蓄電池の今後は明るい?暗い?販売価格の推移やお得な購入方法を解説

蓄電池の購入を検討していると、どうしても「蓄電池の今後は大丈夫?」「蓄電池を購入して将来的に損にならない?」という悩みが浮上するでしょう。
今回の記事では、蓄電池の今後の購入価格の予想、蓄電池の初期費用、蓄電池をお得に購入するための方法を紹介します。
目次
蓄電池の今後が知りたい!販売価格は安くなる?平行線のまま?
蓄電池は昨今、急激に需要を伸ばしているものですが、販売価格がなかなか高額なため「本当に必要なもの?」と頭を悩ませている方も多いでしょう。
仮に、蓄電池の販売価格が数年後に安くなるのであれば、あと数年待ってから購入したいと考えるのが当然ですよね。
では、蓄電池の販売価格は今後どう推移していくと思われているのでしょうか。
蓄電池の販売価格は今後安くなるといわれている
蓄電池の販売価格は、実は今後安くなるといわれています。
理由は、IRENA(国際再生可能エネルギー機関)が2017年に「蓄電池の導入コストは2030年までに最大66%減少する」と発表したからです。
ちなみに、2015年における蓄電池の販売価格は1kWhあたり22.1万円。
それが、2020年には1kWhあたり9.0万円まで値下がりしています。
今から残り7年で、蓄電池1kWhあたりの販売価格がどこまで下落してくれるのかに期待ですね。
蓄電池の販売価格は大幅下落しないという見方もある
一方で、残念ながら蓄電池の販売価格の大幅下落は見込めないのではないかという見方も根強くあります。
理由は、以下の2つがあるからです。
- 原材料費が軒並み高騰しているから
- 補助金制度の廃止が噂されているから
具体的にどういうことか、順番に見ていきましょう。
理由①原材料費が軒並み高騰しているから
蓄電池の販売価格の大幅下落が見込めないといわれている理由の一つとして、原材料費が軒並み高騰していることが挙げられます。
昨今、主に家庭用として販売されている蓄電池の多くは、リチウムイオン電池が使われています。
リチウムイオン電池は、レアメタルという枯渇が心配されている物質を多く使っているため、需要と供給のバランスが崩れることで販売価格の高騰が問題視されているのです。
また、昨今急激に販売台数を伸ばしている電気自動車もリチウムイオン電池を使用しているため、価格競争が激化し、蓄電池の販売価格も高騰していくのではないかと噂されています。
理由②補助金制度の廃止が噂されているから
蓄電池の販売価格の大幅下落が見込めないといわれている理由の2つ目は、補助金制度の廃止が噂されているからです。
2023年現在、課された条件をすべてクリアする必要があるものの、蓄電池を購入すると補助金を受け取ることができます。
つまり、蓄電池の初期費用を大幅に削減することができるのです。
しかし、蓄電池の補助金額は年々下落傾向にあり、蓄電池の補助金制度が始まった当初と比べて10分の1程度の補助金額しか出ていません。
補助金額が年々下落していく蓄電池の補助金制度の現状を見て、巷で「補助金制度自体がなくなってしまうのではないか」と噂されるのは当然ですよね。
蓄電池の購入を検討しているのであれば、補助金制度がなくならないうちの早めの行動が功を奏すかもしれません。
蓄電池の今後は明るい?暗い?蓄電池の初期費用の内訳を紹介!
蓄電池の販売価格が今後安くなるのか、現状維持なのか、高くなるのか、残念ながら今の段階では何ともいえません。
では、蓄電池の現状の初期費用はいくらくらいかかるのでしょうか。
蓄電池の本体価格の相場
蓄電池の本体価格は、蓄電池の容量や性能などによって大きく異なります。
しかし、基本的には最低でも100万円近くするものが多く、高いものでは200万円を越える蓄電池も存在します。
また、塩害仕様や寒冷地仕様などの特殊な蓄電池になると、一般仕様のものよりも10万円ほど高額になることも頭に入れておかなければなりません。
蓄電池の設置工事費用の相場
蓄電池は購入して終わりではなく、有資格者に蓄電池の設置工事を依頼しなくてはなりません。
設置工事費用は20〜30万円が主流になっており、蓄電池の本体代とは別に用意すべき初期費用になります。
蓄電池1台を設置するのに多額の費用が必要
蓄電池1台を設置するのに、蓄電池の本体代と工事費用を合わせて120〜250万円近くの初期費用が必要になります。
とても大きな金額になるので、どうしても「蓄電池は本当に必要?」という気持ちになってしまいますよね。
しかし、蓄電池は災害対策として有効ですし、電気代の削減を狙えるなど、平常時にも多くの恩恵をもたらしてくれるアイテムです。
蓄電池の購入を考えているのであれば、補助金制度がしっかりあるうちに購入したほうが良いでしょう。
蓄電池の今後が気になる!お得に購入するための方法は?
前章で蓄電池の初期費用があまりにも高額なことが分かりましたが、実際には多額の初期費用を全額自腹で払う必要はありません。
今回の章では、蓄電池をお得に購入する方法を解説します。
補助金制度を利用する
蓄電池をお得に購入するため、補助金制度を積極的に利用しましょう。
現在、蓄電池には国からの補助金制度と地方自治体からの補助金制度の2種類が存在しています。
しかも、国と地方自治体の補助金制度は併用が可能なので、両方の条件にさえ当てはまることができれば、蓄電池をとてもお得に購入することができるでしょう。
双方の補助金制度の注意点は「先着順」ということです。
あくまで予算が決められているものになるので、予算に達成する見込みが立った時点で、予め定められていた申請期日を待たずに新規申請が打ち切られてしまう可能性があります。
また、お住まいの自治体によっては、蓄電池の補助金制度を実施していないケースもあるため、蓄電池を購入する前にお住まいの自治体の公式ホームページなどを確認し、蓄電池の補助金制度について調べることをおすすめします。
地方自治体の補助金制度に関しては、すべて自治体が管理しているため、財政状況などによって受けられる補助が異なることも頭に入れておきましょう。
太陽光発電と同時導入する
蓄電池をお得に購入する方法として、太陽光発電と同時導入することも挙げられます。
理由は、蓄電池と太陽光発電を同時導入することでセット割が適用され、双方をよりお得な金額で購入できる可能性があるからです。
しかも、蓄電池と太陽光発電を併用することで、電気代の大幅削減が見込めたり、非常時にも自宅の停電が免れる可能性が高くなります。
こういった恩恵を受けられるのは、蓄電池と太陽光発電の双方が自宅にある場合のみです。
太陽光発電の売電価格が大きく下落している今、頼りになるのは発電した電力の自家消費で、徹底的に電力の自家消費を考えるのであれば蓄電池は欠かせません。
ぜひ、蓄電池と太陽光発電のセット導入を前向きに検討してください。
蓄電池の今後は明るくも暗くもある!できるだけ早い購入の決断を!
今回の記事では、蓄電池の今後は明るいのか暗いのかについて解説しました。
結果としては、明るい兆しもあれば暗い兆しもあるということでしたが、災害対策や電気代削減のためには太陽光発電と併用で設置しておくと安心できる代物であることに間違いはありません。
ぜひ、補助金制度が充実しているうちに、蓄電池の購入を前向きに検討してみてくださいね。
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この記事の監修者

『お客様に寄り添うこと』をモットーに日々の業務に取り組んでおります。
太陽光発電の活用方法や蓄電池の導入などのご相談は年間2000件以上頂いており、真摯に問題解決に取り組んできました。
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