【2022年度】蓄電池補助金ランキング!金額が多い地域は?
蓄電池の補助金といえば、「1kWhあたり約3.7万円」がもらえる国のDER補助金が有名ですよね。
一方で、全国の地方自治体でも蓄電池の購入を手助けしてくれる補助金がたくさんあることをご存じですか?
実は、自治体の補助金とDER補助金はダブルでもらえることも多く、うまく活用すれば「100万円以上」という高額なサポートが受けられます。
本記事では、日本全国の地方自治体の蓄電池補助金を徹底リサーチしたうえで、以下の内容をくわしく解説していきます!
- 都道府県別・蓄電池補助金ランキングTOP3
- 市区町村別・蓄電池補助金ランキングTOP3
- 申請の注意点や、同時にもらえるDER補助金について
「自治体の補助金っていくらくらいもらえるの?」と気になる方は、本記事のランキング結果をぜひ見てみてくださいね!
目次
都道府県別!2022年度の蓄電池補助金ランキングTOP3をご紹介!
はじめに、2022年度の「都道府県別」の蓄電池補助金トップ3を見ていきましょう!
【1位:80万円】東京都
堂々の第1位は、なんと「80万円」の補助金を交付する東京都です!
対象機器 / 補助金額 | 太陽光(4kW以上)と蓄電池を併せて設置した場合 ・以下のうち小さい額 (上限1,000万円) 補助率50% ①蓄電池1kWhあたり10万円 ②太陽光1kWあたり20万円 太陽光(4kW未満)と蓄電池を併せて設置、または蓄電池のみ ・以下のうち小さい額 (上限80万円) 補助率50% ①蓄電池1kWhあたり10万円 V2H:上限50万円 補助率50% |
申請期間 | 2022年6月22日〜2024年度末まで |
申請条件 | 環境創生イニシアチブ(SII)が補助金対象として認定している蓄電池であること 蓄電池の機器費は1kWhあたり20万円以下であること 都内の住宅に新規に設置された対象機器であること |
東京都の蓄電池補助金は、太陽光(4kW以上)と蓄電池を併せて設置した場合、補助率50%という上限はあるものの「上限1,000万円」という前代未聞の補助金で早くも話題を独占しています!
蓄電池のみでも最大80万円と破格の補助額となっています。
2022年6月22日に発表されたばかりの最新情報ですので、ぜひ締切前に申請してくださいね!
【2位:25万円】山形県
つづいて第2位は、「25万円」の補助金を交付する山形県です!
対象機器 / 補助金額 | 蓄電池 (太陽光発電を同時導入):1kWhあたり5万円 (上限25万円) 蓄電池 (太陽光発電が既設):1kWhあたり5万円 (上限10万円) V2H:総費用の3分の1 (上限25万円) |
申請期間 | 〜2023年3月31日 (蓄電池と太陽光発電を同時導入する際は2022年7月29まで) |
申請条件 | 太陽光発電は10kW未満であること 蓄電池は国内メーカー製品であること V2Hの申請は太陽光発電を新設または既設する必要がある |
太陽光発電と蓄電池を同時に導入したい方には、特にオススメしたい内容となっています。
【3位:20万円】福島県
第3位は、「20万円」の補助金を交付する福島県です!
対象機器 / 補助金額 | 蓄電池:1kWhあたり4万円 (上限20万円) 太陽光発電: 1kWhあたり4万円 (上限40万円) V2H:定額10万円 |
申請期間 | 2022年4月11日〜2023年3月17日 |
申請条件 | 蓄電池とV2Hの補助金はどちらかひとつのみ 「初期費用0円」などの蓄電池は対象外 SIIが補助金対象として認定している蓄電池であること |
蓄電池の補助金額も魅力ですが、太陽光発電に対しての「補助金40万円」もうれしいですね!
市区町村別!2022年度の蓄電池補助金ランキングTOP3をご紹介!
つづいて、2022年度の「市町村別」の蓄電池補助金トップ3を見ていきましょう!
【1位:75万円】東京都 / 千代田区
堂々の第1位は、「75万円」の補助金を交付する東京都千代田区です!
対象機器 / 補助金額 | 蓄電池:対象経費の20% 太陽光発電:対象経費の20% エネファーム:対象経費の20% | 上限合計75万円 |
申請期間 | 〜2023年2月15日 | |
申請条件 | 蓄電池は環境創生イニシアチブ(SII)登録機器またはそれに準じた性能であること 太陽光発電は電気安全環境研究所(JET)認証またはそれに準じた性能であること エネファームは定格運転時に0.3から1.5kWの発電出力があること |
千代田区の補助金上限は「それぞれを合わせて75万円」ですので、複数の対象機器を導入すれば上限ギリギリを狙えますね!
【2位:40万円】福岡県 / 福岡市
つづいて第2位は、「40万円」の補助金を交付する福岡県福岡市です!
