【対策も!】日本の停電情報はどこから得る?過去の被害も紹介!
交通マヒやライフラインの停止など、様々な困りごとが起こる停電。
日本の停電は、他の国と比べ少ないと言われていますが、予測の出来ない停電は多くの人を不安にします。
そんな停電対策の第一歩は、過去の被害や停電が起こった時に困るであろうことを予測することです。
また、停電が起こってしまったときに「なぜ停電が起こっているのか」「どこまでの地域で停電が起こっているのか」という情報を得ることも大切です。
そこで今回は、停電の情報を得る方法や停電による被害、対策方法などを解説していきますので災害対策の参考にしてみてください。
目次
【要チェック】停電の情報はどこから得る?
停電が起こってしまったときに、気になるのが「どのくらいの規模の停電なのか」などといった停電に関する情報です。
どこでどのくらいの停電が起こっているのかを知ることが出来れば、少し安心することが出来るのではないでしょうか。
今回は、停電情報を受けとることができる方法をご紹介しますので、お手持ちのスマートフォンなどのブックマーク機能を使い、検索・保存することをおすすめします。
① 電力のHPで確認可能!
停電情報を取得する方法として、1番正確だと言えるのが電力会社のHPに記載された情報です。
「(近くの電力会社の名前) 停電情報」と検索をすれば、停電している地域があるかすぐに分かります。
また、東京電力の「TEPCO公式スマートフォンアプリ」をダウンロードすると、停電の情報以外にも雷や地震などの情報をプッシュ機能でお知らせしてくれます。
② ツイッターなどのSNSで確認!
停電が起きた際には、ツイッターなどのSNSでも情報を受け取ることが出来ます。
ツイッターであれば、ツイートの検索欄で「(お住まいの地域) 停電」と検索すれば、近くに住む人がツイートしている場合があります。
また、災害に役立つ情報も合わせて発信している人もいるので、参考に知るとよいです。
しかし、誰にでも投稿できるSNSは、誤情報や悪意のある情報もあるので注意しましょう。
③ 停電情報アプリから確認可能!
停電情報を確認することが出来るアプリは、2021年現在多く存在します。
スマートフォンにダウンロードしておけば、いざという時にすぐ確認することが出来るので、1つダウンロードしておくと安心です。
また、停電情報アプリと合わせて災害情報が分かるアプリをダウンロードしておくと、近くで災害が起きた時に役立ちます。
日本で起きた停電で起きた被害は?
大規模停電が起きた場合、台風や地震などの災害が原因となっている場合が多く、停電以外にも被害が起こる可能性があります。
災害や停電による被害を最小限に防ぐためにも、最低限「食住」に関する対策は必須です。
令和元年(2019年) 台風の影響で千葉県周辺で大規模停電
2019年9月に、台風の影響による停電が関東地域で起きました。
停電したのは、最大93万戸で1週間経っても停電が復旧しない地域もありました。
停電は、台風の影響で起き、その台風では死者1名重軽傷者90名以上の被害を出しました。
人的被害以外にも、ゴルフ場のポールが民家に直撃したり、鉄塔が倒壊するなど多くの被害を出しました。
平成30年(2018年) 台風の影響で関西地方で大規模停電
2018年の9月には、2週間にも及ぶ大規模停電が関西地方を中心に起こりました。
最大で240万戸が停電し、多くの混乱が起きました。
停電だけではなく、台風の暴風により電柱が1000本以上倒壊しました。
その他にも、山間部では木々が倒壊し、立ち入り困難になってしまったところもあったため、停電の復旧に時間を要しました。
平成30年(2018年) 台風の影響で九州地方で大規模停電
2018年の9月には、台風による大規模停電がもう一つ起こっています。
中部、九州、沖縄などを中心に、1週間の停電が起こりました。
台風の暴風による飛来物や、屋根や看板が吹き飛ぶ被害などが起きました。
また、大雨によって九州地方では土砂崩れや川の氾濫が起き、死者が出ました。
【情報まとめ】停電による被害やリスクは大きい!
