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太陽光発電の仕組みとは?初心者向け原理解説

太陽光発電 2025年05月12日更新

太陽光発電は、電気代削減や環境貢献に関心のある方々から注目されています。特に一戸建てにお住まいのご家庭では、導入メリットが大きい可能性があります。「仕組みは?」「メリット・デメリットは?」「費用は?」といった疑問に答えるため、この記事では太陽光発電の基本から導入ポイントまで分かりやすく解説します。仕組みを理解し、最適な選択をするためにお役立てください。

太陽光発電の基本的な仕組み:光が電気に変わるプロセス

太陽光発電は、太陽の光を直接電気に変える技術です。その中心となる「太陽電池」が持つ「光電効果」を利用しています。ここでは、光が電気に変わる基本的な仕組みを分かりやすく説明します。このプロセスを知ることで、太陽光発電のメリットが理解しやすくなります。

光電効果とは?太陽電池の原理

太陽電池の主な材料である半導体(シリコンなど)は、光が当たると電気が生まれる「光電効果」という性質を持っています。性質の異なる2種類の半導体(n型とp型)を重ね合わせ、その境界面に光が当たると、電子(マイナス)と正孔(プラス)が発生し、それぞれ異なる半導体へ移動します。この電子の流れが電流となり、電気を生み出す基本的な仕組みです。この原理により、太陽光がある限りクリーンな電気を作り出すことができます。

太陽電池モジュール(ソーラーパネル)の役割

屋根に設置される「太陽電池モジュール(ソーラーパネル)」は、小さな太陽電池(セル)を多数接続し、耐久性のあるパネル状にしたものです。1つのセルで生み出す電気はわずかですが、モジュールにすることで実用的な電力を得られます。住宅用システムでは、このモジュールを複数枚設置して必要な発電量を確保します。モジュールの性能や枚数、設置条件(方位、角度など)がシステム全体の発電量を決定します。

発電から利用までの流れ

太陽電池モジュールで発電される電気は「直流」ですが、家庭の電化製品は「交流」で動きます。そのため、「パワーコンディショナ」という機器で直流を交流に変換する必要があります。パワーコンディショナは、変換効率を高め、発電量を最大化する制御や、電力系統と安全に連携する機能も備えています。変換された電気は分電盤を通じて家庭内に供給され、照明や家電で利用されます。この一連の流れにより、太陽光エネルギーが日々の生活で使える電気となります。

太陽光発電システムの構成要素

太陽光発電システムは、ソーラーパネル以外にもいくつかの重要な機器で構成されています。発電した電気を効率よく安全に利用するために、それぞれの機器が連携して働いています。ここでは、システムの主要な構成要素とその役割を解説します。

太陽電池モジュール(ソーラーパネル)

太陽光を受けて直流電気を発電する、システムの主役です。シリコン系や化合物系など様々な種類があり、変換効率や耐久性、デザインも多岐にわたります。屋根の面積や形状、予算、求める発電量に応じて最適なものを選びます。メーカー保証も比較検討の重要な要素です。設置環境に合わせた選択が、長期的な発電性能につながります。

パワーコンディショナ

太陽電池モジュールが生み出した直流電気を、家庭用の交流電気に変換する心臓部です。変換効率の高さが、発電した電気を無駄なく使えるかに直結します。発電量を最大化するMPPT制御や、系統連系保護機能も重要です。屋内型・屋外型、蓄電池連携可能なハイブリッド型などがあり、設置場所や目的に合わせて選びます。寿命は約10~15年で、交換費用も考慮が必要です。

接続箱・集電箱

複数の太陽電池モジュールからの配線をまとめ、パワーコンディショナへ接続する役割を担います。内部には配線をまとめる端子や、安全のためのヒューズ、開閉器などが含まれる場合があります。システム規模によってはパワーコンディショナに内蔵されていることもあります。主に屋外壁面などに設置されます。

架台

太陽電池モジュールを屋根や地上に安全に固定するための部材です。屋根材の種類や設置場所の環境(積雪、風圧など)に適した材質(アルミ合金、ステンレスなど)や構造のものを選びます。設置強度と耐久性はシステムの安全性に直結するため、専門業者による確実な施工が不可欠です。

発電モニター(表示装置)

