IHクッキングヒーターの魅力とは?長所や短所、価格を徹底解説!
「IHクッキングヒーターの購入を検討しているけど、ガスコンロと比べて毎月のコストや使い勝手はどう違うのかな?」
「IHクッキングヒーターで作りやすい料理や苦手な料理があれば買う前に知っておきたい。」
掃除のしやすさやオール電化との相性の良さが人気のIHクッキングヒーターですが、相性の悪い調理器具や不向きな調理方法などもありますので事前に確認しておく必要があります。
そこで本記事では、IHクッキングヒーターの特徴や価格、メリットやデメリットについてわかりやすく徹底解説していきます。
本記事を読むことでIHクッキングヒーターについての知識が身につき、あなたの家庭に導入すべきかどうかの判断もできるようになりますので、ぜひ最後までご覧ください。
目次
1.IHクッキングヒーターの特徴や魅力を徹底解説
まずはじめに、IHクッキングヒーターの特徴や魅力、本体の価格や毎月の電気代の相場について解説していきます。
1−1.IHクッキングヒーターの特徴や魅力
IHクッキングヒーターは、電気で発生させた磁力線の働きにより調理器具を加熱するヒーターです。
ガスコンロと違い、炎がでないため火災のリスクが少なく、安全性が非常に高いという特徴があります。
IHクッキングヒーターの天板はフラットなデザインになっており、フライパンや鍋を乗せる「五徳」が存在しないため掃除もサッとひと拭きで済ませることができます。
加熱温度もボタンで細かく調整できるため、揚げ物や煮物など、長時間加熱する調理方法に特に適しています。
1−2.IHクッキングヒーターの価格相場は?
IHクッキングヒーターには薄型で持ち運び可能な「卓上型」と、ガスコンロのようにキッチンに備え付ける「ビルトイン型」の2種類があります。
簡単に移動できる卓上型はテーブルの真ん中に置いて使えるため、鍋料理やお好み焼き、たこ焼きなどに大活躍します。
価格も1万円程度から手に入りますので、予備のヒーターとしても持っておくと便利ですね。
ビルトイン型は複数のIHヒーターと魚焼きグリルが一体化しており、取り付けには工事が必要です。
本体価格は4〜30万円ほどと機能によっても大きく差がありますが、工事費用がプラスになることは頭に入れておきましょう。
1−3.IHクッキングヒーターの毎月の電気代はどれくらい?
パナソニックのホームページによると、ビルトイン型のIHクッキングヒーターで標準的な料理をした場合の1ヶ月の電気代は1,020円ほどです。
この金額や一般的なプロパンガスの料金に比べて大幅に安く、都市ガスにほぼ匹敵するコスパといえます。
都市ガスの契約を解約することが可能であれば基本使用料を払わずに済みますので、さらなる光熱費の削減に繋げられますね。
時間帯で電気代が安くなる電力プランに加入している家庭であれば、電気が安い時間にまとめて作り置きをすることでさらに電気代を節約することができます。
2.IHクッキングヒーターのメリットとは?
