東京電力(tepco)パワーグリッドの停電時の対応は?
今回は東京電力(tepco)パワーグリッドの停電時の対応についてまとめてみました。
tepcoが提唱する停電時の対応や、安全対策サービスを紹介します。
停電時の対応を抑えておきたい人や、対策をしたい人にオススメの記事です。
ぜひ最後まで読んで参考にしてみてください。
tepcoとは何?
そもそもtepcoとは一体なんなのでしょうか。
tepcoは東京電力の略称のことです。
東京電力を英語表記すると「Tokyo Electric Power Company」となり頭文字(Companyからはcoを抽出)を取って、tepcoと呼ばれています。
tepcoはカスタマーサービスとして、安全対策サービスを実施しています。
また、公式ホームページでは停電時の対応を公開しており、YouTubeでも動画で分かりやすく解説しています。
tepcoは停電時の対応をHPで公開
先ほど述べた通り、tepcoはYouTubeで停電時の対応を公開しています。
動画の内容は以下の通りです。
- 停電した場合、周辺住宅も停電しているかどうかを確認する
- 周辺住宅も停電している場合は、tepcoが復旧作業をする
- 自宅だけが停電している場合は、電気の使いすぎによってブレーカーが切れている可能性が高い
- ブレーカーを入れても電気がつかない場合は、漏電している可能性がある
- 一向に電気がつかない場合は、東京電力パワーグリッドに問い合わせる
また、tepcoは公式ホームページで、停電時における電気設備の操作のマニュアルが公開されています。
スマートメーターで契約アンペアを設定している場合は、アンペアブレーカーの機能によって、停電時から10秒以内に自動で電気がつきます。
逆に停電時から10秒経過しても電気がつかない場合は、漏電遮断器が切れている場合があるそうなので、その際はtepcoにお問い合わせください。
アンペアブレーカーが設置されている場合は、停電時にアンペアブレーカーのつまみをあげるようにしてください。
漏電遮断器が切れている場合は以下の手順で漏電遮断器を復活させます。
- アンペアブレーカーが「入」になっていることを確認
- 配線用遮断器のつまみを全て「切」にする
- 漏電遮断器のつまみを「入」にしてから、配線用遮断器のつまみを1つずつ「入」にする
- 問題の回路のある配線用遮断器を入れた時に漏電遮断器が切れたら、その回路に漏電の可能性がある
- すべての配線用遮断器を「切」にし、再び漏電遮断器を「入」にする
- 問題のある回路以外の配線用遮断器を「入」にする
この後、tepcoに問い合わせて、問題のある回路を確認してもらうようにします。
tepcoの安全点検サービス
ここではtepcoの安全点検サービスを解説していきます。内容は以下の通りです。
- サービス内容と料金
- お問い合わせが充実
それぞれ解説していきます。
サービス内容と料金
tepcoは、ご家庭の電気安全の課題を解決するコンサルタントサービスを提供しています。
その中の安全点検サービスの料金は、平日日中が9,000円、土日祝日・夜間(17:00〜8:40)が13,000円となっています。
チェック項目は①分電盤の点検、②電圧測定、③漏電調査、④たこ足配線の点検、⑤コンセントまわりの点検などです。
分電盤や電圧はもちろんのこと、個人的に気になることが多いコンセントまわりの確認をしてもらえるのは、かなりありがたいです。
また、無償点検範囲と呼ばれるものが設定されており、tepcoが提供する設備に関しては無償で点検してもらうことが可能です。
メーターやアンペアブレーカーなども無償点検範囲に含まれています。
逆に、お客様の設備である家電周りの配線などは有償になります。
また、安全点検サービスで老朽化や故障が発見された場合、別途で内線改修工事サービスが実施されます。
サービス例や費用は以下の通りです。
コンセント・スイッチの取替 | コンセント取替 4,000円〜 スイッチ取替 4,000円〜 |
漏電ブレーカーの設置・取替 | 単相2線式の場合 10,000円〜 単相3線式の場合 17,000円〜 |
感震ブレーカーの設置・取替 | 単相2線式感震機能付きの場合 28,000円〜 単相3線式感震機能付きの場合 36,000円〜 |
安全ブレーカー(配線用遮断器)の取替 | 単相2線式 20A(2P1E)の場合 4,000円〜 単相2線式 30A(2P2E)の場合 4,500円〜 |
分電盤の取替 | 単相2線式の場合 41,000円〜 単相3線式の場合 58,000円〜 |
電力量計取付板の取替 | 単相2線式の場合 10,000円〜 単相3線式の場合 11,000円〜 |
これらの決済方法はクレジットカード・電子マネー決済・請求書払いのみです。
電子マネー決済は交通系ICカード、iD、QUICPay、Apple Payで対応しています。
お問い合わせが充実
tepcoはお問い合わせ方法が充実しています。
お電話でのお問い合わせはもちろんのこと、ホームページからのチャットサポート、LINEの公式アカウントを用いたお問い合わせもあります。
どのお問い合わせも全日24時間対応可能のため、緊急時の対応も問題ありません。
停電対策には蓄電池がオススメ
停電対策の1つとして蓄電池がオススメです。
使い過ぎによる停電ではなく、tepco側の不具合による停電の場合、復旧までに時間がかかることもあります。
その際の緊急電源として蓄電池は有効です。
もちろん停電時だけでなく、日常時でも高いパフォーマンスを発揮します。
電気代が安い時間帯にしっかり蓄電して、電気代が高い時間帯で蓄電された電気を使う、といったような使い方ができます。
蓄電池の導入をぜひ検討してみてください。
まとめ
それでは本記事をまとめていきます。
- tepcoが停電時の対応をホームページに公開している
- 安全点検サービスを提供している
- tepcoのお問い合わせ方法が充実している
もし停電になってしまった場合はまず、tepcoのホームページを確認して「何をすればいいのか」を明確にするようにしましょう。
普段からチェックしておいて、停電時にもスムーズな対応をするのも良いでしょう。
また、tepcoは安全点検サービスを提供しているため、どこか不具合を感じた場合や、ホームパーティで電気をたくさん使う予定の人は、念入りにチェックするのも良いかもしれません。
詳しくはtepcoに問い合わせるようにしましょう。
また、停電対策として蓄電池も有効策の1つです。こちらも検討してみましょう。
本記事を最後まで読んでいただきありがとうございました。参考にしてみてください。
リノベステーションではニチコンやシャープを始めとした蓄電池を取り扱っております。
もちろん、太陽光発電機器との同時購入も可能です!
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この記事の監修者
『お客様に寄り添うこと』をモットーに日々の業務に取り組んでおります。
太陽光発電の活用方法や蓄電池の導入などのご相談は年間2000件以上頂いており、真摯に問題解決に取り組んできました。
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