オムロン蓄電池の特徴・強み・価格は？新モデルのスペックも徹底比較！

各地域の蓄電池補助金については蓄電池補助金ページをご確認ください！

体温計やヘルスケア機器メーカーとしておなじみのオムロン。

実は、国内トップクラスの販売台数を誇る蓄電池メーカーでもあることはご存じでしょうか。

2022年6月には、さらにコンパクトでデザイン性や性能も進化した新ラインナップが発表されたことで、話題が沸騰しています。

本記事では、そんなオムロン蓄電池を知るための重要ポイントを、以下の項目に分けて解説していきます。

• 蓄電池メーカーとしてのオムロンの実績・商品の特徴・独自の強み
• オムロン蓄電池の気になるデメリットと、デメリットを超えるメリット
• 【最新機種】オススメ蓄電池3シリーズの価格・スペック・機能を比較

記事を読めば、オムロン蓄電池ならではの魅力が理解できます。

ぜひ最後まで目を通してみてくださいね！

オムロンの蓄電池ってどう？メーカーの実績や特徴・独自の強みも解説！

まずはじめに、オムロンの実績や商品の特徴、オムロンならではの強みをくわしく解説していきます！

【体温計だけじゃない！】オムロンは蓄電池のトップ企業！？

体温計やヘルスケア製品のイメージが強いオムロンですが、実は国内トップクラスのシェアを持つ蓄電池メーカーでもあります。

2021年の国内販売台数ではNo.1を記録(※)するなど、実績ある人気メーカーとしての地位を確立しています。(※OEM製品を含む)

意外と知られていない事実として、オムロンは「長州産業」や「東芝」などの一流蓄電池メーカーへのOEM生産も手がけています。

「街中でよく見る蓄電池が、実は中身はオムロン製だった」なんてこともよくある話です。

【小型から超大型まで】オムロン蓄電池は豊富なラインナップが特徴！

オムロン蓄電池は、「屋内設置」可能な小型モデルから世界最大級の超大型モデルまで、選べる豊富なラインナップが大きな特徴です。

• 2〜3人家族なら、クローゼットにスッキリ収まる4.2kWhモデル
• 3〜4人家族なら、コンパクトなのにたっぷり使える9.8kWhモデル
• 停電でも普段どおりに生活したいなら、大容量の16.4kWhモデル

