蓄電池とソーラーパネルは併用が良い?併用のデメリットも紹介!

蓄電池を有効活用するため、ソーラーパネルとの併用が良いといわれています。では、そもそも蓄電池とソーラーパネルにはどういった特徴があるのでしょうか。今回の記事では、蓄電池とソーラーパネルそれぞれの特徴を紹介すると共に、一緒に使うと良いといわれる理由や一緒に使うマイナス面についても紹介します。
目次
蓄電池とソーラーパネルは併用すると良い?それぞれの特徴を紹介!
蓄電池とソーラーパネルは併用すると良いといわれていますが、両者の特徴がいまいちわからないという方も多いでしょう。そこで今回の章では、蓄電池とソーラーパネルそれぞれの主な特徴を紹介します。
蓄電池の主な特徴
蓄電池は、夜間の割安電力、ソーラーパネルが日中に発電した電力を蓄電するものです。夜間の割安電力を蓄電することで電気代の削減を見込める他、夜間と日中の2回蓄電ができることで強固な停電対策が可能になると話題になっています。
蓄電池を導入して恩恵を受けるためには、電力会社との電力契約を「夜間:割安電力」「日中:割高電力」のプランに変更しなくてはなりません。そして、日中の割高電力の使用頻度を極力抑える必要があります。
ソーラーパネルの主な特徴
ソーラーパネルは、太陽光を元に発電する設備のことです。太陽光は常に存在している枯渇しないエネルギー源で、発電時に二酸化炭素を排出しないことで有名になっています。だからこそ、地球温暖化問題の解決策として、全世界から注目されているのです。
とはいえ、太陽光が出ている日中にしか恩恵が受けられないというデメリットも。日中に家を不在にする家庭においては、ソーラーパネルを単独で所有するメリットはあまり実感できないかもしれません。
蓄電池とソーラーパネルは一緒に使うと良いって本当?理由5選!
蓄電池とソーラーパネルには、それぞれ一長一短あることがわかりました。だからこそ、蓄電池とソーラーパネルそれぞれのデメリットを補い合うためにシステムを一緒に使うと良いといわれているのです。そこで今回の章では、蓄電池とソーラーパネルを一緒に使うと良いといわれる主な理由を5つ紹介します。ぜひ参考にしてください。
メリットになる理由①強固な災害対策ができるから
蓄電池とソーラーパネルを一緒に使うと良い理由は、強固な災害対策ができるからです。
蓄電池を単独使用した場合、蓄電残量がなくなってしまえば停電は避けられません。同じように、ソーラーパネルを単独使用した場合、停電を免れるのは日中のみです。つまり、照明器具が必要だったり、何かと不便を実感しやすい夜間の停電を免れることは難しくなります。
蓄電池とソーラーパネルを併用すれば、ソーラーパネルが発電した電力を蓄電池に溜めることができるので、夜間の停電を免れることができ、非常時でも安心の生活を送れる期待が高まります。
メリットになる理由②電気代の請求額を最小限にできるから
電気代の請求額を最小限にできることも、蓄電池とソーラーパネルを併用する利点です。平常時は、以下のような使い方をします。
- 夜間の割安電力を蓄電する【蓄電①】
- 早朝~午前中に①を使う【放電①】
- ソーラーパネルが発電した電力を蓄電する【蓄電②】
- 夕方以降に③を使う【放電②】
- ①に戻る
つまり、家庭で使う電力は「夜間の割安電力」および「ソーラーパネルが発電した0円電力」です。割安電力なのでそもそもの請求が減額することは明確ですし、ソーラーパネルが発電できるので電力会社からの買電量も減ります。電気代の請求額が一気に減ることは確実でしょう。
メリットになる理由③地球環境を考えた生活を送ることができるから
蓄電池とソーラーパネルを併用すると、地球環境を考えた生活を送ることができるというメリットもあります。
というのも、発電所は電力のピーク時に合わせた発電しかできないため、電力需要の落ち着く夜間にも日中と同じ量の発電をします。蓄電池を導入すると、無駄になる夜間の電力を安価で買い取ることができ、全方向でWin-Winの関係性が生まれるのです。
メリットになる理由④初期費用を最小限にできるから
初期費用を最小限にできるのも、蓄電池とソーラーパネルを併用するメリットです。