発電量や消費電力量、売電量などをリアルタイムで表示する装置です。発電状況を「見える化」することで、節電意識の向上につながります。スマートフォン連携機能があれば、外出先からも確認できます。日々のデータを確認することで、システムの異常察知や効果的な電気使用の検討に役立ちます。HEMS連携で、より高度なエネルギー管理も可能です。

太陽光発電の発電量を左右する要因

太陽光発電システムの発電量は一定ではなく、様々な要因によって変動します。「どれくらい発電するのか?」を正確に知るために、発電量に影響を与える主な要因を理解しておきましょう。これにより、設置場所の検討や発電量の予測に役立ちます。

天候・季節・時間帯

日射量が発電量の基本です。晴天時が最も発電量が多く、曇りや雨の日は減少します。季節では、日照時間が長く太陽高度が高い夏に発電量が多くなる傾向がありますが、気温が高すぎると効率が落ちるため、春や秋の方が効率が良い場合もあります。時間帯では、太陽高度が最も高い正午前後が発電量のピークとなります。

設置場所(方位・角度)

設置する屋根の方位と角度も重要です。日本では真南向きが最も効率的ですが、東向きや西向きでも十分発電します。北向きは推奨されません。最適な傾斜角度は地域によりますが、一般的に30度前後が良いとされます。屋根の形状に合わせることが多いですが、最適な角度での設置が理想です。

影の影響

建物や樹木などの影がモジュールにかかると、発電量は大幅に低下します。一部の影でもシステム全体に影響が出ることがあるため、設置場所の選定時には時間帯や季節による影の動きを十分に考慮する必要があります。専門業者によるシミュレーションや現地調査が重要です。

太陽光発電を導入するメリット

太陽光発電の導入には、電気代削減などの経済的メリットに加え、環境面や防災面でも多くの利点があります。初期費用はかかりますが、長期的に見て導入価値があるか、具体的なメリットを確認しましょう。

電気代の削減

発電した電気を自宅で使う「自家消費」により、電力会社から買う電気量を減らせます。特に電気料金単価の高い日中に自家消費することで、電気代を大幅に削減できます。日中の在宅時間が長い家庭やオール電化住宅、電気自動車を持つ家庭などで効果を発揮しやすいです。蓄電池を併用すれば、夜間なども自家消費でき、さらに削減効果が高まります。

売電による収入

自家消費して余った電気は、電力会社に売却できます(売電)。FIT制度(またはFIP制度)に基づき、一定期間、国が定めた価格で買い取ってもらえます。売電収入は電気代負担の軽減や初期費用回収の一助となりますが、買取価格は年々低下しており、FIT期間終了後は価格が大幅に下がる点に注意が必要です。今後は自家消費の重要性が増しています。

環境への貢献(CO2削減)

太陽光発電は発電時にCO2を排出しないクリーンなエネルギーです。化石燃料への依存を減らし、地球温暖化防止に貢献できます。自宅で再生可能エネルギーを生み出し利用することは、環境意識の高い方にとって大きなメリットとなります。持続可能な社会への貢献にもつながります。

災害時の非常用電源

停電時でも、日中発電している間は電気を使用できます。パワーコンディショナの自立運転機能を使えば、専用コンセントから電力供給が可能です。スマートフォンの充電や情報収集、最低限の家電利用が可能となり、災害時の安心感を高めます。蓄電池があれば夜間も電気が使え、さらに安心です。

太陽光発電導入のデメリットと注意点

太陽光発電には多くのメリットがありますが、導入前に知っておくべきデメリットや注意点もあります。初期費用や発電量の変動などを理解し、後悔のない選択をしましょう。

初期費用が高額

システムの導入には、機器代と工事費でまとまった初期費用(一般的に100万円以上)がかかります。補助金制度もありますが、依然として大きな投資です。費用対効果を長期的な視点でシミュレーションし、慎重に検討する必要があります。価格は低下傾向ですが、予算計画は重要です。

定期的なメンテナンスが必要

安定した発電性能を維持するため、定期的なメンテナンス(点検、清掃、部品交換など)が必要です。特にパワーコンディショナは約10~15年で交換が必要となり、その費用も考慮すべきランニングコストです。適切なメンテナンスを怠ると、効率低下や故障のリスクがあります。

発電量が天候に左右される

日射量に依存するため、曇り、雨、夜間、積雪時などは発電量が低下または停止します。発電量が不安定になる点はデメリットです。年間発電量は予測できますが、実際の量は変動します。安定供給を重視する場合は、蓄電池の併用などを検討しましょう。