停電対策を行うときは、起こりうる被害やリスクを知ることが大切です。
台風や地震などの災害によって起こることが多い停電ですが、災害の被害だけではなく、停電によって起こるリスクもあります。
特に、健康被害と火災のリスクは、命を脅かす危険があるので十分に注意しましょう。
リスク① 健康被害のリスク
停電のリスクとして1番気をつけなければいけないのが、健康被害です。
停電が起こってしまうと、エアコンや医療機器が使用できなくなってしまいます。
特に、小さな子供やお年寄りがいる家庭では、夏や冬に空調が使用できないと熱中症などの危険性があります。
また、電子機器を利用した医療機器を使用している人も、医療機器が使用できなくなってしまうと命に関わる可能性があるので注意が必要です。
リスク② 火災のリスク
停電時には、火災にも気をつけなければいけません。
夜間に停電が起こってしまった時に、ろうそくやマッチなどで火を使う人もいるかと思いますが、手元がよく見えない状況での火の使用は火災のリスクがあります。
また、停電が復旧した時に通電したコンセントや断線した配線からの火災にも注意が必要です。
リスク③ データ破損のリスク
ネット社会と言われている現代。
新型コロナウイルスの影響によって、在宅ワークを行っている人も多いのではないでしょうか。
停電が起こってしまうと、在宅ワークによって家で扱っているパソコンの中のデータも破損や消失してしまう可能性があります。
また、停電時にはデスクトップパソコンの使用やノートパソコンの充電が出来なくなってしまいます。
リスク④ 断水のリスク
電気で給水ポンプを動かしているマンションやビルでは、停電によって断水が起こってしまいます。
マンションに住んでいる人などは、自宅のマンションの給水がどうやって行われているのかをしっかりと確認しましょう。
断水が起こってしまうと、トイレやお風呂が使用できなくなってしまうだけではなく、飲み水の確保も難しくなってしまいます。
リスク⑤ 交通機関などのマヒによるリスク
電車などの公共交通機関を普段から利用する人は、交通機関のマヒにも注意が必要です。
公共交通機関を使用しない人であっても、停電が起こる時は台風などの災害が起きている場合があるので、帰宅時や外出時には十分注意しましょう。
対策としては、車やバックの中に救急セットやお菓子類などを入れておくことをおすすめします。
最近では、持ち歩ける防災ポーチも販売されているので、1つ持っておくと安心です。
【情報から対策】自宅でできる停電対策は蓄電池がおすすめ!
停電によって起こりうる被害やリスクを知ったら、最後に1番大切な停電対策を行いましょう。
停電対策はオール電化住宅と、オール電化ではない住宅、家族構成などによって必要なものが変わります。
自分や家族にとって、停電時に必要なものは何かをよく考え、対策を行うことがおすすめです。
さらに、万全に停電対策を行いたいという方には「家庭用蓄電池」がおすすめです。
家庭用蓄電池を導入した場合、停電が起きてしまった時にもいつも通り電気を使用することができ、停電によるリスクを最小限にすることが出来ます。
停電対策だけではなく光熱費の削減が可能
家庭用蓄電池は、停電対策だけではなく日々の光熱費削減にも役立ちます。
夜間の安い電気を蓄電池に貯め、昼間に使用することによって電気料金を安くすることが可能です。
また、蓄電池に加えて太陽光発電システムを導入した場合、太陽光パネルで発電した電気を蓄電池に貯め、発電が出来ない時間帯に使用することが出来ます。
クリーンエネルギーで地球に優しい暮らし
蓄電池に加えて、太陽光発電システムを導入した場合、再生可能なクリーンエネルギーを使用することが出来、地球に優しい暮らしを実現することができます。
近年、地球温暖化が危惧されており、世界中で地球温暖化の進行を阻止しようと様々な取り組みが行われています。
地球温暖化を遅らせるためには、CO2などの温室効果ガスの排出を0にしなければいけません。
そこで注目されているのが、CO2の排出が少ない「再生可能エネルギー」です。
太陽光発電システムと蓄電池を合わせて導入した場合、電気の自給自足も可能となるので、再生可能エネルギーを利用した地球に優しい暮らしが可能です。
【まとめ】停電情報を正しく取得して対策をしよう!
今回は、停電についての情報やリスクについて解説しましたがいかがでしたでしょうか。
停電は、100%予測することも避けることも出来ません。
避けられないからこそ、個人個人で正しい対策を行うことが大切になります。
過去には、震災によって計画停電が行われたこともあるので、安心して生活するためにも、しっかりと防災意識を持ちましょう。
また、今年度は蓄電池や太陽光発電システムに対する補助金を出している市町村も多く存在します。
補助金の利用によって、お得に蓄電池や太陽光発電システムを導入できるので、蓄電池の導入をお考えの方はお気軽にお問い合わせください。
リノベステーションではオムロンやシャープを始めとした蓄電池を取り扱っております。
もちろん、太陽光発電機器との同時購入も可能です!
この記事の監修者
『お客様に寄り添うこと』をモットーに日々の業務に取り組んでおります。
太陽光発電の活用方法や蓄電池の導入などのご相談は年間2000件以上頂いており、真摯に問題解決に取り組んできました。
光熱費削減に関するお悩み等ございましたら、お気軽にご相談下さい。
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