鹿児島県日置市は鹿児島県西部、薩摩半島のほぼ中央に位置します。市域は南北に細長く、町の中心は北部の伊集院地区にあります。
中央部から南部にかけての海岸線は吹上浜とよばれ、日本三大砂丘の一つに数えられます。長大な砂丘はウミガメにとって貴重な繁殖地です。
太平洋側の気候に属し、夏に高温多雨となります。
日置市は伝統工芸である薩摩焼で知られます。薩摩焼は400年の歴史を持ち、「白もん」とよばれる高価な陶器や「黒もん」とよばれる実用的な器などがあります。
また、市内には”鬼島津”の異名で知られる戦国武将、島津義弘の菩提寺である妙円寺があり、人々の信仰を集めました。
日置市の名物は「伊集院まんじゅう」。島津氏の家紋である”丸に十字”が刻まれた特徴的なまんじゅうです。