。これは地球温暖化対策の一環として、環境負荷の軽減に寄与します。

蓄電池の価格相場と費用対効果

容量別価格相場

家庭用蓄電池の価格は、容量1kWhあたり15万円~25万円程度が基準となっています。容量別の価格相場は以下の通りです。

小容量タイプ(3kWh~5kWh)は100万円~150万円程度、中容量タイプ(6kWh~10kWh)は150万円~200万円程度、大容量タイプ(10kWh以上)は200万円~350万円程度となっています。

一般的な家庭用蓄電池(4kWh~7kWh)を導入する場合の費用相場は60万円~175万円程度が目安となります。

設置工事費用

蓄電池本体価格に加えて、設置工事費用が必要になります。工事費用は設置場所の条件や配線工事の複雑さによって異なりますが、一般的には20万円~50万円程度が相場となっています。

費用対効果の検証

蓄電池の導入効果を検証する際は、初期投資額と年間の電気代削減額を比較することが重要です。太陽光発電システムと組み合わせることで、より高い費用対効果を期待できます。

太陽光発電と蓄電池の組み合わせ

システム連携のメリット

太陽光発電システムと蓄電池を組み合わせることで、発電した電力を効率的に活用できます。昼間の余剰電力を蓄電池に貯蔵し、夜間や雨天時に使用することで、電力の自給自足に近づけることが可能です。

一般的な家庭用太陽光発電システム(4kW~5kW)を導入する場合の費用相場は140万円~200万円程度が目安となります。太陽光パネルの設置費用の相場は、パネルの種類や設置面積、工事内容などによって大きく異なりますが、一般的には1kWあたり35万円~40万円程度とされています。

最適な容量の選定

太陽光発電システムの発電量と家庭の電力消費量を考慮して、適切な蓄電池容量を選定することが重要です。過大な容量は初期投資が増加し、過小な容量では十分な効果が得られない可能性があります。

蓄電池の設置と施工

設置場所の選定

蓄電池の設置場所は、安全性と効率性を考慮して選定する必要があります。屋内設置の場合は、換気が良く、温度変化が少ない場所が適しています。屋外設置の場合は、直射日光や雨水から保護できる場所を選ぶことが重要です。

施工業者の選定

蓄電池の設置は専門的な知識と技術が必要な工事です。施工実績が豊富で、アフターサービスが充実している業者を選定することが重要です。また、設置後の保証内容についても事前に確認しておくことをお勧めします。

設置工事の流れ

設置工事は通常、現地調査、設計、機器搬入、設置工事、試運転、引き渡しの順序で進行します。工事期間は設置内容により異なりますが、一般的には1~2日程度で完了します。

補助金制度の活用

国の補助金制度

2025年現在、家庭用蓄電池の導入に対して国からの補助金制度が提供されています。補助金の対象となる機器や条件は年度によって変更される場合があるため、導入前に最新の情報を確認することが重要です。

地方自治体の補助金

都道府県や市区町村レベルでも、独自の補助金制度を設けている場合があります。国の補助金と併用できる場合もあるため、お住まいの地域の制度を調査することをお勧めします。

補助金申請の注意点

補助金申請には申請期限や必要書類の準備が必要です。また、申請から交付までには一定の期間を要するため、導入計画を立てる際は余裕をもってスケジュールを組むことが重要です。

蓄電池の保守とメンテナンス

定期点検の重要性

蓄電池の性能を長期間維持するためには、定期的な点検とメンテナンスが欠かせません。基本的には、メーカーや施工業者による点検サービスを受けることが推奨されます。

日常的な管理

日常的には、蓄電池の動作状況を確認し、異常な音や発熱がないかをチェックすることが重要です。また、設置環境の清掃や周辺の整理整頓も性能維持に貢献します。

故障時の対応

万が一、蓄電池に故障が発生した場合は、基本的には無償で保証対応を受けることができますが、保証期間や対象となる故障内容については事前に確認しておくことが重要です。

蓄電池選びのポイント

容量の選定

家庭の電力消費量と使用目的を考慮して、適切な容量を選定することが重要です。災害時の備えとしては最低限の電力を数日間供給できる容量を、経済効果を重視する場合は太陽光発電システムとの組み合わせを考慮した容量を選択します。

機能と性能

蓄電池には様々な機能が搭載されています。停電時の自動切り替え機能、スマートフォンでの遠隔操作機能、天気予報連携機能などがあります。必要な機能を整理して選定することが重要です。

メーカーとサポート体制

蓄電池は長期間使用する設備であるため、メーカーの信頼性とサポート体制も重要な選定要因です。保証期間の長さ、サポート窓口の充実度、メンテナンスサービスの内容などを比較検討することをお勧めします。

まとめ

蓄電池は、電力の安定供給と経済効果の両面で家庭に大きなメリットをもたらす設備です。特に太陽光発電システムとの組み合わせにより、その効果は大幅に向上します。

導入を検討される際は、家庭の電力消費量、設置環境、予算などを総合的に考慮し、最適なシステムを選定することが重要です。また、補助金制度の活用により、初期投資を抑えることも可能です。

蓄電池の導入は、持続可能な社会の実現に向けた重要な取り組みでもあります。環境への貢献と経済的なメリットを両立させる蓄電池の導入を、ぜひご検討ください。より詳しい情報や具体的な導入プランについては、お気軽にリノベステーションにお問い合わせください。

よくある質問

蓄電池の寿命はどのくらいですか?

一般的な家庭用蓄電池の寿命は30年前後とされています。ただし、使用環境や充放電の頻度により変化する場合があります。高温環境での使用や頻繁な充放電を避けることで、より長期間の使用が可能です。

蓄電池の設置にはどのくらいの費用がかかりますか?

家庭用蓄電池の価格は容量により異なりますが、一般的な4kWh~7kWhタイプで60万円~175万円程度が目安となります。これに設置工事費用として20万円~50万円程度が加算されます。

停電時にはどのくらいの時間電力供給が可能ですか?

蓄電池の容量と使用する電気機器により異なりますが、一般的な家庭用蓄電池では、冷蔵庫や照明などの基本的な電気機器を数時間から数日間稼働させることが可能です。

太陽光発電と蓄電池はセットで導入した方が良いですか?

太陽光発電システムと蓄電池を組み合わせることで、発電した電力を効率的に活用でき、より高い経済効果が期待できます。既に太陽光発電を設置している場合でも、後から蓄電池を追加することは可能です。

補助金は必ず受けられますか?

補助金制度は年度や地域により異なり、申請期限や予算上限があります。導入前に最新の補助金情報を確認し、条件を満たしているかを事前に調査することが重要です。

 

この記事の監修者

中田 萌

『お客様に寄り添うこと』をモットーに日々の業務に取り組んでおります。
太陽光発電の活用方法や蓄電池の導入などのご相談は年間2000件以上頂いており、真摯に問題解決に取り組んできました。
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中田 萌
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