メニュー
相談件数
年間1,500件以上
工事
全国対応
取扱商品
10,000点以上
クレジット
ローン
銀行振込

リノステとは?

ご利用ガイド

お客様の口コミ

お役立ちコンテンツ

蓄電池について

0円リフォーム

無料電子ブック

その他

カテゴリーで選ぶ

蓄電池

太陽光発電

パワーコンディショナ

エコキュート

IHクッキングヒーター

外壁塗装

ポータブル電源

太陽光発電ってやめたほうがいい?設置のメリット・デメリットを徹底解説!
太陽光発電 メリット金額シミュレーション
ebook_banner_1200340_221018
solar_ebook_bnr_top
1200-340 (1)
ebook_banner_1200340_221018
previous arrow
next arrow

蓄電池の寿命は?種類別の耐用年数と長持ちの秘訣

2025年05月10日更新

蓄電池の寿命とは?基礎知識

蓄電池の寿命とは、蓄電池が本来の性能を発揮できる期間のことです。一般的に、蓄電池の容量が初期の60%~80%程度に低下した時点が寿命とされています。ただし、これはあくまで目安であり、使用状況や環境によって寿命は大きく変動します。蓄電池は、スマートフォンやノートパソコンなど、私たちの身の回りの様々な製品に使われていますが、ここでは主に家庭用蓄電池について解説します。家庭用蓄電池は、太陽光発電システムと連携して、余剰電力を蓄えたり、災害時の非常用電源として活用したりすることができます。

蓄電池の寿命を理解するためには、「サイクル回数」と「年数」という2つの指標が重要になります。「サイクル回数」とは、蓄電池が充電と放電を1回繰り返すことを1サイクルとし、蓄電池が何サイクル使用できるかを示す指標です。サイクル回数が多いほど、長寿命の蓄電池と言えます。一方、「年数」は、蓄電池が使用できる期間を示します。一般的に、家庭用蓄電池の法定耐用年数は6年とされていますが、これは税法上の減価償却期間であり、実際の寿命とは異なります。実際の寿命は、10年~20年程度が目安となりますが、使用状況やメンテナンスによって大きく変わることを覚えておきましょう。

蓄電池の種類とそれぞれの寿命

家庭用蓄電池には、主に以下の4つの種類があります。

  • リチウムイオン蓄電池
    リチウムイオン蓄電池は、現在最も主流となっている蓄電池です。エネルギー密度が高く、小型軽量でありながら、大容量の電力を蓄えることができます。また、メモリー効果が少なく、継ぎ足し充電による劣化が少ないというメリットもあります。
    リチウムイオン蓄電池のサイクル回数は、6,000回~12,000回程度が一般的です。製品によっては、20,000回を超えるものもあります。寿命は、10年~20年程度が目安となります。ただし、高温環境下での使用や過充電・過放電は、寿命を縮める原因となるため、注意が必要です。近年では、リン酸鉄リチウムイオン電池という、より安全性が高く、長寿命なタイプも登場しています。リン酸鉄リチウムイオン電池は、発火のリスクが低く、サイクル回数も10,000回を超えるものが多く、より長く安心して使用できる蓄電池として注目されています。
  • NAS蓄電池
    NAS蓄電池は、ナトリウム硫黄(NAS)電池とも呼ばれ、大規模な電力貯蔵に適した蓄電池です。リチウムイオン蓄電池よりも安価で、大容量の電力を蓄えることができますが、動作温度が高温であるため、家庭用としてはあまり一般的ではありません。
    NAS蓄電池のサイクル回数は、2,500回~4,500回程度、寿命は15年程度が目安です。高温環境下での使用が前提であるため、温度管理が重要になります。また、ナトリウムと硫黄を使用しているため、安全性にも配慮が必要です。設置場所やメンテナンスには、専門的な知識が必要となる場合があります。
  • 鉛蓄電池
    鉛蓄電池は、古くから使われている蓄電池で、自動車のバッテリーなどにも使用されています。比較的安価で、入手しやすいというメリットがありますが、エネルギー密度が低く、大型で重いというデメリットがあります。また、メモリー効果があるため、継ぎ足し充電を繰り返すと、容量が低下しやすくなります。
    鉛蓄電池のサイクル回数は、500回~1,000回程度、寿命は5年~10年程度が目安です。他の蓄電池に比べて寿命が短いため、定期的な交換が必要になります。また、過放電に弱く、完全に放電してしまうと、寿命が著しく低下する可能性があります。
  • ニッケル水素蓄電池
    ニッケル水素蓄電池は、乾電池などにも使われている蓄電池です。鉛蓄電池よりもエネルギー密度が高く、メモリー効果も少ないというメリットがあります。しかし、リチウムイオン蓄電池に比べると、エネルギー密度やサイクル回数で劣ります。
    ニッケル水素蓄電池のサイクル回数は、2,000回程度、寿命は7年~10年程度が目安です。自己放電が比較的大きい為、長期間使用しない場合は注意してください。近年では、家庭用蓄電池としての採用は減少傾向にあります。

