鹿児島県薩摩川内市は鹿児島県の北西部に位置し、薩摩半島の北部を占めます。市域は川内川がつくる川内平野のほぼ全域と周辺の山地、対岸の甑島列島で構成されます。
薩摩川内市の東部には火山湖である藺牟田池があります。藺牟田池は国の天然記念物で、ラムサール条約の登録湿地です。
また、甑島列島の北部であるトンボロと呼ばれる特殊な地形があり、観光客の人気を集めています。
川内平野を中心とする九州本土側は太平洋側の気候に属し、夏は高温多雨です。一方、甑島列島は海洋性の気候で、年中温暖です。ただ、降水量は九州本土側より多いので注意が必要です。
薩摩川内市の特産品は豊かな海産物とキンカン・ブドウ・イチゴなどのフルーツです。
特に薩摩川内市に水揚げされるキビナゴは味がよく、節供の料理などに使われてきました。