【2023年】新電力ランキングを比較！料金やメリットを徹底解説

「お金をかけずに電気代を安くしたい！」とお考えの方には、「今よりお得な電力会社に切り替える」という節約法が効果的であることをご存じでしょうか？

特に「新電力会社」と呼ばれる事業者には大手より魅力的なプランが豊富ですが、「良さそうな会社が多すぎて決められない…」と迷ってしまうこともよくある話です。

そこで本記事では、「新電力会社の特徴・大手にはない魅力」や「2023年に契約すべき、おすすめ新電力5社のランキング結果」についてくわしく解説していきます。

記事の後半では、今回ご紹介する「新電力会社ごとのプラン内容やメリットの違い」に焦点を当てて深堀りしていますので、電力プランの切り替えを検討中の方はぜひご覧くださいね！

新電力会社と大手はどこが違う？メリット・デメリットをご紹介！

まずはじめに、新電力会社ならではの魅力や大手電力会社との違い、大手から切り替えるメリットや、契約前に気をつけたいデメリットについてご紹介していきます。

新電力会社とは？特徴や魅力・「大手との違い」を解説

新電力会社とは、2016年の「電力自由化」で新規参入した電気事業者を指し、「東京電力」などの大手に比べて「お得で割安なプラン構成」が特徴です。

新電力会社は大手より「基本料金や従量料金が安い」プランを提供している点が強みであり、ガスやネット回線・携帯回線との「セット契約割引」なども高く評価されています。

さらに、新電力会社は「新規契約で数千円相当のポイントプレゼント」などのキャンペーンを実施しているケースも多く、大手から切り替えるだけで多くのメリットが得られます。

【メリット】基本料金や従量料金がお得！ポイント還元率も高い

新電力会社に切り替える最大のメリットは、「かんたんな切り替え手続きをするだけで、今より確実に電気代を安くすることができる」ことです。

たとえば「TERASELでんき」は、従量料金を2段階目から大幅割引するプランが大人気。

「Looopでんき」の提供する基本料金0円プランは使用量を問わずにお得を実感できます。

また、「CDエナジーダイレクト」のように、電気代に応じて貯まるポイントの還元率が「通常の数倍」に設定されている魅力的なプランもあり、ユーザーの好みで選べる点も優秀です。

【デメリット】プランによっては割高な場合も！倒産にも要注意

新電力会社に切り替える前に注意したいデメリットは、「契約する事業者によっては、倒産により突然サービスが停止する恐れがある」ことです。

大手に比べて実績や資本金の少ない新電力会社は「経済情勢の悪化で倒産する可能性」が充分にあるため、はじめての切り替え先は「東京ガス」などの実績・知名度の高い会社を選びましょう。

また、新電力会社は「市場連動型」と呼ばれる市場価格に応じて従量料金が変わるプランを提供している場合もあり、「大手より安い可能性もあるが、高くなる可能性もある」点にも要注意です。

2023年・新電力ランキングを比較！プラン内容や長所を徹底解説！

つづいて、本記事が厳選した「2023年に契約すべき、おすすめの新電力5社」の特徴や魅力を、ランキング形式で順番に解説していきます。

新電力会社の安さを比較するために、まずは大手である「東京電力」の「スタンダードSプラン」の料金設定を以下に確認しておきましょう。

東京電力「スタンダードSプラン」の料金設定
基本料金(10Aあたり)	電気の従量料金(1kWhあたり)
295.24円	19.91円 (120kWhまで)	26.51円 (121kWh〜300kWh)	30.60円 (301kWh以上)

【第1位】東京ガス【契約実績No.1！ガスとのセット割が魅力】

新電力会社としては国内No.1の契約実績を持つ「東京ガス」は、「従量料金・基本料金ともに大手より安い」「ガスとのセット割でさらにお得」と良心的な料金設定が特徴です。

参考までに、もっとも一般的な「基本プラン」の安さの詳細を以下に見ていきましょう。

東京ガス「基本プラン」の料金設定
基本料金(10Aあたり)	電気の従量料金(1kWhあたり)
286.00円	19.78円 (120kWhまで)	25.29円 (121kWh〜300kWh)	27.36円 (301kWh以上)

