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太陽光発電と蓄電池のセット導入は最強?理由と購入時の注意点も!

太陽光発電 2024年01月04日更新

太陽光発電と蓄電池のセット導入は、平常時はもちろん非常時にも大きなメリットといわれています。

では、太陽光発電と蓄電池のセット導入のメリットやデメリットは何なのでしょうか。

この記事では、太陽光発電と蓄電池のそれぞれの特徴、セット導入のメリット・デメリット、蓄電池を後付けする注意点を解説します。

太陽光発電と蓄電池!それぞれの特徴は?

太陽光発電と蓄電池のセット導入がおすすめと言われていますが、まずはそれぞれの特徴を紹介します。

太陽光発電の特徴

太陽光発電の特徴は、太陽光さえ出ていれば発電が可能という点です。

また、太陽光は再生可能エネルギーといい、発電する際に二酸化炭素などの有害物質を排出しません。
したがって、地球環境に良く、いま問題視されている地球温暖化問題に一役買う期待が持てます。

ちなみに、太陽光発電の発電力は素晴らしいもので、実は曇天時や雨天時にも発電します。
発電量は、曇天時で晴天時の50%程度、雨天時でも晴天時の10%程度。
晴天であることに越したことはありませんが、どのような天気でも発電してくれるのは嬉しいですよね。

蓄電池の特徴

蓄電池の特徴は、太陽光発電で発電した電力や、電力会社から購入した電力を溜めておくことができる点です。
蓄電池を上手く活用すれば、電気代が大幅節約できる他、非常時にも停電知らずで過ごすことが可能になります。
蓄電池を効率的に使うため、電力会社との電気契約を「深夜が割安電力・日中が割高電力」というプランに変更するのは必須です。

太陽光発電と蓄電池をセットで導入すると◎理由は?

ここからは、太陽光発電と蓄電池をセット導入することで得られる主なメリットを、以下の通り3つ紹介します。

非常用電源として利用できるから

太陽光発電と蓄電池のセット導入がおすすめな理由は、非常用電源として利用できるからです。

自宅近辺が大規模停電になった場合を想定してください。
太陽光発電のみ所有の場合、停電発生時に曇天もしくは雨天だと、思うほどの発電量は見込めません。
したがって、太陽光発電を所有しているにも関わらず、自宅の停電は免れません。

また、太陽光発電で得た電力は日中に使い切らなければならないので、夜間の停電も免れなくなります。

蓄電池のみ所有している場合も同じです。
停電発生時に蓄電容量が満タンであれば、ある程度の時間は停電を免れることができます。
しかし、蓄電容量が底を尽きてしまえば停電してしまいます。

ところが、太陽光発電と蓄電池をセット導入していれば、必要な電力を日中と夜間で分けることができるので、夜間でも電力使用が可能です。

節電が可能になるから

節電が可能になることも、太陽光発電と蓄電池をセット導入するメリットの一つです。

太陽光発電を所有していれば、日中に使用する電力は太陽光発電で賄えるので、日中分の電気代を抑えることが可能になります。
日中に在宅していない家庭であれば、太陽光発電が発電した電力を蓄電池に溜め、夜間に利用することで節約できます。

また、蓄電池導入後は、電力会社との電力契約を「深夜が割安電力・日中が割高電力」に変更します。
したがって、単純に電気代の節約が可能になるというわけです。

電力の自給自足生活ができるから

太陽光発電と蓄電池をセット導入するメリットとして、電力の自給自足生活ができる点も挙げられます。

昨今、特に真夏には電力使用が大きくなって、電力使用を最小限にするよう呼びかけがされますよね。
日本における停電発生確率は極めて少ないものの、今後電力を使い過ぎると、計画停電を余儀なくされる可能性は十分にあります。

ところが、太陽光発電と蓄電池を導入することで、電力の自給自足生活が完成します。
したがって、たとえ計画停電が起ころうとも、停電による不便を感じることはありません。

太陽光発電と蓄電池をセット導入!デメリットは?

