メニュー
相談件数
年間1,500件以上
工事
全国対応
取扱商品
10,000点以上
クレジット
ローン
銀行振込

リノステとは?

ご利用ガイド

お客様の口コミ

お役立ちコンテンツ

蓄電池について

0円リフォーム

無料電子ブック

その他

カテゴリーで選ぶ

蓄電池

太陽光発電

パワーコンディショナ

エコキュート

IHクッキングヒーター

外壁塗装

ポータブル電源

太陽光発電ってやめたほうがいい?設置のメリット・デメリットを徹底解説!
太陽光発電 メリット金額シミュレーション
ebook_banner_1200340_221018
solar_ebook_bnr_top
1200-340 (1)
ebook_banner_1200340_221018
previous arrow
next arrow

太陽光発電の仕組みを基礎から解説

太陽光発電 2025年07月19日更新

目次

太陽光発電システムの基本構造

太陽光発電システムは、太陽の光エネルギーを電気エネルギーに変換する設備です。家庭用太陽光発電システムは主に以下の4つの基本構成要素から成り立っています。

太陽電池パネル(太陽電池モジュール)

太陽電池パネルは、太陽光発電システムの心臓部にあたる部分です。シリコン系、化合物系、有機系など様々な材料で作られており、太陽光を直接電気に変換する役割を担います。一般的に屋根の上に設置され、南向きの傾斜面に配置することで最大限の発電効率を得ることができます。

パワーコンディショナー

太陽電池パネルで発電された直流電力を、家庭で使用する交流電力に変換する装置です。また、発電量の監視や安全機能も備えており、システム全体の制御を行う重要な役割を果たします。

接続箱・分電盤

複数の太陽電池パネルからの電力を集約し、パワーコンディショナーへ送電する機器です。安全装置も内蔵されており、異常時には自動的に回路を遮断する機能を持っています。

電力量計(売電メーター)

発電した電力のうち、自家消費分を除いた余剰電力を電力会社に売電する際に使用する計量器です。発電量と消費量を正確に測定し、売電収入の算定に使用されます。

太陽光発電の発電原理

光電効果による発電メカニズム

太陽光発電は「光電効果」という物理現象を利用して電気を作り出します。太陽電池の主要材料であるシリコンに太陽光が当たると、光子がシリコン内の電子を励起させ、電子と正孔(プラス電荷)が分離します。

この分離された電子と正孔を電極で取り出すことで電流が発生し、電気エネルギーとして利用できるようになります。このプロセスは太陽光が当たっている限り継続的に行われるため、燃料を必要としない発電方法として注目されています。

半導体の特性を活用した発電

太陽電池では、n型半導体(電子が多い)とp型半導体(正孔が多い)を接合させたp-n接合構造を利用します。この接合部分に太陽光が当たることで、内部電界により電子と正孔が効率的に分離され、安定した電流の取り出しが可能になります。

太陽光発電システムの種類

住宅用太陽光発電システム(10kW未満)

一般家庭向けの太陽光発電システムで、主に自家消費を目的とした設備です。発電した電力は家庭内で優先的に使用され、余剰分は電力会社に売電されます。住宅用太陽光発電の売電価格は1kWhあたり15円程度ですが、設置年度や電力会社によって異なる場合があります。

産業用太陽光発電システム(10kW以上)

事業用途や大規模な発電を目的とした太陽光発電システムです。全量売電制度の対象となり、発電した電力のすべてを電力会社に売電することができます。設置面積が大きく、発電効率も高い傾向にあります。

蓄電池併設型システム

太陽光発電システムに蓄電池を組み合わせた設備です。日中に発電した電力を蓄電池に蓄えることで、夜間や停電時にも電力を使用できるメリットがあります。蓄電池の寿命は一般的に30年前後とされており、長期的な運用が可能です。

太陽光発電の発電効率と影響要因

発電効率に影響する主な要因

太陽光発電の発電効率は、設置環境や気象条件により大きく左右されます。主な影響要因として以下が挙げられます。

日射量は最も重要な要因で、晴天時と曇天時では発電量に大きな差が生じます。設置角度と方位も重要で、南向きで30度程度の傾斜角が最も効率的とされています。

温度も発電効率に影響し、パネル温度が上昇すると発電効率が低下する特性があります。また、影の影響も深刻で、一部のパネルに影がかかると全体の発電量が大幅に低下する可能性があります。

季節・時間帯による発電量の変動

太陽光発電の発電量は季節や時間帯により大きく変動します。一般的に夏場は日射量が多く発電量が増加しますが、パネル温度上昇による効率低下も発生します。逆に冬場は日射量が少なくなりますが、低温によりパネル効率が向上する場合もあります。

時間帯では、正午前後の太陽高度が最も高い時間帯で発電量がピークとなり、朝夕は発電量が減少します。これらの特性を理解することで、より効率的な太陽光発電システムの運用が可能になります。

太陽光発電システムの導入費用

初期導入費用の内訳

太陽光発電システムの導入には、機器費用と工事費用が必要です。太陽光発電システムの費用相場は1kWあたり35万円~40万円程度が基準となっており、パネルの種類や設置面積、工事内容などによって大きく異なります。

一般的な家庭用太陽光発電システム(4kW~5kW)を導入する場合の費用相場は140万円~200万円程度が目安となります。この費用には太陽電池パネル、パワーコンディショナー、設置工事費、電気工事費などが含まれています。

蓄電池併設時の追加費用

蓄電池を併設する場合は、さらに追加費用が発生します。家庭用蓄電池の費用相場は容量1kWhあたり15万円~25万円程度を基準としており、家庭用蓄電池(4kWh~7kWh)を導入する場合は60万円~175万円程度が目安となります。

