兵庫県佐用郡佐用町は兵庫県の西部に位置します。
兵庫県の地域区分では播磨北西部に属します。
全体的に山がちで、佐用川周辺に集落が形成されました。
瀬戸内の気候に属し、一年を通じて温暖です。
しかし、内陸にあるため一日や一年の気温差が大きいという特徴も持ちます。
そのため、晩秋から冬の早朝には「佐用の朝霧」とよばれる霧が立ち込め、幻想的な風景が見られます。
人口はおよそ15,000人です。
戦国時代後期、毛利氏によって滅ぼされた出雲の尼子氏の残党が町内の上月城に入城し、毛利勢と交戦しました。
しかし、友軍の織田軍からの支援が断たれ、尼子勝久や山中鹿之助は降伏し、尼子氏が完全に滅びました。
また、兵庫県立西はりま天文台公園には口径200cmの反射望遠鏡”なゆた”が設置され、美しい星空を観察することができます。
佐用町の特産品は、”もち大豆”という品種を用いたみそや豆腐、アイス、納豆などです。