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陸屋根はどんな屋根?太陽光発電に向いている?注意点や設置工法まで徹底解説!

太陽光発電 2024年02月20日更新

太陽光パネルを設置する際、自分の家の屋根がパネルの設置に向いているかどうか気にするかもしれません。屋根には様々なタイプがありますが、今回とりあげるのは屋根が平らな陸屋根です。

本記事では陸屋根の特徴や太陽光パネルを設置する際のメリット、設置時の注意点、設置方法などについて徹底解説します。ぜひ、陸屋根に太陽光パネルを設置する際の参考にしてください。

陸屋根はどんな屋根?

陸屋根(りくやね・ろくやね)とはどのような屋根なのでしょうか。太陽光パネル設置の話の前に、屋根としての陸屋根の特徴や注意点を解説します。

陸屋根の特徴

陸屋根とは屋根にほとんど勾配がない平らな屋根のことで、平屋根フラット屋根と呼ばれることもあります。

陸屋根は勾配(傾き)がないと説明しましたが全くないわけではありません。雨水を排水するための最低限の勾配がつけられています。降水量が多い日本ではあまり見られないタイプの屋根でしたが、近年、防水技術が発達したため採用されるようになりました。

陸屋根のメリットは以下の2点です。

  • 風の影響を受けにくい
  • 屋根をバルコニーや屋上として活用できる

特に2点目の利点は洗濯物を干す場やバルコニーに適しているため、新たな空間活用として重宝されています。

陸屋根の注意点

現代風のデザインである陸屋根ですが雨漏りに注意が必要です。従来の日本家屋の屋根は勾配があるため雨水が自然と排出されていましたが、陸屋根は勾配が低く屋根の上にたまりやすく、雨漏りを引き起こす恐れがあります。

もちろん、建築当初は防水性能が高いため雨漏りの可能性は極めて低いですが、屋根が経年劣化すると屋根の防水部分が劣化して雨漏りを引き起こす可能性があります。一定の年数が経過したら、防水工事を実施して水はけの悪さを解消しましょう。

陸屋根に太陽光パネルを設置するメリット

陸屋根の形状は平らであるため太陽光パネルの設置に適しています。適している理由は以下の3点です。

  • 屋根の向きを気にしなくてもよい
  • 遮熱効果が得られる
  • 発電設備を配置しやすい

理由の詳細を見てみましょう。

屋根の向きを気にしなくてもよい

陸屋根は平坦であるため、パネル設置時の屋根の向きを考える必要がありません。住宅用の屋根として広く用いられている切妻屋根や寄棟屋根は屋根に傾きがあるため設置場所が限られてしまいます。

それに対し陸屋根は傾きがないためパネルの方向を自由に調整できます。太陽光パネル向きと発電効率の関係は以下のとおりです。

屋根の向き

発電効率

100%

南東・南西

96%

東・西

85%

63%

陸屋根は全て南向きで設置できるため最大効率で発電できます。

遮熱効果が得られる

太陽光パネルには太陽の熱を遮る遮熱効果があることがわかっています。

【倉庫屋根面の太陽光パネルの有無による天井の温度推移】

時刻

外気温(℃)

パネル下(℃)

パネルなし(℃)

パネル下とパネルなしの温度差(℃)

9:00

31.4

37.9

45.5

7.6

10:00

33.4

41.6

50.6

9.0

11:00

34.0

45.0

54.5

9.5

12:00

35.4

46.0

56.1

9.4

13:00

36.4

47.1

56.5

9.4

14:00

37.1

47.3

55.8

8.5

15:00

37.4

45.9

52.4

8.5

16:00

38.0

43.3

47.9

4.6

17:00

37.3

40.1

42.6

2.5

18:00

34.4

35.4

35.3

-0.1

参考:環境省「太陽光パネルを屋根に設置して快適に!

