ニチコンの蓄電池の主な特徴は?ラインナップや保証内容についても!
最近、蓄電池の国内シェア率を急激に伸ばしているニチコン。
では、ニチコンの蓄電池にはどのような特徴があるのでしょうか。
今回の記事では、ニチコンの蓄電池の主な特徴はもちろん、商品ラインナップやメーカー希望価格、メリットとデメリット、保証内容について紹介します。
目次
ニチコンの蓄電池が欲しい!主な特徴には何がある?
ニチコンの蓄電池が欲しいと思っている方も多いでしょう。
ともなれば、ニチコンの蓄電池にはどのような特徴があるのか気になりますよね。
さっそく、ニチコンの蓄電池の主な特徴を3つ紹介します。
蓄電容量が幅広いので家庭に合った蓄電池を選べる
ニチコンの蓄電池は、蓄電容量が幅広いので家庭に合った蓄電池を選べるという特徴があります。
具体的には、ニチコンの蓄電池の蓄電容量は4.0〜16.6kWhと非常に幅広いです。
大容量の蓄電池は停電時に助かりますが、初期費用が高いというデメリットがあります。
一方、小容量の蓄電池は初期費用が安く済みますが、停電時にはあまり大きな強みになりません。
しかし、どれくらいの蓄電容量の蓄電池が最適なのかは家庭によって異なります。
つまり、蓄電容量が幅広いニチコンの蓄電池は、多くの家庭が選びやすい商品展開ということです。
トライブリッド蓄電システムを採用している
ニチコンの蓄電池は、業界でも珍しくトライブリッド蓄電システムを採用しています。
トライブリッド蓄電システムという名は、あまり聞きなれませんよね。
どういうシステムなのかというと、蓄電池と太陽光発電と電気自動車の3つを連携させるシステムになります。
昨今、電気自動車の普及率が年々上がっていますし、ガソリン価格の高騰から電気自動車への移行を考え始めた家庭も多いでしょう。
こういう場合に大きく役立つのがトライブリッド蓄電システムです。
AI(人工知能)機能が搭載されている
ニチコンの蓄電池は、AI(人工知能)機能が搭載されています。
AIが搭載されていることで、自分で管理をしなくても簡単に節約が可能。
たとえば、翌日の天気をAIが自動で予測して、深夜に行う蓄電池の充電量を決めてくれるシステムなどが入っています。
とても便利な機能ですよね。
ニチコンの蓄電池の商品ラインナップは?メーカー希望価格も紹介!
続いて、ニチコンの蓄電池の商品ラインナップやメーカー希望価格を紹介します。
ニチコンの蓄電池の商品ラインナップ
ニチコンの蓄電池の商品ラインナップを紹介します。
以下の表は、トライブリッド蓄電池システムの商品ラインナップです。
トライブリッド蓄電システム | 蓄電容量(kWh) |
ESS-T3シリーズ | 4.9 7.4 9.9 14.9 |
ESS-T2シリーズ | 4.0 8.0 |
ESS-T1シリーズ | 4.0 8.0 |
以下は、太陽光発電と同時に蓄電池を購入する方向けのハイブリッド型蓄電池の商品ラインナップです。
ハイブリッド型蓄電池 | 蓄電容量(kWh) |
ESS-T3シリーズ | 4.9 7.4 9.9 14.9 |
ESS-H2シリーズ | 12.0 |
以下は、既に太陽光発電が設置されていて、今回新たに蓄電池を増設する家庭向けの単機能型蓄電池の商品ラインナップです。
単機能型蓄電池 | 蓄電容量(kWh) |
ESS-U4X1 | 16.6 |
ESS-U4M1 | 11.1 |
ESS-U2X1 | 16.6 |
ESS-U2Mシリーズ | 11.1 |
ESS-U2Lシリーズ | 12.0 |
ESS-U3S1 | 4.1 |
ESS-U3S1J | 4.1 |
トライブリッド蓄電システムやハイブリッド型蓄電池は、1つの型番の蓄電容量が豊富であることが分かります。
一方、単機能型蓄電池は、販売されている蓄電池の種類が非常に多いので、各性能などをしっかり確かめてから購入する製品を選ぶと良いでしょう。
ニチコンの蓄電池のメーカー希望価格
続いて、ニチコンの蓄電池のメーカー希望価格を紹介します。
トライブリッド蓄電システムは、全ての必要部材を揃えるとなると600万円程度かかるようです。
ハイブリッド型蓄電池は400万円前後、単機能型蓄電池は100〜450万円前後で販売されています。
とても高額な商品のため、補助金制度を利用するなどしてお得に購入できると良いでしょう。
ニチコンの蓄電池!メリット&デメリットや保証内容の充実度は?
