鹿児島県南九州市は鹿児島県南西部、薩摩半島の南部に位置します。北部は山地が多く、中部から南部は河川がつくった平野となっています。
太平洋側の気候に属し、夏は高温多雨となります。特に台風シーズンには暴風雨に警戒が必要です。
河川がつくった平野に恵まれた南九州市では農業が盛んです。中でも、茶の生産量は日本一を誇ります。ほかにもサツマイモやダイコンといった畑作や肉牛・豚・ニワトリを飼育する畜産業も盛んです。
南九州市の特産品はなんといっても茶。南九州市で栽培される知覧茶は鎌倉時代からの歴史を持つブランド茶です。以前は、知覧地区で生産された茶を知覧茶としていましたが、2017年からは南九州市で生産される茶を知覧茶とよぶようになりました。