夜トク12は安いの?夜トク8との違い・さらに節約するコツを解説!
毎年のように値上がりする電気代…こまめな節電だけでは節約効果が実感しにくいですよね。
そんな方におすすめなのが、夜間の電気代が大幅に安くなるTEPCOの「夜トク12」プランです。
とはいえ、「昼は高いのでは?」「どれぐらい安いの?」などといった疑問も浮かぶのではないでしょうか?
そこで本記事では、以下の3つのポイントについてくわしく解説していきます。
- 「夜トク」12プランの特徴や料金や「夜トク8」プランとの違い
- 夜トク12メリット・デメリット、夜トク12がおすすめな人
- 夜トク12を活用してさらに電気代をお得にする「3つのコツ」
記事を読めば、夜トク12があなたの生活スタイルに適しているかどうかわかるだけでなく、ちょっとした工夫で電気代を節約する方法も理解できるようになります。
「極端な節電はしたくないけど、電気代は下げたい!」とお考えの方に役立つヒントが満載ですので、ぜひ最後まで目を通してみてくださいね!
目次
夜トク12は安いの?特長や夜トク8との料金の違いをくわしく解説!
はじめに、夜トク12の特長や夜トク8との違い、それぞれの料金について解説していきます。
夜トク12とは?【プランの特長や魅力】
夜トク12とは、TEPCO(東京電力エナジーパートナー)が提供する「夜間の電気代が安い」電力プランです。
夜9時〜朝9時までの「12時間」の電気代が安いことから、「夜トク12」という名称がつけられています。
2017年の「電力自由化」にともない、夜トク12は関東だけでなく、日本中すべての家庭で契約できるようになりました。
夜トク12と夜トク8はどう違う?
TEPCOは「夜トク8」というプランも提供しており、それぞれ以下のようにお得な時間帯が違います。
プラン名 | お得な時間帯 |
夜トク12 | 夜9時〜朝9時 |
夜トク8 | 夜11時〜朝7時 |
夜トク12はお得な時間帯が長いぶん、夜トク8より割引率は低めという違いもあり、生活スタイルに合わせて選べるしくみになっています。
夜トク12は安いの?【3つのプランを徹底比較】
夜トク12・夜トク8と、スタンダードプランの電気代の違い(1kWhあたり)は以下のとおりです。
夜トク12 | 夜トク8 | スタンダード | ||||
朝9時〜 夜9時 | 夜9時〜 朝9時 | 朝7時〜 夜11時 | 夜11時〜 朝7時 | 24時間 | ||
34.39円 | 22.97円 | 32.74円 | 21.16円 | 〜120kWh | 121kWh〜 300kWh | 301kWh〜 |
19.88円 | 26.46円 | 30.57円 |
表を見比べると、夜トク12・夜トク8は「夜は大幅に安いが、昼間はスタンダードより高い」ことがわかります。
お得な夜トクプランですが、電気の使い方によってはスタンダードより電気代が上がる可能性があることも頭に入れておきましょう。
夜トク12のメリットやデメリットを徹底解説!契約するべき人は?
つぎに、夜トク12ならではの強みやメリット、注意するべきデメリットをくわしく解説していきます。
夜トク12のメリット【夜も朝も安い】
夜トク12ならではのメリットは、夜9時〜朝9時という「ちょうどいい時間帯」にお得な電気が使えることです。
まだ眠くならない夜9時以降に電気を使う機会は多いですし、朝起きてから仕事に出発するまでも電気使用量は集中しますよね。
夜11時〜朝7時という「寝ている時間帯」だけ安い夜トク8に比べて、夜トク12は「無理なくお得に電気が安くなる」便利なプランといえそうです。
夜トク12のデメリット【日中は高い】
夜トク12のデメリットは、TEPCOの電力プランの中でも昼間の電気代がかなり高いことです。
昼間と夜間の電気代には「1kWhあたり10円以上」の差があるため、休日の昼間にうっかり使いすぎると電気代に響いてしまいます。
昼間にまったく電気を使わないことは無理だとしても、「朝9時までに掃除や洗濯をしておく」など、ちょっとした工夫は必要になるでしょう。
【共働きなら最適】夜トク12がおすすめな人は?