続いて、IHクッキングヒーターのメリットについてさらに深く解説していきます。
2−1.安全性が高い
IHクッキングヒーターの最大の特徴は、火を使わない安全な調理が可能なことです。
ヒーターが加熱するのはあくまで調理器具だけですので、万が一油をこぼしたり衣服が触れても発火する心配はありません。
もしあなたがうっかりIHクッキングヒーターのスイッチを消し忘れたとしても、ガスコンロと違って爆発するような危険性もなく安心です。
長時間スイッチをつけっぱなしにした場合のオートオフ機能や、子供が誤ってスイッチを入れないようにできるロック機能なども搭載されている機種も多いので、さらなる安全性が期待できますね。
2−2.掃除がかんたん
IHクッキングヒーターの天板はガラス系の素材でできたフラットなパネルになっており、使用後は台拭きなどでサッと拭くだけで簡単に済ませられます。
ガスコンロのように吹きこぼれるたびに五徳や汁受け部分をシンクで洗う必要がないため、家事の時間や手間を大幅に減らすことができます。
毎日必ず使うコンロはできるだけ清潔にしておきたい所ですが、なかなか忙しくてどんどん汚れていってしまう悩ましい部分でもありますよね。
IHクッキングヒーターなら、揚げ物などをしたあとでも台所用の掃除スプレーなどを使えばすぐにピカピカにできますので、休日の憂うつなコンロ掃除から開放されて自由な時間を増やすことができます。
2−3.温度調節がしやすい
IHクッキングヒーターの温度調節はボタンで行うタイプが多く、5〜10度刻みで細かく調整が可能です。
揚げ物や煮物など、レシピ通りの温度を長時間保ちたい場合にはガスコンロより便利といえますね。
炎を使わないIHクッキングヒーターであれば少々の時間であればキッチンを離れていても問題ないため、料理と並行して他の家事をこなすこともできます。
家事や仕事に忙しい方にとって、安全性の高いIHクッキングヒーターは時間も節約できる頼もしい存在です。
3.IHクッキングヒーターのデメリットとは?
一方で、IHクッキングヒーターにはデメリットもあります。
以下に詳しく解説していきます。
3−1.IH対応の調理器具しか使えない
IHクッキングヒーターは炎ではなく磁力を使うため、「IH対応」の調理器具しか使えません。
持っているフライパンや鍋がIH対応でなければ使えなくなってしまいますので、この点はデメリットといえますね。
陶器でできた土鍋や中華鍋などの底部が丸みを帯びた調理器具はIH非対応のものが多いので注意しましょう。
今持っている鍋がIH対応かどうかわからない場合、水を入れてIHクッキングヒーターでお湯を沸かせるかどうか試すことで判別できます。
3−2.炒め物や炙り調理は苦手
IHクッキングヒーターは調理器具が天板に近づいていなければ加熱できないため、フライパンを振る炒めものなどには不向きです。
慣れてしまえば予熱を使ってチャーハンなどもおいしく作れますが、炎が決め手の中華料理などとの相性が良いとはいえないでしょう。
また、炎が出せないためスルメや干物などの炙り料理にも向いておらず、別途カセットガスのバーナーなどをを用意する必要があります。
頻繁に食卓に上がるメニューではないためそこまでのデメリットではないですが、直火でなければ調理できない料理は作れないことは頭に入れておきましょう。
3−3.調理後に天面が高温になる
炎がでないため火災のリスクが少ないIHクッキングヒーターですが、使用後の天板は熱くなリますので触らないように十分注意してください。
使用後は「天板高温注意」などのアナウンスが表示される機種がほとんどですが、小さなお子様が触らないように気をつけておく必要があります。
ガスコンロも使用後は高音になるので注意が必要ですが、天板がフラットなIHクッキングヒーターはどこが熱くなっているのかわかりづらいというデメリットがあります。
しばらく時間をおけば温度は下がりますので、それまではうかつに触れないように気をつけましょう。
4.【まとめ】IHクッキングヒーターは安全性と効率の高さが魅力的!
直火を使わないIHクッキングヒーターは、火災のリスクを大幅に減らしてくれる安全なヒーターです。
毎月の電気代も1,000円程度と非常に経済的なため、光熱費をできるだけ抑えたい方にはぴったりですね。
オール電化や話題の蓄電池、太陽光発電システムなどの次世代エネルギーとの相性も抜群ですので、導入を検討している方はぜひこの機会に試してみてはいかがでしょうか?
リノベステーションではオムロンやシャープを始めとした蓄電池を取り扱っております。
もちろん、太陽光発電機器との同時購入も可能です!
この記事の監修者
『お客様に寄り添うこと』をモットーに日々の業務に取り組んでおります。
太陽光発電の活用方法や蓄電池の導入などのご相談は年間2000件以上頂いており、真摯に問題解決に取り組んできました。
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