蓄電池の寿命を延ばす4つの方法

蓄電池の寿命は、使い方や環境によって大きく左右されます。少しでも長く使うためには、以下の点に注意しましょう。

  1. 適切な温度環境で使用する
    蓄電池は、高温や低温の環境に弱いという性質があります。特に、リチウムイオン蓄電池は、高温環境下での使用や保管は、劣化を早める原因となります。メーカーが推奨する温度範囲内で使用し、直射日光の当たる場所や高温多湿な場所での設置は避けるようにしましょう。理想的な温度は、一般的に10℃~35℃程度とされています。また、冬季の寒冷地では、蓄電池の保温対策が必要になる場合もあります。
  2. 過充電・過放電を避ける
    過充電や過放電は、蓄電池の劣化を早める大きな原因となります。過充電とは、蓄電池の容量が満タンの状態(100%)を超えて充電を続けること、過放電とは、蓄電池の容量が0%の状態になるまで放電を続けることです。蓄電池の残量を適切に管理し、過充電や過放電を防ぐようにしましょう。多くの蓄電池には、過充電や過放電を防ぐための保護機能が搭載されていますが、完全に保護できるわけではありません。
  3. 適切な充放電サイクルを維持する
    蓄電池は、充放電を繰り返すことで徐々に劣化していきます。しかし、必ずしも満充電や完全放電が良いわけではありません。リチウムイオン蓄電池の場合は、残量が20%~80%程度の範囲で使用することで、寿命を延ばすことができると言われています。また、長期間使用しない場合は、50%程度の残量を維持しておくことが推奨されます。
  4. 定期的なメンテナンスを行う
    蓄電池は、定期的なメンテナンスを行うことで、寿命を延ばすことができます。メーカーの取扱説明書に従い、定期的な点検や清掃を行いましょう。また、異常を感じたら、早めにメーカーや販売店に相談するようにしましょう。専門業者による定期的な点検を受けることも、蓄電池の長寿命化につながります。

蓄電池の交換時期と費用目安

蓄電池の交換時期は、使用状況や環境によって異なりますが、一般的には以下の3つのサインが見られたら交換を検討しましょう。

  1. 蓄電容量の著しい低下
    初期に比べて蓄電容量が著しく低下し、使用時間が短くなったと感じたら、交換時期が近づいている可能性があります。一般的に、蓄電容量が初期の60%~80%程度に低下した時点が寿命とされています。
  2. 充電時間の異常な長さ
    充電に異常に時間がかかるようになったり、充電が完了しなくなったりした場合も、交換時期のサインです。蓄電池の内部抵抗が増加し、充電効率が低下している可能性があります。
  3. メーカー保証期間の終了
    多くの蓄電池には、メーカー保証期間が設けられています。保証期間が終了した場合は、万が一の故障に備えて、交換を検討するのも一つの目安です。保証期間は、製品によって異なりますが、10年~15年程度が一般的です。

蓄電池の交換費用は、蓄電池の種類や容量、設置工事費などによって大きく異なります。一般的に、リチウムイオン蓄電池の交換費用は、1kWhあたり10万円~20万円程度が目安となります。例えば、5kWhの蓄電池を交換する場合は、50万円~100万円程度の費用がかかることになります。ただし、これはあくまで目安であり、製品や設置状況によって大きく変動します。また、国や自治体によっては、蓄電池の導入に対する補助金制度が設けられている場合があります。補助金制度を利用することで、交換費用を抑えることができますので、事前に確認しておきましょう。

まとめ

本記事では蓄電池の寿命について詳しく解説しました。蓄電池は種類によって寿命が異なり、使い方や環境によっても大きく左右されます。適切な温度環境で使用し、過充電や過放電を避け、定期的なメンテナンスを行うことで、蓄電池の寿命を延ばすことができます。蓄電容量の著しい低下や充電時間の異常な長さ、メーカー保証期間の終了などが見られたら、交換を検討しましょう。

蓄電池の寿命に関するQ&A

Q1: 蓄電池の寿命が近づくと、どのような症状が出ますか?

A1: 蓄電容量が著しく低下し、使用時間が短くなったり、充電に時間がかかるようになったり、充電が完了しなくなったりするなどの症状が出ることがあります。

Q2: 蓄電池の寿命を延ばすために、自分でできることはありますか?

A2: 適切な温度環境で使用し、過充電や過放電を避け、メーカーの取扱説明書に従って、定期的な点検や清掃を行うことが重要です。

Q3: 蓄電池の交換費用は、どのくらいかかりますか?

A3: 蓄電池の種類や容量、設置工事費などによって大きく異なりますが、リチウムイオン蓄電池の場合は、1kWhあたり10万円~20万円程度が目安となります。

Q4: 蓄電池の交換は、自分で行うことができますか?

A4: 蓄電池の交換は、専門的な知識や技術が必要となるため、必ずメーカーや販売店に依頼するようにしてください。

Q5: 蓄電池の補助金制度はありますか?

A5: 国や自治体によっては、蓄電池の導入に対する補助金制度が設けられている場合があります。

 

この記事の監修者

中田 萌

『お客様に寄り添うこと』をモットーに日々の業務に取り組んでおります。
太陽光発電の活用方法や蓄電池の導入などのご相談は年間2000件以上頂いており、真摯に問題解決に取り組んできました。
光熱費削減に関するお悩み等ございましたら、お気軽にご相談下さい。

光熱費削減コンサルタント

中田 萌
蓄電池やリフォームに関する
ご相談やお見積もりは
完全無料です!
電話ですぐにご相談!
無料
通話
受付時間:9:00-18:00(祝日除く)
WEBからお気軽にご相談!