太陽光発電はハウスメーカーに頼むと損？専門販売店との比較を解説！

太陽光発電の購入では、どのメーカーにするかを検討すると同時に、どの業者に施工をお願いするかを考えることでしょう。

一般的には、家の建設を担当したハウスメーカーに頼むのが保証の面で良いとされています。

しかし、ハウスメーカーに太陽光発電の設置を依頼すると費用が高くつくという噂も。

そこで今回の記事では、ハウスメーカーと太陽光発電の専門販売店の違い、太陽光発電をリフォームで後付けする場合の保証、ハウスメーカーと専門販売店のそれぞれの特徴を解説します。

ハウスメーカーの太陽光発電は高い？専門販売店との比較！

ハウスメーカーの太陽光発電は高いと言われていますが、専門販売店との違いは何なのでしょうか。

具体的に解説します。

ハウスメーカーの太陽光発電は高い！

ハウスメーカーの太陽光発電は、専門販売店に比べて圧倒的に高いという事実があります。

理由は、多くのハウスメーカーが太陽光発電設置をオプションとして考えているから。
ハウスメーカーは住宅を売ることが最大の目的なので、太陽光発電の設置は二の次に考えています。

したがって、太陽光発電の割引率は非常に低く、消費者目線で見ると割高感が否めないことになるのです。

専門販売店の太陽光発電は比較的安価

一方、太陽光発電の専門販売店は、その名の通り、太陽光発電の販売や施工をメインに行っている企業です。

したがって、太陽光発電をいかに多く売るかが勝負になるので、比較的手の出しやすい価格帯で太陽光発電を取り扱っている事実があります。

とはいえ、ハウスメーカーと太陽光発電の設置業者が異なる場合、保証の面で不利益を被る可能性があることも。

太陽光発電の設置を検討しているのであれば、ハウスメーカーに一声かけ、太陽光発電を専門販売店で購入・施工しても良いのかを問うのがベストといえるでしょう。

太陽光発電をハウスメーカーで設置！後付けでの屋根の保証は？

先ほど、ハウスメーカーと太陽光発電の施工業者が異なる場合、保証面で損する可能性があることについて少し触れました。

今回の章では、太陽光発電をリフォームなどで後付けする場合、屋根の保証はどうなってしまうのかを解説します。

屋根保証は一度ストップする恐れが高い

太陽光発電をリフォームなどで後付けする場合、屋根保証は一度ストップしてしまう可能性があります。
法律では、雨漏りなどのリスクを軽減するため、ハウスメーカーなどに10年間の屋根保証が義務化されています。

しかし、太陽光発電は一般的に住宅の屋根にビス打ちして固定するもの（穴をあけて固定するもの）なので、施工を一つ間違えると屋根から雨漏りが発生するリスクがあります。

たとえば、ハウスメーカーが推奨している太陽光発電設置業者に太陽光発電の設置をお願いする場合、屋根保証はしっかりと引き継がれることがほとんどです。

しかし、ハウスメーカーが推奨していない業者に太陽光発電の設置を頼んでしまうと、ハウスメーカー側の屋根保証は切れてしまうことが一般的。

屋根保証に関しては、太陽光発電の施工業者が新たに保証してくれる可能性はありますが、しっかりした会社でないと泣き寝入りするしか方法がなくなる可能性も考えられます。

太陽光発電設置を検討しているのなら相談を

リフォームなどで太陽光発電を後付けしたい場合、ハウスメーカーに一度問い合わせてみることをおすすめします。

太陽光発電を設置しても良いのか、太陽光発電設置業者のおすすめはあるのか、保証内容はどう変わるのかなど、リフォーム前に疑問点はクリーンな状態にしておきましょう。

ハウスメーカーとも太陽光発電の設置業者とも、長期的に付き合っていくもの。

だからこそ、太陽光発電の後付けで関係性を崩さないためにも、太陽光発電の設置について事前に打診しておくことをおすすめします。

太陽光発電の設置！ハウスメーカーと専門販売店それぞれの特徴は？

太陽光発電をハウスメーカーや専門販売店で販売した場合、それぞれにメリットとデメリットがあります。

最後に、ハウスメーカーに太陽光発電の設置をお願いした場合のメリットとデメリット、専門販売店に太陽光発電の設置をお願いした場合のメリットとデメリットを解説します。

ハウスメーカーに太陽光発電設置を頼むメリット

ハウスメーカーに太陽光発電の設置を依頼するメリットは、以下の通りです。 

ハウスメーカーで太陽光発電を設置してメリットを得るためには、新築時に太陽光発電の施工も行うことです。

新築時に太陽光発電の設置をすれば、瓦一体型の太陽光発電の設置も可能になります。
万一の際のリスクを省けるだけでなく、美しい景観を出せるとして、とても人気になっているのです。

ハウスメーカーに太陽光発電設置を頼むデメリット

ハウスメーカーに太陽光発電の設置をお願いするデメリットは、以下の通りです。

 

新築時に太陽光発電も設置した場合の最大のデメリットは、固定資産税が年間1万円近く上がってしまうことです。

ちなみに、リフォームで既存住宅に太陽光発電を設置した場合、固定資産税は発生しません。
年間わずか1万円の差ではありますが、何十年も住む家だと考えるととても大きな額になってしまうのは容易に想像できますね。

また、ハウスメーカーは、太陽光発電を基本的にオプション扱いしています。

太陽光発電に関する経験豊富・知識豊富な営業マンが乏しい事実もあるため、太陽光発電に対して疑問が複数ある方にとっては、心もとない印象を抱いてしまうことになるでしょう。

専門販売店に太陽光発電設置を頼むメリット

専門販売店に太陽光発電の設置をお願いするメリットは、以下の通りです。

 

• • 幅広いメーカーから家庭に合う太陽光発電を選択できる
  • ハウスメーカーよりも圧倒的に価格が安い
  • 太陽光発電に関する知識が豊富な販売員が揃っている
  • アフターサービスが充実している＆内容に対して安心できる

専門販売店は、ハウスメーカーと比べものにならないほど選べる太陽光発電の種類が豊富です。

また、各家の立地や日照時間などを細かく計算した上で太陽光発電の設置をしてくれるので、設置後に「思ったよりも発電量が望めなかった」などといった後悔を抱きにくい特徴があります。

そして、価格については専門販売店の方が断然安いです。

太陽光発電に関してあまり知識がない方は、しっかり知識を持った専門販売店での購入が断然おすすめです。

専門販売店に太陽光発電設置を頼むデメリット

専門販売店に太陽光発電の設置をお願いするデメリットは、以下の通りです。

 

専門販売店で太陽光発電の設置をお願いする場合は、慎重に考える必要があるといえるでしょう。

太陽光発電は専門販売店に頼むのが◎保証内容をしっかり確認しよう！

今回の記事では、太陽光発電の設置をハウスメーカーに頼むべきか、専門販売店に頼むべきかについて解説しました。

屋根保証の点やハウスメーカーとの関係性に関してマイナス部分はあるものの、費用面を考えたら断然、専門販売店に頼むのが良いという結論です。

とはいえ、ハウスメーカーと保証内容で揉めないためにも、専門販売店で太陽光発電の設置をお願いしたい旨を予めハウスメーカーに伝えておくことが大切です。

ぜひ、守るべき部分はしっかり守って、太陽光発電をスムーズに導入できると良いですね。

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