スマートソーラー蓄電池のメリット・デメリット紹介!
「スマートソーラーの蓄電池ってどんな特徴があるのだろう。」
「蓄電池を買いたいけど、どれを選べば良いのかわからない。」
このように考えている方はいませんか。
蓄電池はメーカーや種類によって特徴が大きく異なり、自分の家に合う合わないがあります。
そのため、それぞれのメーカー・種類ごとに特徴を知る必要があります。
そこで今回は、スマートソーラーの蓄電池について知っていきましょう。
目次
スマートソーラーの蓄電池の特徴を幅広く紹介!
ここでは、まずスマートソーラーについて、次に蓄電池について、そしてメリットデメリットを紹介していきます。
スマートソーラー株式会社とは
まずはスマートソーラー株式会社とはどういった会社か見ていきましょう。
スマートソーラー株式会社は、京セラで1980年代から太陽光発電を手がけていた現社長が2007年に創業した会社です。
家庭用蓄電池の販売を行っているだけでなく、メガソーラーや産業用太陽光発電システムなどの太陽光発電分野にも力を入れています。
本社は東京の日本橋にありますが、千葉に研究所、関西に技術者センター、福島に支社を展開しています。
技術力や対応力が注目の会社です。
スマート蓄電システム
次に、スマートソーラー株式会社が販売するスマート蓄電システムについて見ていきましょう。
概要
スマート蓄電システムは日本の戸建て住宅に最適な蓄電システムです。
すでに太陽光発電システムが設置されている住宅を対象としています。
スタイリッシュな見た目やスタック構造によるコスト削減、Sマーク取得といった特徴があります。
そして、システムとしては2つのプランが用意されています。
ストレージ・システム
まずはストレージシステムです。
これは既存の太陽光発電用PCSをそのまま使用できるストレージがあるので、余計な出費をすることなく設置できます。
そして、停電時でも全自動で自立運転に切り替えてくれるので、安心できます。
特徴としては以下が挙げられます。
- 業界トップクラスの97.5%の電力変換効率
- 自立運転の定格出力4.0kW
- アルミダイキャストケースを採用し、放熱性・耐防食性に優れている
- ファンレス構造により優れた静粛性
価格は工事費込みで1,515,000円となっています。
ハイブリッド・システム
次はハイブリッドシステムです。
ハイブリッドシステムは太陽光発電用PCSと蓄電用PCSを兼ね備えたハイブリッドPCSです。
防水・防塵性能としては標準で円買い地域にも設置可能となっています。
このシステムでは、クラウドと連携してAIによる日射量の予測と消費量の予測で最適な充放電制御を行うスマートAI、気象データーからの発電量予測、生活パターンにより消費電力予測などができ、とても高性能です。
また、エネルギー状況をスマホやタブレットでいつでも確認できるのも魅力の1つと言えるでしょう。
特徴は以下が挙げられます。
- 業界トップクラスの97%の電力変換効率
- 定格出力5.5kWの高出力
- ファンレス構造により優れた静粛性
価格は工事費込みで1,488,000円です。
メリット
続いては、スマート蓄電システムのメリットを5つ紹介します。
低価格
1つ目は低価格であることです。
ハイブリッドシステムでも、工事費込みで150万円を少し越すくらいです。
容量が11.5kWhとかなりの大容量を誇っていますが、他のメーカーの場合は300万円ほどで販売されているので驚きですね。
この理由は、製造・販売・設置の各工程でコストカットを図っているからです。
製造工程では、部材の仕入れを全て自社で行い、仲介業者にかかるコストをカットしています。
また、自社工場を持たないため、設備コストもカットできています。
そして、販売工程では、自社のホームページから直接販売を行うことで、代理店に支払う手数料をカットしています。
また、代理店がないことで価格のばらつきがないのもメリットと言えるでしょう。
最後に、設置工程では現場で製品を組み立てるスタック構造を取り入れ、搬入作業にかかるコストをカットしています。
そのため、他の企業よりもとても安い価格で提供されています。
2021年現在、テスラのパワーウォールが最も安いと言われており、税抜きで99万円です。
ただ、工事費が40〜80万円ほどかかり、国の助成金の対象外です。
そのため、スマート蓄電システムの方が最終的には安くなるでしょう。
1日分の電気をためられる大容量
2つ目は、1日分の電気をためられる大容量であることです。
スマート蓄電システムは11.5kWhの容量を誇りますが、280W程度の電化製品であれば34時間ほど使用できます。
280Wは冷蔵庫・テレビ・照明・スマホの充電・ルーターの合計ほどの値になります。
最低限の生活インフラを丸一日以上確保できるのは安心ですね。
停電でも安心
3つ目は、停電でも安心できることです。
蓄電池は停電時に特に活躍しますが、スマート蓄電システムは停電に強いです。
停電になると、まず初めに自動で自立運転に切り替わります。
自動運転とは、停電時に太陽光発電で作った電気を家庭に供給するための仕組みのことです。
さらに、全負荷型であるので、家庭内の全ての電化製品を使えます。
そして、200V対応であるため、IHクッキングヒーターやエアコンなどの200V家電も使用でき、普段通りの生活を送れます。
耐久性
4つ目は、耐久性が高いことです。
蓄電池は屋外に設置して雨風にさらされるため、耐久性が気になりますよね。
スマート蓄電システムは耐久試験の合格基準を6000サイクルに設定しており、15年以上の寿命が見込まれています。
さらに、サビや劣化を防ぐために蓄電池に「高耐候性亜鉛メッキ鋼板」、パワーコンディショナーには「高耐候性アルミ」が採用され、蓄電池とパワコンに「特殊塩害塗装」が施されています。
そのため、非常に耐久性が高いと言えるでしょう。
AIで蓄電池の充放電を最適化
5つ目は、AIで蓄電池の充放電を最適化していることです。
充放電に関してはAIが自動で行ってくれるため、自分で操作する必要がありません。
仕組みとしては、まずAIが生活パターンから消費電力を予測します。
そして、気象データから発電量を予測し、それらをもとに最適な充放電をします。
また、AIには学習機能があるため、使えば使うほど精度が高い予測・充放電が期待されます。
節約のために必要なことをAIがしてくれるので、とても便利に感じるでしょう。
デメリット
多くのメリットがありましたが、デメリットも少しあるので最後に触れておきます。
それは、価格競争がないことです。
価格が業界で最も安いことを紹介しましたが、価格競争がありません。
価格が安かったのはメーカー直販で行われていたからです。
一般的な蓄電池は多くの販売店が取り扱っており、競争が生まれています。
そのため、キャンペーンやセールなどが実施され、価格競争が生まれています。
ただ、キャンペーンやセールなどを考慮しても、現在のところはスマート蓄電システムの方が断然安いです。
購入すると決めたらキャンペーンなどを待たずに購入しましょう。
安さと安心を求める方はスマートソーラー蓄電池!
今回はスマートソーラー蓄電池について紹介しました。
魅力はなんといっても、メーカー直販だからこそできる価格の安さです。
さらに耐久性も優れているので、蓄電池を初めて購入したい方はぜひ候補の1つに入れて検討しましょう。
リノベステーションではニチコンやシャープを始めとした蓄電池を取り扱っております。
もちろん、太陽光発電機器との同時購入も可能です!
手続きが面倒な補助金申請も代行しておりますので、お気軽にください。
IHやエコキュートのお取り扱いもございます。
この記事の監修者
『お客様に寄り添うこと』をモットーに日々の業務に取り組んでおります。
太陽光発電の活用方法や蓄電池の導入などのご相談は年間2000件以上頂いており、真摯に問題解決に取り組んできました。
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