【2022年】国や自治体の蓄電池補助金まとめ!条件や注意点も解説
「補助金で蓄電池を安く買いたい!」とお考えの方なら、申請条件やもらえる金額には興味がありますよね。
本記事では、「蓄電池の補助金」をくわしく知るための以下のポイントを解説していきます。
- 2022年に蓄電池に利用できる「国」と「自治体」の補助金
- 【モデル別に試算】補助金で蓄電池はどれだけ安くなる?
- 補助金を申請する前に確認したい「3つの注意点」
蓄電池の補助金は現在人気が高く、受付開始から数日で定員に達してしまうことも珍しくありません。
補助金を獲得するためには事前準備が大切ですので、ぜひ参考にしてくださいね!
目次
2022年に使える蓄電池の補助金は「国」と「自治体」の2種類ある
2022年現在、蓄電池を買うときに使える補助金は以下の2つです。
- 国(環境創生イニシアチブ)の「DER補助金」
- 地方自治体が交付する蓄電池の補助金
さらに、自治体の補助金は「都道府県」と「市区町村」で別々に実施しているケースもあります。
以上の2つの補助金をうまく活用すれば「100万円」の交付も珍しくありません。
早めの資金回収を目指すなら、ぜひとも申請しておきたいですよね。
国のDER補助金まとめ!もらえる金額をモデル別に比較
つぎに、国が実施するDER補助金についてくわしく解説していきます。
国のDER補助金とは?補助金額や申請条件は?
DER補助金は、「Sii」という団体が交付する蓄電池の補助金のことです。
補助金額や申請条件などは以下をご覧ください。
DER補助金の申請にはHEMS(電力管理システム)の設置が必要ですが、「ほぼ本体代」ともいえる5万円の交付は助かりますよね。
たとえば初期実効容量8kWhの蓄電池なら「約30万円」もの補助金がもらえます。
予算に余裕のない方でも手が届きやすくなるでしょう。
Siiが登録している蓄電池はこちら
公式サイトはこちら
モデル別・DER補助金でもらえる金額を比較
大手メーカーの蓄電池の具体的な補助金額を、人気モデルを例にまとめました。
表を見れば、DER補助金を利用すればとてもお得な価格で蓄電池を購入することも充分に可能ということがわかりますね。
自治体の蓄電池補助金まとめ!東京都を例にくわしく解説
つぎに、地方自治体が実施している蓄電池の補助金を、2022年の東京都を例に解説していきます。
蓄電池の補助金がある自治体は多い
東京都に限らず近年では、全国の多くの自治体で蓄電池の補助金制度が実施されるようになりました。
政府は2050年の「脱炭素社会」の実現に向けて巨額の予算を投入しており、太陽光や蓄電池の普及を強く推進しています。
数年前には補助金がなかった自治体でも、普及の進んだ太陽光に代わって新たに蓄電池の補助金が新設されている可能性は充分にあります。
自治体によっては、「国のDER補助金より高額」のサポートを実施しているケースもあります。
申請忘れのないよう、しっかりチェックしておきたいですね。
【具体例】東京都は「最大80万円」の蓄電池補助金で話題に!
最大80万円という金額で話題となった東京都の蓄電池補助金を例に、自治体の補助金の条件などを見ていきましょう。
申請にあたって特別難しい条件がないため、都内にお住まいで蓄電池を検討している方なら、ぜひとも申請しておきたいですね。
東京都ほど高額ではないにしても、他の自治体でも「1kWhあたり約3万円〜8万円」の補助金を交付しています。
公式サイトはこちら
【表で解説】自治体の補助金で蓄電池はどれくらい安くなる?
自治体の補助金で蓄電池はどれだけ安くなるのか、「1kWあたり10万円」もらえる東京都を例に見比べていきましょう。
東京都の補助金を使えば、機種によっては「100万円以下」での購入も可能という結果となりました。
他の自治体も同じような補助金を交付していますので、ぜひお近くの役所などに確認してみましょう!
