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家庭用蓄電池おすすめメーカー11選|価格相場や補助金を徹底解説

2024年10月04日更新

家庭用蓄電池は、メーカー数が多いので選ぶのに迷う人も多いはず。

せっかくなら、価格相場を比較して補助金で導入費用を補いたいですよね。

今回は家庭用蓄電池のメリットやデメリット、各メーカーの価格相場などを紹介します。

目次

家庭用の蓄電池とは?仕組みや種類を紹介

家庭用蓄電池の仕組みや種類についてくわしく解説していきます。

事前にそれぞれの特徴や理解を深めておきましょう。

家庭用蓄電池とは?

家庭用の蓄電池とは、「太陽光発電の光エネルギー」や「電力会社から購入した電気」を充電して使用したり、放電したり繰り返すことができる蓄電システムです。

充電や放電を繰り返すことができる「二次電池」を搭載しており、主にスマートフォンやパソコンなど身近な家電製品に使われています。

家庭用蓄電池の仕組み

蓄電池は、プラス・マイナスの電極と電解液で構成されており、化学反応を起こして充電と放電をおこないます。

マイナス電極とプラス電極の間を電解液が行き来することで充放電が可能になります。

そのため、化学反応を使ったリチウムイオン電池は、充電と放電を繰り返すことができるのです。

家庭用蓄電池の種類

家庭用蓄電池には7種類あり、それぞれの特徴が異なります。

  • 鉛蓄電池:衝撃・振動に強く寿命が長い
  • ニッケル水素電池:出力・容量が高く寿命が長い
  • リチウムイオン電池:エネルギー効率が高く急速な充放電が可能
  • NAS電池:充放電の効率が高く低価格で寿命が長い
  • 太陽光電池:光エネルギーで発電した電力を自家消費や売電に回せる
  • 燃料電池:CO2排出量ゼロでエネルギー効率が高い
  • レッドクスフロー電池:安全性が高く無制限に充放電できる