パネルがある場所とない場所の10:00~15:00までの温度差は平均して9.5℃もあり、パネルの遮熱効果の高さがはっきりとわかります。

発電設備を配置しやすい

屋根にほとんど勾配がない陸屋根はパネルの設置に適しています。屋根の傾斜がないため設置角度が低い状態でパネルを設置できることから通常よりも多くのパネルを設置できます。

加えて傾斜付きの場合よりも安全に作業できることから効率的な設置が可能であり、工期を短縮することができるため設置コストを抑えられます。

陸屋根に太陽光パネルを設置する際の注意点

発電効率が高く設置しやすいといったメリットがある陸屋根ですが以下の2点に注意が必要です。

  • 温度上昇で発電効率が低下する恐れがある
  • アンカーボルト工法を採用しにくい

詳しい内容を見てみましょう。

温度上昇で発電効率が低下する恐れがある

1つ目の注意点は温度が上昇しやすく発電効率が下がる恐れがあることです。先ほど陸屋根は南方向に設置しやすいため効率よく発電できると説明しましたが、別の見方をすれば太陽熱を多く受けるため高温になりやすいことを意味しています。

太陽光パネルが効率よく稼働できるのは25℃までです。パネル温度がそれ以上になると、1℃上昇するごとに発電効率が0.4〜0.5%低下します。太陽光パネルの温度が40℃になると25℃よりも15℃も高いため、発電効率が最大7.5%減少してしまう計算になります。

連日35℃を超える気温となる夏場の屋根の温度は40℃以上になることも珍しくないため、発電効率が大きく減少してしまうでしょう。

アンカー工法を採用しにくい

2つ目の注意点はアンカー工法を採用しにくいことです。アンカー工法は架台(パネルを支える土台)を直接屋根材にビス止めして取り付ける工法です。傾斜があまりない陸屋根でアンカー工法を採用した場合、雨水が侵入しやすくなってしまいます。

アンカー工法での設置が不可能というわけではありませんが、高い防水処理の技術を持っている業者に依頼したほうがよいでしょう。

陸屋根での設置方法

陸屋根にパネルを設置する方法は以下の3つです。

  • 重石工法
  • 置き基礎工法
  • アンカーレス架台を用いた工法

設置方法を詳しく見ていきます。

重石工法

重石工法とは屋根に穴をあけずにパネルを設置する方法です。屋根にコンクリートブロックを設置し、ブロックの上に架台や専用レールを取り付けてパネルを設置します。

強風時にパネルと屋根の間に風が入り込んで、パネルを外してしまう恐れがあるため、強風対策が必要です。また、ブロックの重さが100キログラムを超えるため屋根がどのくらいまでの重さに耐えられるかしっかり考慮してから採用しなければなりません。

置き基礎工法

置き基礎工法とは架台をコンクリートブロックで固定させてパネルを設置する施工方法です。重石工法と同じく屋根に穴をあけないため雨漏りの心配がありません。メンテナンスがしやすいため、工期を大幅に短縮できます。

アンカーレス架台を用いた工法

アンカーレス架台も屋根に穴をあけない工法です。架台を屋根に直接置く工法で重石や基礎がないため軽量だという特徴があります。特殊な風を逃がす構造を採用しているため、かなりの強風でも耐えられます。

まとめ

今回は陸屋根の特徴や太陽光発電との相性などを中心に解説してきました。防水対策などの観点からかつてはあまり用いられてこなかった陸屋根ですが、建築技術・排水技術の進歩により導入する家が増えています。

陸屋根にパネルを設置すると発電効率が良くなることや屋根の遮熱効果が得られるといったメリットが得られます。しかし、パネルの温度が上昇しやすいことや一般的にパネル設置に用いられるアンカー工法を使いにくいといった注意点があります。

陸屋根の住宅で太陽光発電設備を設置する際やメリット・デメリットを比較検討し、十分検討してから設置を決定したほうがよいでしょう。

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この記事の監修者

『お客様に寄り添うこと』をモットーに日々の業務に取り組んでおります。
太陽光発電の活用方法や蓄電池の導入などのご相談は年間2000件以上頂いており、真摯に問題解決に取り組んできました。
光熱費削減に関するお悩み等ございましたら、お気軽にご相談下さい。

光熱費削減コンサルタント

中田 萌
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