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太陽光発電には悪徳業者が多い?業者の賢い選び方についても解説!

太陽光発電 2024年02月20日更新

太陽光発電には悪徳業者が多いという噂があります。それはなぜなのでしょうか。そこで今回の記事では、太陽光発電の悪徳業者の特徴を紹介すると共に、悪徳業者に引っかからないための業者の賢い選び方を紹介します。寿命が30年ほどと非常に長い太陽光発電を安心安全に使っていくため、どのような業者と契約を結べば良いのかを見ていきましょう。

太陽光発電には悪徳業者が多いって本当?悪徳業者の特徴4選!

資源エネルギー庁が発表した少し古いデータにはなってしまいますが、2020年には、太陽光発電に対する相談件数が2,002件もあったのだとか。単純計算で、1日あたり5件ほどの相談があったということです。とても多い数字ですよね。太陽光発電には悪徳業者が多いといわれてしまうのも、納得ではないでしょうか。

そこで今回の章では、太陽光発電の悪徳業者の特徴を4つ紹介します。被害に遭わないため、悪徳業者の特徴をしっかりおさらいしていきましょう。

特徴①太陽光発電のメリットしか教えてくれない

太陽光発電の悪徳業者の特徴は、太陽光発電のメリットしか教えてくれないことです。太陽光発電を導入すると、電気代の削減や停電対策ができます。しかし、全家庭が十分な恩恵を得られるわけではありません。

太陽光が十分に望めない家庭、そもそもの日射量が少ない地域などでは、太陽光発電を設置するメリットが乏しい場合も。それにも関わらず、営業マンが「太陽光発電にはメリットしかない」と言い切る場合、悪徳業者である可能性が非常に高いです。

特徴②近日中の契約を迫ってくる

近日中の契約を迫ってくるのも、太陽光発電の悪徳業者です。

  • 今日中に契約すれば初期費用を大幅値引きする
  • お得なキャンペーンを適用できるのは残りわずか

など、とにかく近日中の契約を迫ってくる場合も悪徳業者といえます。太陽光発電は100万円前後の初期費用がかかるものなので、近日中の契約を迫られても「家族でしっかり話し合ってから決める」という確固たる意志を貫くようにしてください。

特徴③工事内容が不明確

太陽光発電の悪徳業者は、工事内容が不明確という特徴もあります。

工事内容を不明確にする理由は、工事費用をごまかすためです。基本的に、太陽光発電の工事費用は総額の20%が相場といわれています。したがって、工事費用が全体の20%を大きく上回っている場合、詐欺まがいなことをされているかもしれません。注意しましょう。

特徴④見積書が不透明

見積書が不透明というのも、太陽光発電の悪徳業者の特徴です。理由は先ほど同様、見積書を不透明にすることで請求金額をごまかそうとしているからです。

太陽光発電は100万円前後の初期費用がかかるものなので、内容をきちんと精査し、わからない項目については営業マンに確認するなど、各自しっかり対応しましょう。請求金額が100万円を大きく超える場合、その理由を確かめると共に、他の業者に相見積もりをお願いしてください。

太陽光発電の業者選びは難しい?業者の賢い選び方6選!

太陽光発電の悪徳業者に引っかかってしまうと、思ったような恩恵を受けられなかったり、無駄な初期費用を払うことになったり、様々なデメリットを感じるでしょう。では、太陽光発電の業者はどのように選ぶべきなのでしょうか。そこで今回の章では、太陽光発電の業者の賢い選び方を6つ紹介します。ぜひ参考にしてください。

選び方①施工実績が100棟以上の業者

太陽光発電では、施工実績が100棟以上の業者を選ぶことが大切です。理由は、100棟以上の経験があれば、イレギュラーにも柔軟に対応できるからです。

住宅の屋根の形は家庭によって様々で、太陽光パネルを乗せる場所や乗せる角度も家庭によって異なるでしょう。いくつもの細かい判断が必要になってくる場面で、施工実績が100棟以上という経験は役立ちます。今までの反省点を踏まえて作業をしてくれるので、万が一のリスクを最小限にできるでしょう。

選び方②屋根に詳しい業者

屋根に詳しい業者、というのも大切です。住宅の屋根に詳しくない業者が施工を行った場合、

  • 設置工事に不備があって屋根から雨漏りが発生してしまった
  • 1枚15kg前後の太陽光パネルの重量に耐え切れずに屋根が倒壊してしまった

などのリスクがある場合も。

屋根に詳しい業者が施工をすれば、屋根の負担を最小限に考えた施工を行ってくれるはずです。生涯住み続ける家だからこそ、屋根に詳しい業者に施工をお願いし、安心して日々の暮らしを送っていけると良いですよね。

選び方③取り扱いメーカーが多い業者

太陽光発電の取り扱いメーカーが多い業者というのもおすすめです。というのも、太陽光発電は大小含め50社以上の製造元が存在しているのですが、どのメーカーのどの太陽光発電設備が良いのかは家庭によって異なるからです。取り扱いメーカーが多い業者だと選択肢が増え、より家庭に合った太陽光発電の導入を検討することができます。

選び方④保証内容が充実している業者

保証内容が充実している業者というのもおすすめです。太陽光発電の寿命は30年前後といわれており、非常に長寿命。だからこそ、しっかりした保証を持っている業者に施工をお願いすることで、太陽光発電を長期的に安心して使えるでしょう。

万が一があった場合も、保証期間内であれば無料もしくは自己負担額を軽減して修理ができる可能性も高まります。

選び方⑤自社施工している業者

自社施工している業者というのもおすすめです。自社施工とは、販売会社と施工会社が同一であることです。メリットとしては、

  • 連携が取りやすいので対応がスムーズ
  • 万が一があった場合に連絡を取りやすい
  • 中間マージンを取られないので工事費用が比較的安い
  • アフターサービスが充実している

というポイントが挙げられます。反対にデメリットは、

  • 営業マンの説明が下手なことが多い
  • 施工可能なエリアが狭い
  • 工事日程が既に埋まっていて予約が取りにくい

といったところです。このように自社施工には一長一短ありますが、万が一の場合に連絡を取りやすいのは消費者にとってとても嬉しいメリットといえるでしょう。

選び方⑥倒産リスクの低い業者

倒産リスクの低い業者であることも、太陽光発電の賢い業者選びです。お伝えしている通り、太陽光発電は30年ほどの寿命があります。ともなれば、運営が安定していない業者は倒産してしまったり、規模が縮小してしまったりなどのリスクがあるかもしれません。

仮に施工会社が倒産してしまった場合、倒産後に太陽光発電システムに何らかのトラブルがあったら全額自己負担で修理をお願いしなくてはなりません。とてもリスキーですし、太陽光発電を設置した意味を見失ってしまうことでしょう。だからこそ、長期的に見て倒産リスクの低い業者に施工をお願いすべきなのです。

太陽光発電は業者選びが重要!安心できる業者と契約しよう!

今回の記事では、太陽光発電の悪徳業者の特徴、太陽光発電の賢い業者選びについて解説しました。冒頭でお話した通り、太陽光発電には残念ながら悪徳業者が多くいます。だからこそ、悪徳業者に引っかからないためにも、業者の賢い選び方を参考に、しっかりした業者と契約を結ぶようにしてください。

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この記事の監修者

『お客様に寄り添うこと』をモットーに日々の業務に取り組んでおります。
太陽光発電の活用方法や蓄電池の導入などのご相談は年間2000件以上頂いており、真摯に問題解決に取り組んできました。
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光熱費削減コンサルタント

中田 萌
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