家庭用蓄電池には「リチウムイオン電池」が採用されていることが多く、安全性の高さや寿命の長さでも優れています。

小型の家電製品や大型の家電製品まで、大容量の電力を蓄えることができスマートフォンやパソコンのバッテリーなど身近なものにも使われています。

家庭用蓄電池のメリット

家庭用蓄電池のメリットを解説していきます。

どんなメリットがあるのか確認していきましょう。

停電時の非常用電源として活用できる

家庭用蓄電池は電力を蓄えられるため、停電時の非常用電源に活用できます。

災害が起きる前に「蓄電優先モード」に設定すると、優先的に電力が充電され電気を供給することができます。

いつでもフル充電をキープできるので、停電時に電気が使えない事態を避けられます。

また、太陽光発電を導入することで、発電した電気を蓄電池に貯めれば、3日〜1週間の停電が起きてもふだん通りの生活が送れることも可能です。

太陽光発電とセットで電気代を実質0にできる

太陽光発電と蓄電池のセットで、夜間や悪天候時に自家消費を増やすことで電気代を0円に近づけることが可能です。

太陽光発電だけだと、光エネルギーを貯められず、日中の使用に限られてしまうからです。

しかし、蓄電池があれば、太陽光発電で余った電力を貯めて、夜間の使用に回せるので実質0円で使えることになります。

同時設置にすると、電力会社から高い電気を買う必要がないため、電気代の節約効果が高くなります。

太陽光発電のパワコンを新品に交換できる

環境省」のデーターによると、パワコンの交換費用は1台29.2万円が目安です。

取付工事や事務手数料、パワコン以外にも費用がかかるため、単品だと高額の費用が発生します。

保証が過ぎている場合は、パワコンの交換と蓄電池の設置ができる「ハイブリッド型蓄電池」がおすすめです。

取り付け工事が1回で済み、長期的に見てもコスパが良いでしょう。

卒FIT後も電力を自家消費にまわせる

売電していた電力を売らずに自家消費したい人は、蓄電池の導入が向いています。

卒FIT後の売電価格は8円/kWhまで下がり、電力を売ってしまうと損をしてしまうからです。

できるだけ自家消費に回すことで、電力会社から電気を購入しなくても済むので、毎月の電気代を大きく削減できるでしょう。

国や自治体の補助金を利用できる

蓄電池の導入は、国や自治体から補助金をもらえる場合もあります。

例えば、国の補助金(DR)は、1kWhあたり3.2万〜3.7万円で、最大60万円の補助金が受け取れます。

条件が合えば自治体でも、1台あたり5万〜7万円ほどの補助金が受け取れる見込みです。

国や自治体の補助金は、タイミングが合えば併用も可能なので、補助金の詳細は日ごろから欠かさずにチェックしておきましょう。

家庭用蓄電池のデメリット

デメリットを抑えておけば、設置後のトラブルや後悔を減らせるため、理解を深めることが大切です。

では早速、家庭用蓄電池のデメリットを解説していきます。

初期費用が高額になりやすい

家庭用の蓄電池は、本体と工事費込みで100万円以上かかるため、設置に悩む人も多いです。

蓄電池の容量が大きくなると、高額になりやすく初期費用を回収するのがむずかしくなります。

高額の費用を目の当たりにすると、導入を諦めてしまいがちですが、初期費用を抑えることでFIT期間中に元が取れる可能性が高くなります。

少なくとも3社以上の販売店から、見積もりを出してもらい、安い販売店から購入すると良いでしょう。

ゆとりのある設置スペースが必要

家庭用蓄電池は、容量が増えるごとにサイズや重量も大きくなります。

蓄電池の設置には下記のスペースが必要です。

  • 設置工事のスペース
  • 搬入経路のスペース
  • メーカー推奨の設置スペース

設置する場所の広さや蓄電池の重さに耐えられる床の耐久性をクリアしていれば設置できます。

設置スペースに不安がある場合は、蓄電池専門店に相談してみるのもおすすめです。

充電・放電できる回数が決まっている

家庭用蓄電池は、サイクル回数が決まっているため、充電や放電を無制限でおこなうことはできません。

蓄電池に多く使われる、リチウムイオン電池のサイクル数は4000回〜12000回です。

充電と放電を1セットで繰り返し使用した場合、11年〜33年の寿命が想定されます。

長く使うためにも、こまめに充電や放電をしたり、サイクル回数が大きいものを選んだりすると良いでしょう。

電池ユニットの交換費用がかかる

蓄電池の保証期間が過ぎた場合は、蓄電池の交換が必要になります。

また、寿命や故障、サイクル回数を越えた場合も蓄電池の交換時期だといえます。

蓄電池の交換には、200万円前後の本体費用+工事費用と廃棄費用もかかります。

ハッキリした金額が知りたい場合は、販売店に事前に相談しておきましょう。

【2023年最新】家庭用蓄電池の価格相場を比較

2023年DR補助金概要によると、家庭用蓄電池の目標価格は、15.5万円/kWhとなっています。

2023年の容量5kWhと10kWhの価格相場は下記のとおりです。

  • 5kWhの価格相場:77.5万円
  • 10kWhの価格相場:155万円

2019年の蓄電池の価格相場は18.7万円(工事費込み)でしたが、2023年と比較してみると3.2万円ほど安く設置できることになります。

目標価格が下がると、蓄電池の価格も連動して下がる傾向があるので、近年では手の届きやすい価格となりました。

家庭用蓄電池の選び方のポイント

家庭用蓄電池の選び方について解説していきます。

ライフスタイルや設置環境で選び方は変わるので、紹介する内容をしっかり確認しておきましょう。

容量

蓄電池は、太陽光発電がある・なしで選び方が変わります。

5kWの太陽光発電がある場合、自家消費分は30%が目安で、残りの70%は売電に回すことになります。

また年間の発電量は1kWあたり1000kWhが目安のため、発電量は13.5kWhと仮定できます。

4.0kWhは自家消費分とし、9.5kWhが売電量となるため、10kWhの蓄電池が最適な容量だといえます。

蓄電池のみ設置したい場合は、家族の電力消費量から算出する必要があります。

4人家族の場合、1日の電力使用量は13kWh前後です。

電力使用量は、1年間分の平均使用量のため13kWhの容量では大きすぎてしまい、最適な容量だといえません。

蓄電容量は1日の電力使用量から決めるのではなく、災害時に必要な消費電力量で決めると最適な容量が選べます。

下記の家電製品を使用する場合、およそ6.0kWh前後の容量になるでしょう。

家電製品

消費電力

使用時間

電力量

エアコン

800W

5時間

4kWh

冷蔵庫

500W

(年間消費電力)

