【2022年】東京都の蓄電池補助金はいくら?2021年との比較も!
「東京都で蓄電池を買おうと思っているけど、今年もらえる補助金ってあるの?」
このようにお考えの方は多くいらっしゃるのではないでしょうか?
100万円を超えることも多い蓄電池は、できるだけ安く購入したいですよね。
そこで本記事では、 以下の3つのポイントについて詳しく解説していきます。
- 【2022年】東京都の蓄電池補助金の概要や金額
- 東京都の市区町村でもらえる蓄電池補助金の一例
- 東京都の補助金と合わせて使える「国の補助金」
記事を読むことで、通常の購入価格より半額以上もお得に買える方法がしっかり理解できるようになります。
「 できるだけ安く蓄電池を購入して、余った予算を他の事に使いたい!」とお考えの方は、ぜひ最後まで目を通してみてくださいね!
目次
【2022年最新】東京都の蓄電池補助金はいくら?
まずはじめに、2022年に東京都でもらえる蓄電池の補助金について徹底解説していきます。
2021年度の補助金との金額の違いもこちらでご説明します。
2022年度・東京都の蓄電池補助金の概要
2022年度、東京都は「災害にも強く健康にも資する断熱・太陽光住宅普及拡大事業」という名称の補助金事業を実施しています。
この制度は「省エネ」「災害への耐性」「健康」などに配慮した住宅設備に対して補助金を与えるもので、 260億円もの予算が投入される予定です。
蓄電池はもちろん、高断熱窓や高断熱ドア、V2Hや太陽光発電システムも補助金の対象となっており、 幅広いニーズに応える内容となっています。
申請受付の開始は「6月下旬」を予定していますが、2022年4月に工事した蓄電池に対しても補助金が適用される予定です。
【金額の詳細】蓄電池の補助金はいくらもらえる?
2022年度「災害にも強く健康にも資する断熱・太陽光住宅普及拡大事業」でもらえる金額は以下の通りです。
補助対象 | 補助率 | 上限額 | 想定件数 |
高断熱窓 | 1/3 | 100万円/戸 | 60,000戸 |
高断熱ドア | 1/3 | 16万円/戸 | 50,000戸 |
蓄電池 | 1/2 |
1kWhあたり10万円 60万円/戸
| 8,000戸 |
V2H | 1/2 | 50万円/戸 | 450件 |
太陽光発電システム | 1kWhあたり12万円(新築) | 36万円/戸 | 11,853件 |
1kWhあたり15万円(既存) | 45万円/戸 |
2021年度より補助金額は上がった?【比較検証】
東京都の蓄電池補助金における、2022年と2021年の金額の違いは以下の通りです。
年度 | 補助率 | 上限額 | 予算額 |
2021年 | 1/2 | 1kWhあたり7万円 42万円/戸 | 30億7,440万円 |
2022年 | 1/2 | 1kWhあたり10万円 60万円/戸 | 265億円 |
2021年度に比べて、2022年度は1kWh当たりの補助金額が3万円も増えており、上限額も18万円アップしています。
補助金制度がない都道府県も多い中で、ここまで高額の補助金を設定する東京都は、蓄電池の普及にかなり力を入れていることがわかりますね。
【2022年】東京都・市区町村でもらえる蓄電池補助金を3つご紹介!
次に、東京都の市区町村でもらえる蓄電池補助金の一例をご紹介していきます。
①【最大5万円!】世田谷区
2022年に世田谷区が実施している蓄電池補助金の詳細は以下の通りです。
名称 | 世田谷区民向け蓄電池導入補助事業 |
申請条件 | 世田谷区内で区民や事業者が対象機器を導入すること (集合住宅の共用部分への導入も対象) |
補助金額 | 蓄電池…容量1kWhあたり1万円(上限5万円) 小型ポータブル蓄電池…購入日の1/5(上限1万円) |
募集期間 | 2022年4月1日〜2023年3月10日 |
②【最大6万円!】練馬区
2022年に練馬区が実施している蓄電池補助金の詳細は以下の通りです。
名称 | 練馬区再生可能エネルギー・省エネルギー設備設置補助制度 |
申請条件 | 練馬谷区内で区民や事業者が対象機器を導入すること (集合住宅の共用部分への導入も対象) |
補助金額 | 蓄電池…国や都の補助金額から差し引いた額の1/2(上限5万円) |
募集期間 | 2022年4月15日〜2023年3月15日 |
③【最大5万円!】足立区
2022年に足立区が実施している蓄電池補助金の詳細は以下の通りです。
名称 | 蓄電池・HEMS設置費補助金(設置後申請) |
申請条件 | 足立谷区内で区民が対象機器を導入すること (住民登録地と同一住所に限る) |
補助金額 | 蓄電池…設置費用の1/3(上限5万円) |
募集期間 | 2022年4月11日〜2023年5月28日 |
市区町村と東京都の補助金は両方もらえる?
