【節約方法も】待機電力が大きい家電製品ランキング!
「1日の待機電力が気になる」、「待機電力が大きい家電製品が知りたい」という人もいるのではないでしょうか。
待機電力が大きい家電製品の消費電力を減らすことで、電気代の節約になります。
そこで今回の記事では、待機電力が発生する仕組み、待機電力が大きい家電製品や待機電力を減らす方法などを紹介します。
目次
待機電力が発生する仕組みは?
待機電力は家電製品を使っていなくても、コンセントを差したままの状態で電力が消費されます。
家電製品の時計やタイマーなどの機能を維持したり、リモコンのスイッチの指示を待ったりするのも消費電力が掛かる理由です。
また、携帯電話の充電器はコンセントに差し込むだけで、常に待機電力が発生します。
家電製品を使用しない場合は、コンセントを抜いたり、節電タップを活用したりすることで待機電力の発生を予防することができます。
待機電力1日どれくらい電気代を節約できる?
「一般社団法人省エネルギーセンター」のデータを元に待機電力にかかる電気代を計算してみました。
- 一世帯当たりの年間消費電力:4,432kWh
- 待機電力:228kWh
- 電力単価を31円/kWh(※2022年7月22日時点)
1日にかかる電気代 | 一ヶ月にかかる電気代 | 年間にかかる電気代 |
20円 | 589円 | 7,068円 |
上記の内容で計算すると、1日あたり20円程の電気代が掛かり、年間では7,068円の電気代を支払うことになります。
1日あたりの電気代は安く感じますが、年間で見ると高額になるのが分かりますね。
待機電力が多い家電トップ3
「一般社団法人省エネルギーセンター」のデーターをもとに待機電力の多い家電製品をランキング形式にしてみました。
ランキングTO3 | 家電製品 | 待機電力 | 1日の電気代 | 1ヵ月 | 年間 |
1位 | 外付けモデム、DSU、ホームゲームウェイ機器等 | 7.34W | 5.5円 | 164円 | 1,956円 |
2位 | ガス瞬間給湯器 | 6.65W | 4.9円 | 147円 | 1,764円 |
3位 | 石油給湯付ふろがま | 6.30W | 4.7円 | 141円 | 1,692円 |
待機電力が多いTOP3の家電製品は、1日あたり4.7円〜5.5円の電気代が掛かり、年間では1,692円〜1,956円と高額な待機電力が掛かります。
1位の外付けモデムやインターネットの通信機器は、ネット環境を利用するためにコンセントを抜くことができないため多くの待機電力が掛かります。
対して、ガス瞬間給湯器や石油給湯付ふろがまは、いつでもお湯を沸かせるように電力が掛かる分、待機電力は高い傾向です。
待機電力を減らす方法
待機電力を減らす対策方法を4つ紹介します。
- こまめにコンセントを抜く
- 節電タップを活用する
- 省エネ家電製品に切り替える
- 長期間留守の場合はブレーカーを落とす
コンセントの抜き差しが面倒な方は、節電タップでこまめに電源を落とすことで、待機電力を発生させずに済みます。
また、省エネ家電に切り替えることで、少ない電力で使用ができたり、出費を抑えられたりするメリットがありますよ。
長期間留守の場合は、ブレーカーを落とすことで待機電力を節電することができます。
待機電力ゼロの家電製品
待機電力の掛からない家電製品を知っておくと、コンセントの抜き差しが要らないため、コンセントが傷まず故障するリスクを軽減できます。
家電製品 | 待機電力 |
電気ケトル | 0.01W |
電子レンジ | 0.01W |
洗濯機 | 0.01W |
ドライヤー・ヘアアイロン | 0.02W |
太陽光発電システム | 0.04W |
引用元:「一般社団法人省エネルギーセンター」
待機電力はコツコツ積み上げて節約するのが大切!
待機電力は、コンセントに差しているだけで電気代が掛かるため、節電タップを使用したり、省エネ家電に切り替えるなどして節電することが大切です。
待機電力は使用時の消費電力と比べると少ないですが、年間を通して電気代を見ると、高額になるので毎日の生活に節電対策を取り入れてみて下さいね。
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この記事の監修者
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