ここまで紹介してきた通り、蓄電池とソーラーパネルを併用すると多くのメリットを実感できます。だからこそ、販売店などがセット割などを実現している場合も。また、同時に導入することで工事も1回で済み、特に人件費分が丸々1回分浮く期待も持てます。ソーラーパネル単体では補助金制度は出ませんが、蓄電池と同時購入することで補助金制度の対象になる可能性もあります。
このように、蓄電池とソーラーパネルを併用すると、初期費用面でも大きな恩恵を実感できるのです。
メリットになる理由⑤卒FIT後に電力の運用がしっかりできるから
蓄電池とソーラーパネルを併用すると、卒FIT後に電力の運用がしっかりできるというメリットもあります。
ソーラーパネルを導入すると、最初の10年間は売電単価が割高になるFIT制度を利用可能です。FIT制度を積極的に利用することで、かかった初期費用をほとんど回収できるともいわれています。ただ、10年後には卒FITしなくてはならず、以後の売電単価は大きく下落します。
卒FIT後に使えるのが蓄電池なのです。これまで売電していた電力を、自家消費に回すことができるからです。今までは売電収入を得ることで経済的メリットを実感していましたが、卒FIT後は電気代を削減することで経済的メリットを実感していくのです。
蓄電池とソーラーパネルを併用するのはデメリット?理由4選!
蓄電池とソーラーパネルを併用すると、様々なメリットを実感できます。ただ、残念ながらマイナス面も。そこで今回の章では、蓄電池とソーラーパネルを併用した場合のデメリットを4つ紹介します。
デメリットな理由①初期費用が高い
蓄電池とソーラーパネルを併用すると、初期費用が高いというデメリットがあります。平均的な初期費用は、蓄電池で150万円前後、ソーラーパネルで100万円前後といわれています。とても高額な初期費用が必要なのは明確です。ただ、初期費用を確実に回収できるほどの金銭面的なお得を実感できるともいわれているため、安心してください。
デメリットな理由②寿命が異なる
寿命が異なるのも、蓄電池とソーラーパネルを併用した場合のデメリットです。
具体的には、蓄電池が15年前後、ソーラーパネルが30年前後の平均寿命になります。つまり、ソーラーパネルの寿命を全うするためには、蓄電池の買い替えが1度は必要になるということです。高い買い物になるので、そもそものシステムの導入を見送ってしまう家庭が多いのも納得ではないでしょうか。
デメリットな理由③最適なセットを探すのが難しい
最適なセットを探すのが難しいというのも、蓄電池とソーラーパネルを併用する場合のデメリットです。システムを併用する場合、基本的には同一メーカーが推奨されています。しかし、家庭に最適な容量だったり性能だったりを持ち合わせている蓄電池を探すのは非常に難しく、さらに導入できるメーカーに縛りが出てくるとなると、蓄電池選びはさらに難航してしまうでしょう。
デメリットな理由④理想の全てを叶えられるとは限らない
蓄電池とソーラーパネルを併用しても、理想の全てを叶えられるとは限らない点も注意が必要です。
前章で、蓄電池とソーラーパネルを併用すると、電気代の削減と停電対策ができるとお伝えしました。しかし、そもそもソーラーパネルが想定通りの発電をしてくれる保証はないですし、蓄電池の容量によっては日中の割高電力を買電する必要性が生まれ、電気代の大幅削減が見込めない可能性もあります。このように、蓄電池とソーラーパネルを併用しても、理想の全てを叶えられるとは限らないのです。高い初期費用を払うにも関わらず、受けられる恩恵が安定していないのはデメリットだといえるでしょう。
蓄電池とソーラーパネルの併用は一長一短!家庭に合うものを選ぼう!
今回の記事では、蓄電池とソーラーパネルのそれぞれの特徴を紹介すると共に、併用で得られるメリットとデメリットを紹介しました。蓄電池とソーラーパネルは併用すると良いといわれていますが、残念ながら紹介したようなデメリットもあります。世間の意見に惑わされず、家庭に最適な選択ができると良いでしょう。
この記事の監修者

『お客様に寄り添うこと』をモットーに日々の業務に取り組んでおります。
太陽光発電の活用方法や蓄電池の導入などのご相談は年間2000件以上頂いており、真摯に問題解決に取り組んできました。
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