夜トク12プランは、以下のような人に適しています。
- 平日の昼間は夫婦ともに仕事に出ることが多く、日中にほとんど電気を使わない人
- ソーラーパネルを設置しており、昼間の電気はあるていど太陽光発電でまかなえる人
- 朝9時より前・夜9時より後にまとめて家事をすることに抵抗がない人
反対に、「使いたい時に好きなだけ電気を使いたい!」という人には夜トク12は逆効果になってしまう可能性もありますので、契約する際には注意が必要です。
夜トク12をもっとお得に活用する「3つのコツ」をくわしく解説!
さいごに、夜トク12のお得な電気代をとことん活用する3つのコツをご紹介していきます。
①家電を使う時間を深夜・早朝に集中させる
掃除や洗濯、料理の作り置きなどを夜9時〜朝9時までの間に終わらせてしまえば、昼間の高い電気をほとんど買わずに過ごせます。
仕事の都合などで難しい方なら、洗濯乾燥機や食洗機の「タイマー機能」を活用すれば、家にいなくてもお得な電気で家事ができるでしょう。
ほかにも、タイマー付きの電源タップを使ってまとめて主電源をオフにするなど、アイデア次第で昼間の電気代はかなり節約できます。
②エコキュートで沸かしたお湯を保温して使う
電気でお湯を沸かす「エコキュート」を導入すれば、電気代はもちろん、ガス代も大幅に安くなります。
エコキュートはガス給湯器の「3分の1」ほどの光熱費でお湯が作れるほか、夜に沸かしたお湯を長時間保温して昼に使うこともできます。
夜トク12とエコキュートの保温機能はとても相性が良いため、毎日お風呂を楽しみながら「年間数万円」の光熱費を節約することも充分に可能です。
③【おすすめ!】蓄電池に充電して昼間に使う
本記事でいちばんおすすめの夜トク12活用法は、蓄電池と組み合わせて節約することです。
お得な時間帯に蓄電池に充電しておけば、昼間の割高な電気を買う必要はいっさい無くなります。
蓄電池を活用すれば、テレワークなどで日中家で過ごすことが多い方でも夜トク12の恩恵を受けられます。
蓄電池には「停電時の予備電源」という重要な機能もあり、オール電化の家に設置すれば安心と節約を同時に実現できますね。
【まとめ】夜トク12なら電気代が安くなる!蓄電池も使えばさらにお得
本記事でくわしく解説している重要なポイントを、以下にもういちどまとめていきます。
- 夜トク12は、TEPCOが提供している「夜9〜朝9時」の電気代が安い電力プランのこと
- 「夜11〜朝7時」が安い「夜トク8」のほうが割引率は高いが、お得な時間は短い
- 夜トク12・夜トク8ともに、お得な時間帯以外の電気代は「スタンダードプラン」より高い
- 夜トク12は、「日中は家にいないが、朝と夜はしっかり電気を使いたい」人におすすめ
- 「エコキュート」や「蓄電池」があれば、夜トク12の電気代がもっと安くなる
夜間の電気代がぐっと安くなる夜トク12ですが、そのぶん昼間が高いというデメリットもあります。
蓄電池やエコキュートがあれば「お得な時間に充電(湯わかし)して、昼間に使う」ことができるため、日中も家で過ごすことが多い方も無理なく節約できますね。
さらに、蓄電池を設置しておけば万が一の停電時もバックアップ電源として使えて安心ですので、夜トク12とセットでぜひ検討してみてくださいね!
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夜間の電気代が安い「夜トク12」のことは知っていても、本当に安いのか不安な方も多いのではないでしょうか?本記事では、夜トク12の特徴や料金、夜トク8との違いや、さらにお得に活用する「3つのコツ」について解説しています!
リノベステーションではニチコンやシャープを始めとした蓄電池を取り扱っております。
もちろん、太陽光発電機器との同時購入も可能です!
手続きが面倒な補助金申請も代行しておりますので、お気軽にください。
IHやエコキュートのお取り扱いもございます。
この記事の監修者
『お客様に寄り添うこと』をモットーに日々の業務に取り組んでおります。
太陽光発電の活用方法や蓄電池の導入などのご相談は年間2000件以上頂いており、真摯に問題解決に取り組んできました。
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