鹿児島県霧島市は鹿児島県のほぼ中央に位置します。北部には霧島連山を中心とする火山地帯、南部には天降川をはじめとする幾筋もの河川がつくった平野が広がります。
霧島市は薩摩地方と大隅地方、宮崎県南部とを結ぶ交通の重要地点として発展してきました。現在も鹿児島県に続く県内2位の人口をもつ都市です。
太平洋側の気候に属し、夏は高温多雨で台風被害に注意が必要です。
北部の霧島連山周辺には霧島温泉郷や日向山温泉などがある観光地です。日向山温泉は西郷隆盛が隠棲した場所としてもしられます。
霧島市の特産品は黒酢。「アマン壺」とよばれる薩摩焼のつぼに蒸し米と麹、湧水をいれて1年から3年熟成させます。こうしてできた黒酢は琥珀色で、まろやかさとコクを兼ね備えた極上の味わいを醸し出します。