最後に、ニチコンの蓄電池のメリットやデメリット、保証内容の充実度を紹介します。
ニチコンの蓄電池の主なメリット
ニチコンの蓄電池の主なメリットは、以下の通りです。
- 大容量の蓄電池を選ぶことができる
- 稼働モードを選択できる
ニチコンは、既述の通り大容量モデルが非常に多いです。
したがって、停電時の備えとして大容量蓄電池を検討している家庭にとっては選択肢が非常に多く、安心できることでしょう。
また、稼働モードを選択できるのも嬉しい特徴。
具体的には「経済モード」と「グリーンモード」の2種類からモード選択ができます。
経済モードは売電優先、グリーンモードは自家消費優先のモードです。
モードは、室内にあるリモコンで簡単に切り替え操作ができるので、とても便利ですよね。
ニチコンの蓄電池の主なデメリット
ニチコンの蓄電池の主なデメリットは、以下の通りです。
- 初期費用を回収するのに時間がかかる(回収できない可能性も)
- 大容量タイプは設置場所の確保が必要
前章で解説した通り、ニチコンの蓄電池は初期費用が割高です。
したがって、初期費用を回収するまでに時間がかかってしまうデメリットがあります。
最悪の場合は、初期費用を回収できない可能性も頭に入れておく必要があるでしょう。
つまり、ニチコンの蓄電池は、大容量ゆえに停電時に安心できるといった、停電時の安心を求める方のみ購入をおすすめします。
また、ニチコンの蓄電池は容量が大きいものが主流なため、設置場所の確保が必要です。
つまり、狭小住宅の場合は、設置ができない可能性も。
必要な蓄電容量を求めるのは良いですが、蓄電容量を求めるあまり設置場所の確保ができなくては元も子もありません。
家庭のサイズ感に見合ったニチコンの蓄電池を購入できると良いですね。
ニチコンの蓄電池の主な保証内容
ニチコンの蓄電池の主な保証内容は、メーカー保証10年と災害補償10年になります。
メーカー保証に関しては、有償で5年間の延長が可能です。
また、他メーカーであまり耳にしない災害補償が無料で受けられるのはニチコンの強み。
主に以下のような自然災害で、補償を受けることが可能です。
- 火災
- 落雷
- 風害
- ひょう災
- 雪災
- 爆発
- 破裂
- 水災
天災の規模が大きくなっている昨今、災害補償が10年も無料で受けられるのはとても有難いといえるでしょう。
ニチコンの蓄電池は高性能!停電時の備えなら迷わずニチコン蓄電池を!
今回の記事では、ニチコンの蓄電池の性能や価格帯、保証内容について解説しました。
蓄電容量が豊富なニチコンの蓄電池。
家庭に合った蓄電容量の蓄電池を選べるのは嬉しいですよね。
しかし、他メーカーよりも初期費用が大きくかかるデメリットがあるため、初期費用の回収に関しては諦める必要があるかもしれません。
とはいえ、大容量だからこそ停電時の備えとしては大きく役立ちます。
「初期費用の回収を諦めてでも停電時の備えを!」と思っている方は、ぜひニチコンの蓄電池の購入を前向きに検討してみてください。
リノベステーションでは多くのメーカーの蓄電池や太陽光発電を取り扱っております。
手続きが面倒な補助金申請も代行しておりますので、お気軽にお問い合わせください。
無料お見積もりも承っております。見積もり依頼はこちら。
IHやエコキュートのお取り扱いもございます。
この記事の監修者
『お客様に寄り添うこと』をモットーに日々の業務に取り組んでおります。
太陽光発電の活用方法や蓄電池の導入などのご相談は年間2000件以上頂いており、真摯に問題解決に取り組んできました。
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