カナディアンソーラーの蓄電池は高品質?特徴を解説します!
「カナディアンソーラーの蓄電池の特徴は何がある?」
このような考えを持っている方はいませんか。
カナディアンソーラーは太陽光発電で世界トップクラスのメーカーです。
ここでは、カナディアンソーラーが採用している蓄電池システムの特徴などをみてきましょう。
目次
カナディアンソーラーの蓄電池の種類と特徴を紹介!
カナディアンソーラーの蓄電池の標準システムとして、3メーカーがあります。
それぞれの特徴を見た後、蓄電池を選ぶときの注意点なども見ていきましょう。
会社概要
まずはカナディアンソーラーの会社概要から紹介します。
ここでは、日本のカナディアンソーラーを紹介します。
会社名 | カナディアン・ソーラー・ジャパン株式会社 |
所在地 | 東京都新宿区新宿5-17-5 ラウンドクロス新宿5丁目8階 |
代表取締役 | 山本豊 |
支社 | 大阪、名古屋、仙台、福岡 |
カナディアンソーラーで採用している蓄電池の特徴と価格
カナディアンソーラーの蓄電池は「SOLIEV」「CSTHシリーズ」「スマートスターL」の3種類があります。
それぞれの特徴を見ていきましょう。
SOLIEV
1つ目は、SOLIEVです。
SOLIEVはトライブリッド蓄電システムです。
トライブリッド蓄電システムとは、太陽電池・家庭用蓄電池・電気自動車内蔵蓄電池の3つの電池をご家庭の生活リズムや電気の使用状況に合わせて連携するシステムです。
SOLIEVの特徴は大きく2つあります。
- 停電時でも安心
- V2H連携
1つ目は、停電時でも安心できることです。
SOLIEVは最大出力3kVAで、200Vの機器を使っていても、電力運用で余裕を持てます。
100Vしか使えないと、オール電化の家の場合は使えない家電が多くなります。
停電時でも普段と同じように家電が使えるのは良いですね。
2つ目は、V2H連携です。
V2Hとは、Vehicle to Homeの略で、電気自動車と家をつなぐことです。
SOLIEVでは、電気自動車の電気を住宅側で使えるようになります。
電気を買うとしても、割安な深夜電力を使えば家計に優しいですね。
停電時には、電気自動車の大容量バッテリーからご家庭へ電気を供給することができます。
災害時のバックアップとしても活躍が期待できるでしょう。
トライブリッドパワコンの価格は1,210,000円となっています。
CSTHシリーズ
2つ目は、CSTHシリーズです。
特徴は2つあります。
- 200Vの出力
- 長寿命
1つ目は、200Vの出力が可能であることです。
オール電化住宅で高い電圧が必要な時にも対応することができます。
ちなみに強い電力が必要とされるものはエアコンやIHコンロなどがあります。
それらが停電時でも使えるのは非常に安心でしょう。
2つ目は、長寿命設計で使える充電容量も多いことです。
蓄電池の素材にリン酸リチウムイオン電池を使用しているため、繰り返しの充放電に強い作りとなっています。
寿命としては公式で12,000回とされています。
また、一般的な蓄電池に比べて使える充電容量が多いです。
一般的な蓄電池の場合、劣化を防ぐために使える充電容量に制限があります。
しかし、CSTHシリーズの場合、劣化に強い作りとなっており、劣化を防ぐための制限が少なく、使える充電容量が多いです。
価格に関しては、蓄電池ユニットもハイブリッドパワコンもオープン価格となっています。
スマートスターL
3つ目はスマートスターLです。
特徴は大きく4つあります。
- 大型の単機能全負荷型
- 高出力かつスピード充電
- AI機能
- 停電時に太陽光発電が6kWまで稼働
1つ目は、大型の単機能全負荷型です。
全負荷型であるので、停電した時に家中の全てのお家電を使用することができます。
そして、容量が9.8kWhで、一般的な蓄電池は5〜6kWhが多い中、この容量は非常に大きいです。
また、既設の太陽光発電システムをそのままに設置することができる単機能型蓄電池なので、保証を気にすることなく設置できます。
2つ目は、200V・3kVAの高出力かつスピード充電ができることです。
エアコンやIH、エコキュートなどを使用することができ、どのご家庭でも使いやすいです。
また、蓄電池がほぼからの状態からでも3時間程度で満充電にできるのも魅力の1つと言えるでしょう。
3つ目は、AI機能搭載で充放電を最適化していることです。
スマートスターLに搭載されているAI機能によって翌日の天気予報や普段の電気の使用パターンなどを組み合わせて、最適な充放電を行います。
例えば、翌日が曇りの予報で、日中にある程度の電気を利用するとAIが判断したとしましょう。
その時は、深夜電力を多めに蓄電しておき、次の日に対応できるようにします。
自動で行ってくれるので、満足度が高いです。
4つ目は、停電時に太陽光発電が6kWまで稼働することです。
この点が他の蓄電池とは決定的に違います。
一般的な蓄電池では、停電が起きた場合は自立運転モードが働き、そこからの充電になるので、1.5kWずつが上限になります。
しかし、スマートスターLの場合、切替盤を分電盤の前に設置することで、停電になっても自立運転モードになりません。
太陽光発電は通常運転を続けるので、仮に4kWの発電をしたらそのまま全部使うことができます。
価格はオープン価格となっています。
蓄電池を選ぶ時の注意点
最後に、蓄電池を選ぶときの注意点について2つみていきましょう。
まずは、蓄電池の設置場所です。
蓄電池の設置場所は使用環境とサイズ・重量の2つの観点から見る必要があります。
高温多湿な環境は蓄電池の設置場所として相応しくありません。
劣化が早まるだけでなく、発火に至る危険性もあるので注意してください。
加えて、風通しが悪く、熱のこもりやすいクローゼットの中や、住宅の南面の直射日光の当たる場所も避けた方が良いです。
サイズや重量に関しては、確認してみると、思った以上に設置場所が限られることがわかります。
蓄電池本体のサイズに加えて作業スペースも必要です。
設置工事の前には現地調査をしてもらい、設置に適した場所を相談しましょう。
次に、蓄電池が補助金対象の機種か否かです。
蓄電池を導入する際、Siiや地方自治体の補助金を利用できる場合があります。
Siiの蓄電池補助金には、対象の蓄電池として細かい用件が設定されています。
しかし、蓄電池メーカーが把握しているので、蓄電池メーカーか販売店に確認しておきましょう。
また、地方自治体の補助金に関してですが、自治体ごとに対象機種の条件が異なっています。
Siiと自治体の補助金は両方使うことができるので、早めに申請しておきましょう。
評判の高い蓄電池ならカナディアンソーラーがおすすめ
今回は、カナディアンソーラーの蓄電池について紹介しました。
太陽光発電メーカーとして有名な企業ですが、蓄電池も手がけています。
そして、代表的な3種類は非常に魅力的な性能があり、評判も高いです。
蓄電池の購入を考えている方は比較検討しましょう。
リノベステーションではニチコンやシャープを始めとした蓄電池を取り扱っております。
もちろん、太陽光発電機器との同時購入も可能です!
手続きが面倒な補助金申請も代行しておりますので、お気軽にください。
IHやエコキュートのお取り扱いもございます。
この記事の監修者
『お客様に寄り添うこと』をモットーに日々の業務に取り組んでおります。
太陽光発電の活用方法や蓄電池の導入などのご相談は年間2000件以上頂いており、真摯に問題解決に取り組んできました。
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