東京都の蓄電池補助金と市区町村の補助金は別の制度のため、対象者であれば両方もらうことができます。
ただし、練馬区のように「都の補助金から差し引いた額」が補助金の対象となっている自治体もありますので、購入前にしっかり確認しておきましょう。
自治体の補助金は5万円前後と都の補助金より少なめですが、もらえるならぜひ活用したいですよね。
【2022年】東京都の蓄電池補助金と合わせてもらえる国の補助金は?
最後に、 条件が揃えば東京都の蓄電池補助金と合わせて活用できる「国の補助金」について解説していきます。
太陽光発電があれば「DER補助金」がもらえる!
DER補助金とは、環境創生イニシアチブ(Sii)実施する、地域電力の安定供給のために設けられた補助金制度です。
「太陽光発電システム+蓄電池+HEMS」を揃えたうえで、一週間程度の簡単な実証実験に参加することで、1kWhあたり約4万円の補助金がもらえます。
HEMSの購入に対しても「定額5万円」 の補助金が出ますので、太陽光発電をすでにお持ちの方にとって非常に有利な制度となっています。
補助金額を考えれば、これから3つの機器を揃えたい方にとっても充分に魅力的と言えますね。
新築やリフォームで「ZEH補助金が」がもらえる!
ZEH補助金とは、断熱性能や省エネ性能を高めたいわゆる「ZEH(ゼッチ)住宅」の普及のために設けられた補助金制度です。
ZEH住宅には省エネ性能によって「ZEH」「ZEH+」「ZEH Oriented」などのグレードに分かれており、55〜100万円の補助金をもらうことができます。
ZEH住宅と認められるためには新築購入やリフォームが必要になりますが、そのぶんかなり高額の補助金額が設定されています。
【まとめ】2022年の東京都は蓄電池補助金が充実!いまが買い時!
本記事でくわしく解説している重要なポイントを、以下にもういちどまとめていきます。
- 2022年度、東京都の蓄電池補助金は「1kWhあたり10万円、最大60万円」もらえる
- 「1kWhあたり7万円、最大42万円」だった2021年度に比べてかなり増額している
- 世田谷区、練馬区、足立区など、5万円以上の補助金を用意している自治体も多い
- 太陽光発電とHEMSがあれば国の「DER補助金」で1kWhあたり約4万円もらえる
- エコ住宅の新築やリフォームなら国の「ZEH補助金」で50万円以上もらえる
2022年の東京都の蓄電池の補助金額は「最大60万」と、前年度より18万円も高く設定されています。
蓄電池自体の価格も年々下がってきていますので、今年はまさに「買い時」といえそうです。
購入する蓄電池の容量が大きいほど高額の補助金がもらえるため、「なるべく大きい蓄電池を買って光熱費をどんどんお得にしたい!」とお考えの方はぜひ検討してみてくださいね!
リノベステーションではニチコンやシャープを始めとした蓄電池を取り扱っております。
もちろん、太陽光発電機器との同時購入も可能です!
手続きが面倒な補助金申請も代行しておりますので、お気軽にください。
IHやエコキュートのお取り扱いもございます。
この記事の監修者
『お客様に寄り添うこと』をモットーに日々の業務に取り組んでおります。
太陽光発電の活用方法や蓄電池の導入などのご相談は年間2000件以上頂いており、真摯に問題解決に取り組んできました。
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