24時間

1.008kWh

テレビ

100W

2時間

0.2kWh

照明

100W

5時間

0.5kWh

スマホの充電

15W

2時間

0.03kWh

サイズ

蓄電池は容量の大きさによってサイズが変わります。

例えば、オムロンのKRAシリーズの2つのサイズを比較してみると

KPBP-Aシリーズ

6.5kWh

9.8kWh

サイズ

452×656×120mm

452×542×228mm

重さ

52kg

78kg

幅と高さは9.8kWhの方が小さいですが、奥行きが10cmあるので、近隣との距離が近い場合は設置がむずかしくなります。

また、容量が同じでもメーカーによってサイズも変わるので、事前に確認しておきましょう。

サイクル回数

各メーカーではサイクル回数があり、大きいものほど耐用年数も長くなります。

サイクル回数を記載している大手メーカーを見てみましょう。

  • 京セラ(EGS-LM1201):6,000回
  • オムロン(KPBP-Aシリーズ):11,000回
  • シャープ(JH-WBシリーズ):12,000回

1サイクルで充電と放電をした場合、16年~33年ほどの寿命が想定されます。

サイクル回数が多いものを選ぶと、耐用年数も長くなるので長期間の使用も安心ですね。

停電時に部屋で使いたい範囲

蓄電池は、停電時に部屋で使いたい家電製品を決めておく必要があります。

停電時に使える機能は2種類あり、使いたい家電製品が限られています。

  • 特定負荷型:テレビや冷蔵庫など決まった家電製品だけ使える
  • 全負荷型:家中の照明や家電製品が使える

使用できる家電製品に違いがあり、特定負荷型は100V対応、全負荷型は200V対応の家電製品を動かすことができます。

どちらが停電時の使用に合うのか選んでいく必要があります。

運転モードの種類

家庭用蓄電池には3種類の運転モードがあり、目的に合わせて使用するのが重要です。

  • 経済優先モード:太陽光発電による売電を優先できる
  • 環境優先モード:太陽光発電の電力を夜に向けて優先充電できる
  • 蓄電優先モード:どんな状況でも蓄電池をフル充電して停電に備えられる

節約や防災、売電といった目的に使い分けられるので、家庭の目的に合ったモードを選択しましょう。

充電方法の種類

家庭用蓄電池には4種類あり、自宅の配置条件やライフスタイルによって異なります。

  • 単機能型:太陽光発電と蓄電池のパワコンが独立したシステム
  • ハイブリッド型:太陽光発電と蓄電池のパワコンをまとめたシステム
  • 多機能型:太陽光発電と蓄電池、V2Hを1台のパワコンで制御できるシステム
  • スタンドアロン型:太陽光発電と連携しないシステム

太陽光発電の有無や導入のタイミングによって充電方法は変わるので、設置状況に合わせて選びましょう。

各メーカーの保証内容

蓄電池の取り扱いメーカーの保証内容は、下記のとおりです。

 

保証期間

自然災害

容量保証

保証の延長

パナソニック

10年間

販売店取り扱い

容量保証(60%)

あり

シャープ

なし

容量保証(50%か60%)

ニチコン

容量保証(50%)

長州産業

15年間

容量保証(50%か60%)

なし

京セラ

10年間

容量保証(50%)

オムロン

なし

容量保証(60%・70%)

あり

保証内容に自然災害があると、自然災害や盗難の心配がなく安心して使用できます。

プラス5年で利用できる延長保証は、無償で修理に対応してくれるので長期間の使用も安心です。

家庭用蓄電池の取り扱いメーカーおすすめ11選

家庭用蓄電池おすすめメーカー11選を紹介します。

それぞれの蓄電池の特徴を紹介していますので、ぜひ最後までご覧ください。

パナソニック|創蓄連携システムS+(PLJ-RC41056A)

容量

5.6kWh

サイズ

619×682×280mm

保証期間

10年間(有償で15年)

設置場所

屋外

機能範囲

ハイブリッド型

停電時

特定負荷・全負荷

パナソニック|創蓄連携システムS+(PLJ-RC41056A)は、一般地仕様や塩害仕様まで自由にカスタマイズできる蓄電池です。

3.5kWhの少容量から最大37.8kWhまで組み合わせることができます。

AIやloTの技術を活用できる「アイセグ2」を搭載しているので、エコキュートや家電製品との連携でスマート化させることも可能です。

シャープ|クラウド蓄電池システム(JH-WBPDB650)

容量

6.5kWh

サイズ

560×575×320mm

保証期間

10年間(有償で15年)