自治体の蓄電池補助金とDER補助金は別々にもらえる?
結論から言えば、自治体と国の蓄電池の補助金は別の制度のため、それぞれ申請すれば両方とももらえる可能性があります。
「同様の補助金制度を利用しないこと」が条件の自治体では難しいですが、念のために役所やSiiに問い合わせてみる価値は充分あるでしょう。
うまく申請すれば「国」「都道府県」「市区町村」の3つの補助金の交付を受けることも不可能ではありません。
蓄電池の補助金を申請するときの「3つの注意点」
国や自治体の補助金を申請する際の3つの注意点は以下のとおりです。
- なるべく早く申請する
- 販売業者も前もって検討しておこう
- 「海外メーカー」という選択肢もある
ひとつずつ順番に解説していきます。
【注意点①】申請はなるべく早くがおすすめ
ここ最近、蓄電池の補助金はある種のトレンドとなっており、申請の受付開始から数日で定員オーバーになることも当たり前です。
補助金がもらえる確率を上げるために、前もって準備を進めて、受付開始日に申請できるようにしておきましょう。
申請書類や交付までの流れは毎年そこまで変わりませんので、前年度の書類などを確認しておくのも効果的です。
また、自治体の補助金には「同様の補助金を利用していないこと」など、独特な条件が定められている場合もあります。
自分が補助金の対象者か不確かな場合は、一度役所などに問い合わせてみるのもオススメです。
【注意点②】申請時期は混雑も?販売業者を決めておこう
補助金を申請する際には、スムーズに工事の日取りが決められるように、あらかじめ販売業者などを選んでおきましょう。
なぜなら、補助金申請の時期は工事業者が忙しくなるため、前もって打ち合わせをしておかないと待たされる可能性があります。
補助金によっては「申請した年内に工事を完了すること」が条件の場合もあり、最悪、間に合わないときにはせっかくの申請が却下されてしまうことも。
申請書類の確認とともに、お得な販売会社を比較したり、蓄電池の在庫や工事日の確保などの準備も重要です。
【注意点③】格安・高性能の海外メーカーという選択肢も
「補助金がもらえるまで蓄電池は買わない」という決断も良いですが、「海外メーカーの蓄電池を買う」という選択肢もあります。
オススメの理由は、テスラやファーウェイなどのコスパの高い海外メーカーなら、補助金を利用しなくても充分に安いからです。
たとえば、テスラの蓄電池”Powerwall”は「容量13.5kWhで約142万円」という低価格を実現しています。
補助金なしでも多くの設置実績があります。
補助金申請は面倒とお考えの方には、コスパ抜群の海外メーカー品がオススメです。
【まとめ】蓄電池は補助金でお得に設置できる!今のうちから検討を!
電気代の高騰が心配される今、電気代の節約や停電対策にも役立つ蓄電池の需要は、今後も増えていくでしょう。
近年では補助金の受付開始からわずか数日で定員に達するケースも多く、蓄電池に対する人気の高さを物語っています。
倍率の高い補助金を獲得するためには早めの申請が特に肝心です。
前もって書類や手続きの流れを確認するなど、今から下準備を始めましょう。
「補助金申請が面倒」とお考えの方には、補助金なしでも充分安い、テスラなどの海外メーカーもオススメです。
補助金で蓄電池が安く手に入れば、そのぶん資金回収までの期間が減らせます。
ぜひ積極的に申請して、お得に蓄電池を設置してくださいね!
リノベステーションでは多くのメーカーの蓄電池や太陽光発電を取り扱っております。
手続きが面倒な補助金申請も代行しておりますので、お気軽にお問い合わせください。
無料お見積もりも承っております。見積もり依頼はこちら。
IHやエコキュートのお取り扱いもございます。
この記事の監修者
『お客様に寄り添うこと』をモットーに日々の業務に取り組んでおります。
太陽光発電の活用方法や蓄電池の導入などのご相談は年間2000件以上頂いており、真摯に問題解決に取り組んできました。
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