設置スペースが必要

太陽電池モジュールを設置するには、ある程度の屋根面積が必要です。屋根の条件(形状、強度、方位、日当たりなど)によっては、十分な設置が難しい場合があります。設置前に専門業者による調査が不可欠です。庭などへの設置(野立て)も可能ですが、スペースと基礎工事が必要です。

制度変更のリスク

FIT制度の買取価格や補助金制度は、国の方針で変更される可能性があります。買取価格の低下や制度自体の変更により、当初の経済効果予測が変わるリスクも考慮する必要があります。最新情報を確認し、将来的な見通しも含めて判断することが重要です。

太陽光発電導入を検討する際のポイント

仕組みやメリット・デメリットを理解したら、次は具体的な導入検討です。後悔しないために、費用対効果の試算、信頼できる業者選び、補助金活用、保証確認などを慎重に進めましょう。

費用対効果のシミュレーション

初期費用、ランニングコスト、発電量予測、電気代削減効果、売電収入を基に、投資回収期間を試算します。複数の業者から見積もりとシミュレーションを取り、比較検討することが重要です。シミュレーションはあくまで予測であり、変動要因も考慮に入れましょう。自宅の電力使用状況に合わせた現実的な試算が大切です。

信頼できる業者選び

長期にわたる設備のため、信頼できる業者選びが不可欠です。価格だけでなく、実績、提案内容の的確さ、施工品質、保証・アフターサービスの充実度、担当者の対応などを比較検討します。複数の業者から話を聞き、納得できるパートナーを選びましょう。口コミや評判も参考にします。

補助金制度の活用(2025年3月現在)

国や自治体の補助金制度を活用すれば、初期費用を抑えられます。制度内容は年度や自治体で異なるため、最新情報を確認しましょう。国のZEH支援事業や、お住まいの自治体のウェブサイトなどをチェックします。申請期間や予算に限りがある場合が多いため、早めの情報収集と手続きが重要です。

保証内容の確認

長期使用する設備なので、保証内容は必ず確認しましょう。機器に対するメーカー保証(出力保証、製品保証)と、工事やシステム全体に対する販売・施工店保証があります。保証期間、対象範囲、免責事項などを契約前に詳細に確認し、不明点は必ず質問しましょう。

まとめ

太陽光発電の仕組み、メリット・デメリット、導入検討のポイントについて解説しました。太陽光発電は、光から電気を作るクリーンな技術で、電気代削減や環境貢献、災害対策に役立ちます。一方で、初期費用や天候による発電量変動などの注意点もあります。導入を成功させるには、費用対効果のシミュレーション、信頼できる業者選び、補助金や保証の確認が不可欠です。この記事を参考に、ご家庭に最適な選択をしてください。

太陽光発電の仕組みに関するQ&A

Q1. 太陽光発電の「仕組み」を簡単に教えてください。

A1. 太陽電池が太陽光を受けて直流電気を作り、それをパワーコンディショナで家庭用の交流電気に変換する仕組みです。発電した電気は自宅で使ったり、余れば売ったりできます。

Q2. 曇りや雨の日でも発電しますか?

A2. はい、発電量は減りますが、わずかな光でも発電します。ただし夜間や雪に覆われている場合は発電できません。

Q3. 太陽光発電の導入費用はどれくらいかかりますか?

A3. 容量やメーカーによりますが、住宅用で100万円以上が目安です。価格は低下傾向で、補助金が使える場合もあります。複数業者から見積もりを取りましょう。

Q4. メンテナンスは必要ですか?費用はどれくらいかかりますか?

A4. 定期的な点検や清掃が必要です。パワーコンディショナは10~15年で交換が必要となり、交換費用(数十万円)がかかります。メンテナンス費用は業者やプランによります。

Q5. FIT制度が終わったら(卒FIT後)、余った電気はどうなりますか?

A5. 安価な価格で売電を続けるか、蓄電池を導入して自家消費を増やすなどの選択肢があります。自家消費のメリットが大きくなる傾向にあります。

 

この記事の監修者

中田 萌

『お客様に寄り添うこと』をモットーに日々の業務に取り組んでおります。
太陽光発電の活用方法や蓄電池の導入などのご相談は年間2000件以上頂いており、真摯に問題解決に取り組んできました。
光熱費削減に関するお悩み等ございましたら、お気軽にご相談下さい。

光熱費削減コンサルタント

中田 萌
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