設置場所

屋内・屋外

機能範囲

ハイブリッド型

停電時

特定負荷・全負荷

シャープ|クラウド蓄電池システム(JH-WBPDB650)は、停電時でも家中の電気をカバーできる蓄電池です。

特定負荷と全負荷型を切り替えられるので、停電時の電力使用量に合わせて使い分けることができます。

生活環境の変化に応じて、後から蓄電池を1台増設することも可能です。

HEMSと連携できるので気象状況や自宅の消費量に合わせて電気を制御できます。

ニチコン|トライブリッド蓄電システム( ESS-T3M1)

容量

7.4kWh

サイズ

540×418×230mm

保証期間

15年間(災害補償10年)

設置場所

屋内

機能範囲

トライブリッド型

停電時

全負荷型

希望小売価格

132万円

ニチコン|トライブリッド蓄電システム( ESS-T3M1)は、太陽光発電と蓄電池と電気自動車をコントロールできる蓄電池です。

毎日の通勤やお買い物に使っている車に、太陽光発電の電力を充電して自家製の電気が使えます。

設置後の増設も可能で、ライフスタイルに合わせて容量が選べます。

オムロン|マルチ蓄電プラットフォーム(KPBP-A-PKG-MM3)

容量

6.5kWh

サイズ

490×847×147mm

保証期間

15年間

設置場所

屋内・屋外

機能範囲

単機能型・ハイブリッド型

停電時

全負荷型

オムロン|マルチ蓄電プラットフォーム(KPBP-A-PKG-MM3)は、ライフスタイルに合わせて3つのシステムから選べる蓄電池です。

「既設の太陽光発電」や「太陽光発電との同時設置」、「停電時の家中の家電製品の使用」など暮らしに合わせた組み合わせができます。

ネットワーク接続で、蓄電池の見守りや発電量や電力の消費量などのシステム状況をHEMSなしでスマホから確認できます。

長州産業|スマートPVマルチ

容量

6.5kWh

9.8kWh

16.4kWh

サイズ

6.5kWh:490×147×847mm

9.8kWh:490×295×741mm

16.4kWh:490×295×1010mm

保証期間

15年間

設置場所

屋内・屋外(6.5kWh・9.8kWhのみ)

機能範囲

ハイブリッド型・単機能型

停電時

全負荷型・特定負荷型

長州産業|スマートPVマルチは、3種類の容量から選べるコンパクト設計の蓄電池です。

大きすぎず少なすぎない程よい容量で、室内の設置や狭小住宅への設置に困りません。

また、AI機能も搭載しているので、翌日の気象状況や家族の電気使用量に合わせて蓄電容量を設定してくれるので効率よく運用できます。

テスラ|Powerwall

容量

13.5kWh

サイズ

1153×753×147mm

保証期間

10年間

設置場所

屋内・屋外

機能範囲

単機能型

停電時

全負荷型

テスラ|Powerwallは、13.5kWhの大容量を誇るコスパ抜群の蓄電池です。

国内メーカーよりも低コストなので、導入費用をあまりかけたくない人も安心して設置できます。

従来の蓄電池よりも非常に薄いので、屋内・屋外の床おきや壁掛けにも対応しています。

また、スマホ1台で遠隔操作も可能で、太陽光発電の発電量や蓄電量、電力会社からの購入電力量まで外出先から確認できるのもポイントです。

京セラ|エネレッツァ EGS-LM0500

容量

5.0kWh

サイズ

485×562×280mm

保証期間

10年(有償15年)

設置場所

屋内・屋外

機能範囲

単機能型

停電時

特定負荷型

京セラ|エネレッツァ EGS-LM0500は、長寿命で低コストなクレイ型蓄電池です。

クレイ型リチウムイオン電池を搭載しており、衝撃に強く壊れにくいのも特徴です。

シンプルで品のあるリモコンはお部屋の空間を壊さないと人気が高いです。

また、5kWhの蓄電池ユニットを組み合わせることで、10kWh・15kWhまで追加設置ができ、環境の変化に合わせて容量を選択できます。

ファーウェイ|LUNA2000

容量

5kWh

10kWh

15kWh

サイズ

5kWh:670×150×600mm

10kWh:670×150×960mm

15kWh:670×150×1320mm

保証期間

10年間(有償15年)

設置場所

屋内・屋外

機能範囲

ハイブリッド型

停電時

全負荷型

ファーウェイ|LUNA2000は、業界TOPクラスの変換効率97%を誇る蓄電池です。

高い変換効率で電力の変換ロスを大幅に軽減できるので、電気代の節約や売電収入に直接プラスに働きます。

全負荷・200Vの家電製品に対応しているので、停電時も家全体で電気が使えます。

また、5kWhの蓄電池ユニットの連携で、最大30kWhまで大容量化も可能です。

エヌエフブロッサムテクノロジーズ|スマートL

容量

9.8kWh

サイズ

762×1145×466mm

保証期間

10年(災害保証:10年)