東京ガスの都市ガスを利用している方なら、「ガス・電気セット割」により「基本料金・従量料金が0.5%引き」になる点も強み。

大手企業ならではの「安心感」も魅力的ですね。

【第2位】TERASELでんき【使用量が多いほどお得】

伊藤忠グループ企業である「TERASELでんき」は、「3段階目の従量料金が非常に安く、使用量が多いほどお得が実感できる」料金プランが特色です。

以下に、TERASEL電気の主力である「超TERASELプラン」の料金設定を確認していきましょう。

TERASELでんき「超TERASELプラン」の料金設定
基本料金(10Aあたり)	電気の従量料金(1kWhあたり)
295.24円	19.91円 (120kWhまで)	24.37円 (121kWh〜300kWh)	25.75円 (301kWh以上)

また、TERASELでんきは「契約時に4,000円相当の楽天ポイントやAmazonギフト券」を随時プレゼントしており、「新生活応援」など豊富なキャンペーンを実施している点でも評判です。

【第3位】idemitsuでんき【ガソリン代も安くなる】

ガソリンスタンドでおなじみの出光興産が手がける「idemitsuでんき」は、「ガソリン代がリッター2円引きになる」ユニークな特典や、「2段階料金から安くなる」使いやすい料金設定が特徴です。

参考として、以下にidemitsuでんきの「Sプラン」の詳細をご紹介していきます。

idemitsuでんき「Sプラン」の料金設定
基本料金(10Aあたり)	電気の従量料金(1kWhあたり)
295.24円	19.91円 (120kWhまで)	24.47円 (121kWh〜300kWh)	26.38円 (301kWh以上)

さらに、ガソリン代がお得になる「カーオプション」は、電気自動車の電気代が200円引きになる「EVコース」に変更もできるため、車を多く使うすべての方にメリットがあります。

【第4位】CDエナジーダイレクト【ポイント還元率が最大6%】

中部電力と大阪ガスのコラボ企業である「CDエナジーダイレクト」は、ポイント還元率が最大6%まで増える「ポイントでんき」をはじめ、選択できるプランの種類の豊富さが魅力です。

今回は、もっとも契約数の多い「ベーシックでんきB」プランの詳細を以下に見ていきましょう。

CDエナジーダイレクト「ベーシックでんきB」の料金設定
基本料金(10Aあたり)	電気の従量料金(1kWhあたり)
267.66円	19.78円 (120kWhまで)	25.47円 (121kWh〜300kWh)	26.21円 (301kWh以上)

CDエナジーダイレクトは「フリーダイヤルによる電話申し込み」にも対応している点も強みです。

「新電力に興味はあるがネットは苦手…」という方でも、気軽に相談できますね。

【第5位】Looopでんき【基本料金0円！従量料金も安い】

独立系の新電力会社として国内トップクラスの供給実績を持つ「Looopでんき」は、「基本料金0円かつ、従量料金が30分ごとに変動する」という独特の料金設定が特色です。

変動する従量料金は公式HPの「でんき予報」やスマホアプリである程度予測できるため、蓄電池があれば「安い時間帯にフル充電」することで大幅な節約もできるでしょう。

Looopでんきは「いつでも違約金なしで解約可能」という独自メリットも魅力であり「ひとまず試してみて、合わなければ解約する」という方法もおすすめできます。

【まとめ】新電力会社は大手よりお得！切り替えを検討しよう

本記事でくわしく解説してきた「2023年におすすめの新電力ランキング」についての重要ポイントを、以下にもう一度まとめていきます。

• 新電力会社とは、2016年の「電力自由化」で新規参入してきた電気の小売事業者のこと
• 東京電力などの大手に比べて「基本料金や従量料金が安い」プランが多い点が特徴的
• ガスやネット回線との「セット割」や、新規契約時のポイント還元キャンペーンも魅力
• 実績や知名度の低い新電力会社は「突然倒産する恐れ」もあるため、契約前は確認すべき
• 市場価格で従量料金が変わる「市場連動型プラン」は、大手より割高になる可能性もある

「新電力会社がお得なのはわかったけど、大手以外はやっぱり不安…」と感じる方は、No.1の契約実績を持ち、基本料金も従量料金も安い「東京ガス」を選んでおけば安心です。

また、多くの新電力会社は「電話やチャットなどで丁寧に事前相談に応じてくれる」ため、現在の使用状況を診断しながら、最適なプランをオペレーターが探してくれるでしょう。

新電力会社への乗り換えは「電話やネット」などでかんたんに完了しますし、数ヶ月で辞めても「違約金」が発生しないプランも多いので、難しく考えずに切り替えてみることをおすすめします！

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