以上のように、ひとりひとりのニーズに応えるラインナップがオムロンの強みとなっています。

【海沿いでもOK！】オムロン蓄電池は「重塩害」地域でも設置できる

オムロン蓄電池のほとんどのモデルには、「海沿いの家でも屋外に設置できる」という見逃せない魅力もあります。

潮風に強い「重塩害対応モデル」を選べば、なんと「海岸線から500m以内」の地域にも問題なく設置できます。

オムロンの重塩害モデルは塗料からパッキンに至るまで特別製。

潮風や水分によるサビや腐食から、あなたの蓄電池をしっかり守ってくれます！

オムロン蓄電池の気になるデメリットは？それ以上のメリットはあるの？

つづいて、オムロン蓄電池のデメリットとメリットを深堀りしていきます。

【デメリット】テスラなどの海外メーカーと比べると価格は高め

オムロン蓄電池の気になるデメリットは、テスラをはじめとする海外メーカーに比べると 「割高感」があることです。

「13.5kWhで約121万円」という衝撃価格のテスラ・パワーウォールなどと比較すると、「9.8kWhで158万円ほど」のオムロンは高く感じますよね。

それでもオムロン蓄電池が売れ続けるのは、メーカーとしての信頼度が高い証拠でもあります。

売り上げしだいで「撤退」する可能性もある海外メーカー。

安心感で選ぶなら、実績豊富で歴史の長いオムロンはオススメです。

【メリット】オムロン蓄電池はDER補助金の対象！むしろ安いことも！

オムロン蓄電池の嬉しいメリットは、国の「DER補助金」(※2022年度は終了)や、ほとんどの自治体の補助金の対象メーカーであることです。

たとえば東京都で購入する場合、「1kWhあたり10万円(最大80万円)」※ の自治体補助金を受けることができます。

※太陽光がある場合は最大1000万円

海外メーカーの場合、補助金の対象にならないモデルが多く、結果的にオムロンなどの国内メーカーの方が安くなるということがよくあります。

補助金をかしこく利用すれば「海外メーカーより高い」というデメリットを打ち消せますので、ぜひお住まいの自治体の補助金について役所に問い合わせてみてくださいね。

【3シリーズを比較】オムロン蓄電池・オススメ機種の魅力をご紹介！

さいごに、オムロン蓄電池の最新オススメ3シリーズの特徴や魅力を、余すところなくご紹介していきます！

オススメ3シリーズのスペック・価格・保証期間を徹底比較！

今回ご紹介するオススメ3シリーズのスペックや価格、保証期間は以下のとおりです。

シリーズ名	KPBP-B	KPBP-A	KPAC-B
バッテリー容量	16.4kWh / 9.8kWh	16.4kWh / 9.8kWh  / 6.5kWh	4.2kWh
参考価格(税込み)	262万円 / 158万円	262万円 / 158万円  / 145万円	138万円
出力	6.6kW / 202V	5.9kW / 202V 4.0kW / 202V 2.5kW / 202V	2.5kW / 202V
サイズ	(16.4kWhモデル 幅 490mm 高さ 1,010mm 奥行き 295mm (9.8kWhモデル) 幅 490mm 高さ 741mm 奥行き 295mm	(16.4kWhモデル 幅 490mm 高さ 1,010mm 奥行き 295mm (9.8kWhモデル) 幅 490mm 高さ 741mm 奥行き 295mm (6,5kWhモデル) 幅 490mm 高さ 847mm 奥行き 147mm	幅 530mm 高さ 455mm 奥行き 215mm
重さ	約150kg / 約102kg	約150kg / 約102kg  / 約65kg	約62kg
使用可能な温度	-10℃〜45℃	-10℃〜45℃	-10℃〜40℃
サイクル期待寿命	11,000サイクル	11,000サイクル	11,000サイクル
設置方法	(16.4kWhモデル) 自立設置 (9.8kWhモデル) 壁掛け / 自立設置	(16.4kWhモデル) 自立設置 (9.8kWhモデル) 壁掛け / 自立設置 ※屋内設置OK (6.5kWhモデル) 壁掛け / 自立設置 ※屋内設置OK	壁掛け / 自立設置 ※屋内設置OK
保証期間	15年	15年	10年 (遠隔モニタリングサービス契約で15年)

①【自家消費×産業用の新しいカタチ！】KPBP-Bシリーズ

KPBP-Bシリーズは、オムロンではじめての「完全自家消費型」の産業用蓄電池です。

用途を自家消費に特化したおかげで設備の簡素化に成功。

施工時間を大幅に短縮できるようになりました。

設備の簡素化はコストダウンにもつながり、国内メーカーの蓄電池としてはかなりの安さであることも魅力的ですね。

②【コンパクトなのに超大容量！】KPBP-Aシリーズ

KPBP-Aシリーズは、「単機能」「ハイブリッド」「全負荷型」の蓄電池の役割を1台でこなす、オムロン自慢の「マルチ蓄電プラットフォーム」です。

ライフスタイルや家族人数の変化に合わせて柔軟に蓄電池の使い方を変化させられるので、「後から太陽光発電を導入」する際もラクラク。

「6,5kWh」「9.8kWh」「16.4kWh」から容量を選べるのも強みです。

家庭用でも産業用でも、迷ったらコチラを選べば間違いありません！

③【1日に何度も充電できて長寿命！】KPAC-Bシリーズ

KPAC-Bシリーズは、1日に2回以上充電しても、「15年後の70%以上のバッテリー性能」を保証する、抜群の長寿命が自慢です。

サイズも超コンパクトで室内に設置しても邪魔にならないため、少人数の家族はもちろん、厳しい雪国や海沿いの家にもオススメです。

容量は4.2kWhと小型ですが、2回以上の充電を想定して設計されているため、「8.4kWh」の蓄電池のように運用できます。

【まとめ】オムロン蓄電池は実績・ラインナップともに国内トップ！

本記事で解説してきたオムロン蓄電池の重要ポイントを、もういちど以下にまとめていきます。

• オムロンは国内トップクラスの販売実績を誇る蓄電池メーカー。長州産業のOEMも
• オムロン蓄電池は、4.2kWh〜16.4kWhまでニーズに合わせて選べるラインナップが特徴
• 海外メーカーより価格は高めだが、国や自治体の補助金で「半額以上」安くなることも
• 1日に何度も充電しても15年のバッテリー保証が付くなど、長寿命もオムロンの魅力
• 室内設置が可能なモデルも多く、厳しい雪国や海沿いの地域でも安心して設置できる

オムロンの蓄電池は、「軽量・コンパクト」「余裕の大容量」「抜群の長寿命」と、あらゆる角度でスキのないスペックの高さが魅力です！

テスラなどに比べて割高な点がネックですが、自治体の蓄電池補助金を利用すれば安く買うこともできます。

15年経ってもまだまだ現役として使えるオムロン蓄電池。

ぜひ検討してみてください！

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