対象機器 / 補助金額 | 蓄電池:機器費の2分の1 (上限40万円) V2H:機器費の2分の1 (上限20万円) エネファーム:定額5万円 太陽光発電(集合住宅のみ):1kWあたり2万円 (上限20万円) |
申請期間 | 2022年5月6日〜2023年1月27日 |
申請条件 | 蓄電池はSIIの補助対象機種であること V2Hは次世代自動車振興センター(NeV)の認定機種であること エネファームは燃料電池普及促進協会(FCA)の指定機種であること |
蓄電池、V2H、エネファームは同時申請が可能ですので、「最大65万円」もの補助金をもらうことも可能です!
【3位:40万円】鳥取県 / 西伯郡南部町
第3位は、「40万円」の補助金を交付する鳥取県西伯郡南部町です!
対象機器 / 補助金額 | 蓄電池:1kWhあたり7万5,000円 (上限40万円) (※太陽光発電と同時購入の場合は上限60万円) 太陽光発電: 1kWhあたり7万5,000円 (上限40万円) V2H:対象経費の2分の1 (上限7万5,000円) |
申請期間 | 2022年4月1日〜2023年1月31日 |
申請条件 | 同一世帯全員が町税を完納していること 町内の住宅(店舗との併用住宅も可)に対象設備を導入すること 発注する事業者、設置工事を行う事業者はいずれも県内事業者であること |
「1kWhあたり7万5,000円」の補助金額は、全国的に見てもかなり高額でお得です!
都道府県や市区町村の蓄電池補助金を確実にもらうための注意点は?
最後に、せっかくの自治体の補助金をもれなく獲得するために、注意したいポイントを解説します。
同時に申請できる国のDER補助金についても、こちらでご説明していきます!
【早めが肝心】申請期間内でも締め切ることがある
自治体の補助金制度には「申請期限」や「募集定員」が定められているため、たとえ申請期間内でも突然締め切られてしまう点に注意しましょう。
締め切り前に確実に補助金を申請するには、あらかじめ購入する蓄電池をある程度決めておき、募集開始とともにすぐ申請できるように準備しておくことが肝心です。
また、自治体によって「3月1日から12月31日まで」「3月15日から5月29日まで」など、なかなか予想できないような申請期間が設定されていることも。
うっかり期限を逃してしまわないように、まずはお住まいの役所などに問い合わせて、正確な申請期間を確認しておくと安心ですね。
【大丈夫?】申請でつまづきやすいポイント
応募期限のほかにも、補助金申請には以下のようなつまづきやすいポイントがあります。
- 基本的には蓄電池を設置する前に、補助金を申請する必要がある。
- 住民税や保険税などを滞納していると、そもそも受理してもらえない。
- 自治体によっては、申請者の住所に蓄電池を設置することが条件のことも。
ほかにも、「自治体が蓄電池のメーカーや品名を指定している」ケースもあります。
「時間をかけて選んだ蓄電池が対象外だった…」と後悔しないためにも、前もってリサーチしておくことが大切ですね。
【併用可能!】国のDER補助金でさらにお得に!
自治体の補助金とは別に、国が実施する「DER補助金」に同時に申請すれば、両方の補助金をもらえることをご存じですか?
DER補助金とは、各家庭に蓄電池を普及させ、「小さな発電所」として活用することで、災害などによる電力不足を防ぐために設けられた助成制度です。
申請には「SIIが指定する蓄電池」と「HEMS(エネルギー管理機器)」を設置する必要がありますが、「蓄電池容量1kWあたり3.7万円」もの補助金がもらえます。
DER補助金だけでもかなりお得ですので、「うちは自治体の補助金がないから…」と諦めずに、少しでも安く蓄電池を導入してくださいね!
※2022年度は受付終了
【まとめ】2022年度は自治体の蓄電池補助金が充実!お得に導入しよう
本記事でご紹介したTOP5のほかにも、独自の補助金制度を実施している自治体は数多くあります。
たとえ蓄電池の補助金がなくても、「リフォーム補助金」「エコキュート補助金」など、ニーズの多い分野なら補助金が見つかることもあるでしょう。
補助金をうまく活用して家計を少しでも楽にしたい!とお考えでしたら、まずはお近くの役場に相談してみるのが近道です。
2022年度は今までにないほどお得に買えるチャンスの一年といえます。
自治体の補助金とDER補助金は両方もらえるケースも多くありますので、積極的に申請して、できるだけ安く蓄電池を導入しましょう!
リノベステーションではニチコンやシャープを始めとした蓄電池を取り扱っております。
もちろん、太陽光発電機器との同時購入も可能です!
手続きが面倒な補助金申請も代行しておりますので、お気軽にください。
IHやエコキュートのお取り扱いもございます。
この記事の監修者
『お客様に寄り添うこと』をモットーに日々の業務に取り組んでおります。
太陽光発電の活用方法や蓄電池の導入などのご相談は年間2000件以上頂いており、真摯に問題解決に取り組んできました。
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