蓄電池の種類別価格相場は、小容量の3kWh~5kWhタイプで100万円~150万円、中容量の6kWh~10kWhタイプで150万円~200万円、大容量の10kWh以上で200万円~350万円程度となっています。

太陽光発電のメリット・デメリット

太陽光発電の主なメリット

太陽光発電システム導入により、電気代の削減効果が期待できます。自家消費により電力会社からの電力購入量を減らし、余剰電力の売電収入も得られます。また、環境負荷の軽減にも貢献でき、CO2排出量の削減効果があります。

災害時の非常用電源としても活用でき、停電時でも太陽光があれば電力を確保できます。さらに、適切なメンテナンスにより20年以上の長期運用が可能で、長期的な経済効果が期待できます。

導入時の注意点とデメリット

太陽光発電システムには初期投資が必要で、導入費用の回収には一定期間を要します。また、発電量が天候に左右されるため、安定した電力供給は困難です。

屋根の構造や築年数によっては設置が困難な場合もあり、設置前の詳細な調査が必要です。また、定期的なメンテナンスが必要で、パネルの清掃や点検費用も考慮する必要があります。

太陽光発電システムの選び方

設置環境の確認ポイント

太陽光発電システムの導入を検討する際は、まず設置環境の確認が重要です。屋根の方位、傾斜角、面積、構造強度を詳細に調査し、設置に適した条件を満たしているか確認する必要があります。

周辺環境も重要で、建物や樹木による影響、将来的な日射条件の変化可能性も考慮する必要があります。また、電力会社との接続条件や、近隣への配慮も事前に確認することが大切です。

機器選択のポイント

太陽電池パネルは、発電効率、耐久性、保証内容を総合的に判断して選択します。シリコン系、化合物系など材料の特性を理解し、設置環境に適した製品を選ぶことが重要です。

パワーコンディショナーは、変換効率、耐久性、監視機能を重視して選択します。また、将来的な蓄電池の追加を考慮し、拡張性のある製品を選ぶことも検討すべきです。

太陽光発電システムのメンテナンス

日常的な点検項目

太陽光発電システムの安定運用には、定期的な点検が不可欠です。発電量の監視、パネル表面の汚れ確認、配線の異常確認などを日常的に行うことで、システムの不具合を早期に発見できます。

パワーコンディショナーの動作状況確認も重要で、エラー表示や異常音の有無を定期的にチェックする必要があります。また、架台の固定状況や防水処理の劣化確認も安全運用のために必要です。

専門業者による定期点検

太陽光発電システムの専門的な点検は、資格を持った技術者による定期点検が推奨されます。電気系統の詳細点検、絶縁抵抗測定、接続部の点検など、専門知識が必要な作業は専門業者に依頼することが安全で確実です。

保証対応については、基本的には無償でメンテナンスサービスが提供されますが、契約内容により異なる場合があります。定期点検により不具合を早期発見することで、大きな故障を防ぎ、長期的な安定運用が可能になります。

よくある質問

太陽光発電は曇りの日でも発電しますか?

太陽光発電は曇りの日でも発電可能ですが、発電量は晴天時と比較して大幅に減少します。完全に晴れた日の発電量を100%とすると、曇天時は20%~40%程度の発電量となります。雲の厚さや種類により発電量は変動しますが、全く発電しないということはありません。

太陽光発電システムの寿命はどのくらいですか?

太陽光発電システムの寿命は、構成機器により異なります。太陽電池パネルの寿命は一般的に20年~30年程度とされており、適切なメンテナンスにより長期間の運用が可能です。パワーコンディショナーの寿命は約10年~15年程度で、システム運用期間中に1回程度の交換が必要となる場合があります。

停電時でも太陽光発電システムは使用できますか?

停電時の太陽光発電システムの使用可否は、システムの構成により異なります。一般的な系統連系型システムでは、安全上の理由から停電時は自動的に発電を停止します。ただし、自立運転機能付きのパワーコンディショナーがある場合は、専用コンセントから限定的に電力を取り出すことが可能です。蓄電池を併設している場合は、蓄電池からの電力供給により停電時でも電力を使用できます。

太陽光発電システムの設置に適した屋根の条件は何ですか?

太陽光発電システムの設置に適した屋根の条件として、まず構造強度が十分であることが重要です。築年数が古い建物や、屋根材の劣化が進んでいる場合は、事前に補強工事が必要となる場合があります。方位については南向きが最も効率的ですが、東西向きでも十分な発電量を得ることができます。屋根の傾斜角は30度程度が理想的ですが、0度~60度の範囲内であれば設置可能です。

太陽光発電システムの発電量は季節によりどの程度変動しますか?

太陽光発電システムの発電量は季節により大きく変動します。一般的に夏場(6月~8月)は日射量が多く発電量が最大となりますが、パネル温度上昇により効率が低下する場合もあります。冬場(12月~2月)は日射量が少なく発電量は減少しますが、低温によりパネル効率が向上する効果もあります。年間を通じて見ると、夏場と冬場の発電量差は約2倍程度となることが一般的です。

 

この記事の監修者

中田 萌

『お客様に寄り添うこと』をモットーに日々の業務に取り組んでおります。
太陽光発電の活用方法や蓄電池の導入などのご相談は年間2000件以上頂いており、真摯に問題解決に取り組んできました。
光熱費削減に関するお悩み等ございましたら、お気軽にご相談下さい。

光熱費削減コンサルタント

中田 萌
蓄電池やリフォームに関する
ご相談やお見積もりは
完全無料です!
電話ですぐにご相談!
無料
通話
受付時間:9:00-18:00(祝日除く)
WEBからお気軽にご相談!