設置場所

屋外

機能範囲

単機能型

停電時

全負荷型

エヌエフブロッサムテクノロジーズ|スマートLは、大容量で災害時の備えも安心できる蓄電池です。

充電時間はおよそ3時間で完了するので、フル充電して災害に備えておけるので安心です。

天気予報の確認やバッテリー残量を確認する必要がなく、細かい運転機能は、AIが管理してくれるので充電の手間なしですぐ利用できます。

「停電時にフル充電で備えたい」「面倒な操作はAIに任せたい」という人におすすめです。

ジンコソーラー|SUNTANK

容量

6.1kWh

9.2kWh

12.3kWh

サイズ

6.1kWh:

9.2kWh:

12.3kWh:

保証期間

15年(自然災害保証10年)

設置場所

屋外

機能範囲

ハイブリッド型

停電時

全負荷型

ジンコソーラー|SUNTANKは、ハイパワーの充放電や幅広い使用環境にも対応できる蓄電池です。

5.9kWの出力で発電量の多い太陽光発電にも対応でき、蓄電池にすばやく電力を貯めることができます。

-30℃の低温から50℃の高温にも耐えられる温度範囲において優れており幅広い環境で仕様が可能です。

蓄電容量も3つのタイプから選べるので、オール電化や一度に多くの家電製品を使うご家庭におすすめです。

田淵電機|EIBS7

容量

7.04kWh

サイズ

580×1070×370mm 

保証期間

15年間

設置場所

屋外

機能範囲

特定負荷型

停電時

全負荷型

田淵電機|EIBS7は、1日2サイクル稼働できるハイブリッド型の蓄電池です。

7.04kWhの容量でも「スマートモード」を使うことで大容量と変わらない1日2サイクルの使用が可能です。

暮らしや使用環境に合わせて、後付け設置で14.08kWhの充電量まで増やせます。

また、業界トップクラスの「商品保証15年」と「容量保証15年」の保証付きで長期間の使用も安心です。

家庭用蓄電池で使える補助金

家庭用蓄電池で使える国と自治体の補助金の申請条件や申請期間について紹介します。

実施中の補助金制度は、積極的に利用して高額な導入費用の負担を抑えましょう。

国で使える全国共通の補助金制度

蓄電池:DR補助金

申請期間

2023年1月31日 ~ 2023年12月22日

補助金額

蓄電池

①初期実行容量:3.2万円/kWh

②上限額60万円

③蓄電池の工事費1/3以内

DR補助金は、蓄電池1台でも最大60万円の補助金を受け取れます。

蓄電容量次第で支給額は高額になるため、大容量の蓄電池を設置したい人におすすめです。

また、各都道府県の補助金とも組み合わせが可能なので、購入予定の方はぜひ利用してみましょう。

各地域で使える補助金制度

例として現在、千葉県で実施している補助金概要を3つ紹介します。

 

申請期間

補助金額

野田市

2023年4月3日~2024年2月29日

上限額7万円

流山市

2023年5月22日~2024年3月29日

上限額7万円

太陽光発電との併設の場合:5万円加算

我孫子市

2023年4月3日~2024年2月29日

上限額7万円

条件が合えば、国の補助金と併用できるケースも多いです。

補助金は予算額が定められているため、募集人数に達してしまうと、期間内でも打ち切られてしまうことがほとんどです。

そのため、補助金を活用する場合は、早めの申請がおすすめです。

家庭用蓄電池は非常時の電源確保や電気代の節約にも有効!

今回は家庭用蓄電池の仕組みとメリット・デメリット、おすすめの蓄電池を紹介しました。

蓄電池は節電対策や非常用電源として利用できるメリットがあり、電気代の削減や万が一の備えになります。

とはいえ蓄電池の導入には、高額な費用や設置スペースの確保が必要といったデメリットもあるのが事実です。

蓄電池の導入費用を削減できる補助金制度を、国と自治体でおこなっているため、導入しやすくなっています。

補助金制度を使わずに蓄電池を導入するのはもったいないので、国と自治体の補助金を積極的に使っていきましょう。

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この記事の監修者

中田 萌

『お客様に寄り添うこと』をモットーに日々の業務に取り組んでおります。
太陽光発電の活用方法や蓄電池の導入などのご相談は年間2000件以上頂いており、真摯に問題解決に取り組んできました。
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