太陽光発電と蓄電池のセット導入には、実はデメリットも存在します。

ここからは、太陽光発電と蓄電池のセット導入に対する主なデメリットを3つ紹介します。

購入費用の負担が大きい

太陽光発電と蓄電池をセット導入するデメリットは、購入費用の負担が大きいことです。

ちなみに、以下は一般的な4人家族における太陽光発電と蓄電池の購入費用。

  • 太陽光発電…90~135万円前後(1kWhあたり20~30万計算で4.5kWh設置)
  • 蓄電池………80~150万円前後(7kWh程度のもの)

太陽光発電と蓄電池を同時に購入する場合、とても大きな金額が一気に飛んでいくのが分かりますよね。
とはいえ、国や地方自治体による補助金制度もあるので、実際の負担額は上記の金額よりも多少は軽減されます。

しかし、将来の安心を得るために今しんどい思いをするのかと思うと、気持ちが滅入ってしまうのは言うまでもありません。

設置スペースの確保が必要

設置スペースの確保が必要という点も、太陽光発電と蓄電池をセット導入するデメリットです。
太陽光発電は基本的に屋根に取り付けるので問題はありませんが、日射の関係でカーポートや専用の空間に取り付ける場合もあります。

蓄電池は、基本的に住宅の外に設置場所を確保します。

また、塩害地域や寒冷地域などにお住まいの場合、設置が可能か否かもチェックしなくてはなりません。

太陽光発電と蓄電池の寿命がバラバラ

太陽光発電と蓄電池をセット導入するデメリットは、双方の寿命がバラバラという点です。

以下は、一般的にいわれている太陽光発電と蓄電池の寿命です。

  • 太陽光発電…20~30年
  • 蓄電池………15~20年

たとえば、太陽光発電と蓄電池をほぼ同時に購入した場合、購入後15年程度しか安心して使うことができません。
太陽光発電の卒FIT後に蓄電池を購入した場合、最初の10年程度しか安心して使用できない可能性もあります。
それぞれ高額商品だからこそ、寿命がバラバラなのはデメリットとなり得るでしょう。

既存の太陽光発電に蓄電池を後付け!注意点は?

蓄電池の導入を検討している方の中には、太陽光発電が卒FITを迎えたら…と考えている方も多いのではないでしょうか。

最後に、既存の太陽光発電に蓄電池を後付けする場合の主な注意点を2つ紹介します。

蓄電容量を具体的に定める

既存の太陽光発電に蓄電池を後付けする場合、蓄電容量を具体的に定めることが大切です。

蓄電池は、一般的な4人家庭の平均容量が5〜7kWhといわれています。
とはいえ、電気使用量は各家庭によって異なりますし、蓄電池に求めていることも異なります。

たとえば、日々の生活の電気代節約のために蓄電池を導入するのであれば、太陽光発電の発電量と合わせてそこまで大容量な蓄電池を購入する必要はありません。

しかし、災害時のために蓄電池の導入を検討しているのであれば、それなりに大容量な蓄電池を選ぶ必要があります。
蓄電池の導入目的は何なのかを明確にし、
目的に合わせた蓄電容量の蓄電池を購入できると良いですね。

優良業者と出会う

優良業者と出会うことも、既存の太陽光発電に蓄電池を後付けする場合に注意していきたいポイント。
というのも、太陽光発電も蓄電池も精密機械なので、しっかり組み合わさるかが大きなポイントになるからです。

たとえば、太陽光発電と蓄電池を同時購入する場合、同じメーカーで似たような製造年月日のものを選べば、ほぼ問題なく使用できるでしょう。

しかし、既に太陽光発電が稼働している上で蓄電池を新たに導入する場合、購入した蓄電池と既存の太陽光発電がしっかりマッチするかが重要なポイントになります。

優良業者は、消費者の心配事にしっかり回答してくれるでしょう。
悪徳業者は、蓄電池を売りたいがために平気で嘘を付く可能性が高いです。
ぜひ、
業者選びは慎重に行ってくださいね。

太陽光発電と蓄電池は併用が◎平常時も非常時も安心を得よう!

この記事では、太陽光発電と蓄電池の併用がおすすめの理由について解説しました。
太陽光発電と蓄電池を併用すると、平常時はもちろん非常時も安心を得られることが分かりましたね。

大きな自然災害が多発している昨今、非常時に備えて何かしら準備しておくことはとても重要です。

ぜひ、太陽光発電と蓄電池のセット導入を前向きに検討してみてください。

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この記事の監修者

中田 萌

『お客様に寄り添うこと』をモットーに日々の業務に取り組んでおります。
太陽光発電の活用方法や蓄電池の導入などのご相談は年間2000件以上頂いており、真摯に問題解決に取り組んできました。
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